2011/12/09 栗岡学園:学校合同鑑賞会

2011年12月9日(金)14:40~16:00
栗岡学園講堂 奈良県生駒市俵口450
対象:阪奈中央看護専門学校学生、四条畷看護専門学校学生、その他関係者


演奏者の声

阪奈中央看護専門学校、四条畷看護専門学校の学生の皆様

 本日はお忙しい中、左手楽曲の世界に耳を傾けて下さり、ありがとうございました。私にとってはどの作品も宝物のように大切な楽曲です。これらの楽曲に出会った時の喜びを忘れる事なく、その希望を必要とする人達に、音楽を届けられればという思いで活動をしています。

 皆様も看護学校を卒業後は、医療現場で働かれる事と思います。私も留学中にドイツの医療スタッフの方々に随分とお世話になりました。その時にかけてくれた言葉であったり、行動であったり、とても多くの勇気をいただきました。将来、皆様もそういった勇気を与えられる素晴らしい看護師になられることと思います。

 今は試験等を控え、とても忙しい時期だと聞いています。気分転換をかねて音楽の世界に身を委ねるのも良いことだと思います。

 またどこかの演奏会場で皆様にお会いできる事を楽しみにしています。

智内威雄(2011年12月9日)


生徒さん達の声

[accordion title=”»四條畷看護専門学校看護学科1年”]
»38人:感想文を拡大して見る


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[accordion title=”»四條畷看護専門学校看護学科2年”]
»28人:感想文を拡大して見る


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[accordion title=”»阪奈中央看護専門学校看護学科1年”]
»29人:感想文を拡大して見る


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[accordion title=”»阪奈中央看護専門学校看護学科2年”]
»29人:感想文を拡大して見る


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[accordion title=”»阪奈中央看護専門学校看護学科3年”]
»37人:感想文を拡大して見る


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[accordion title=”»阪奈中央看護専門学校准看護科1年”]
»36人:感想文を拡大して見る


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[accordion title=”»阪奈中央看護専門学校准看護科2年”]
»感想文を拡大して見る


[/accordion]

2011/11/28 愛媛県 西予市立野村小学校

愛媛県 西予市立野村小学校
2011年11月28日(月)「学校コンサート」

対象野村小学校の生徒
〒797-1212 愛媛県西予市野村町野村11-43-1


演奏者の声

野村小学校、惣川小学校の皆様

 皆さんにお会いできて、とても嬉しかったです。

 今日はリラックスできる音楽の聴き方を中心に、お話と演奏をさせて頂きました。初めてクラシックの演奏を聴いた生徒さんも、多くいたのではないでしょうか。日頃からクラシック音楽に慣れ親しむのは、現代ではなかなか難しいと思われますが、全く知らない経験をしたり、それに対する疑問や驚きを感じる事はとても大切な事だと思います。

 これからも新しい友だちや先生との出会いなど、様々な環境の変化が皆さんを待っています。私も小学校から中学校に進学する時、高校に進学する時、そして学生生活の中でも沢山の思い出があります。今日の体育館でのコンサートが、皆さんの沢山の思い出の中の1ページとして加わってくれたら嬉しいです。思い出した時にクラシック音楽・左手の音楽を聴いてみて下さい。何か新たな発見があるかもしれません。

 またどこかでお会いできることを楽しみにしています。

智内威雄(11月28日)


生徒の声

» 小学1年生40人:感想文を拡大して見る


» 小学2年生42人:感想文を拡大して見る

» 小学3年生32人:感想文を拡大して見る


» 小学4年生41人:感想文を拡大して見る


» 小学5年生34人:感想文を拡大して見る


» 小学6年生37人:感想文を拡大して見る


» 保護者7人、惣川小学校3人:感想文を拡大して見る



2011/11/19 横浜市 戸塚柏桜荘

老人福祉センター横浜市戸塚柏桜荘
日時:2011年11月19日(土)14:10開演
対象:施設の関係者、そのご家族、戸塚近隣の地元の方



演奏者の声

足元の悪い中お越しくださいましてありがとうございました。今日は雨風共に強く大変な天候でした。

私も戸塚駅を降りてから、その風雨の激しさに驚いたのですが、逆に柏桜荘の施設に入った時の温かさが印象的でした。今年で3回目でしょうか。毎回楽しく演奏をさせて頂いています。

これからも皆様に「左手の音楽」の魅力を届けられるように工夫をしていきたいと思います。また来年お会い出来る事を楽しみにしています。

智内威雄(2011年11月19日)


会場の声

●毎日介護に追われて、心のプレゼントを頂きました。今日は母に優しく出来ます。ありがとうございました。柏桜荘の所長さんのお勧めで伺う事ができ、本当に良かったです。次回も楽しみに致しております。

●とてもきれいでした。ピアノも話しも姿も、何も非を言うものはありません。すべてが素敵です。希望を感じます。大成されると思います。弱者は私を含めてたくさんおられると思います。感動、そこから、生きる力をいただけます。ありがとうございました。60代女性

●演奏者と客席との会話があり身近に感じる。解説していただけるので背景が分かり、聴く方も作曲家の意図に近づくような気がする。音楽だけでなく好青年に好感を持ちました。雨の中どうしようかと思いましたが、出て来て良かった!!演奏も勿論すばらしい!!「音を楽しめば良い」良いお言葉でした。70代女性

●とても素敵な時間でした。胸がスウーとした気持になりました。60代女性

●今回は静かな曲が多く、心に響くピアノでした。心静かなひととき、ありがとうございました。60代女性

●今日もありがとうございました。海辺の雪、宮城の大川小学校のグラウンドを想い浮かべて聞いておりました。祈りです。60代

2011/11/11 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

 border=2011年11月11日(金)
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 小ホール、
主催:大津おやこ劇場

●第一部:ちびっこのためのプチ・コンサート
朗読:あおちゃんときいろちゃん
●第二部:左手のピアニスト・智内威雄
朗読:ビロードのうさぎ


演奏者の声
大津おやこ劇場の例会にて演奏をさせていただきました。一般の方にも公開された演奏会形式をとり、一部は小さな子ども達の為のコンサートで、二部は子どもから大人を対象としたコンサートとなりました。

各コンサートともに絵本を朗読していただき、音楽を合わせるという少し実験的な試みもさせていただきました。両方とも練習の段階から曲選びなど思い出に残る作業でした。特に「ビロードのうさぎ」は心にしみ入る物語で、本番中も朗読をしていただいている間、色々な事に思いを巡らせながらピアノの前に座っていました。

いつか大人になった子ども達が「ビロードのうさぎ」を再び聞いた時、彼らはまた違った思いを抱くかもしれませんね。

最後になりましたが、大津おやこ劇場の皆様をはじめ、朗読の池上様、スタッフの方々には大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

またどこかでお会い出来る日を楽しみにしています。

智内威雄(2011年11月13日)


会場の声(以下1部プチコンサート)

●スゴかった。6歳男の子

●8歳の息子がピアノをしているのですが、いい刺激になったと思います。ありがとうございました。30代男性

●あんなにむずかしいきょくを左手でひけるのがとてもすごいうまかったです。ありがとうございました。8歳男の子

会場の声(以下2部コンサート)

●わたしもピアノをならっていましたが(両手で)、そこまでひけませんでした。だけど左手だけであんなにひけるなんてびっくりしました。早おくりして見てるみたいでした。さいごのきょくが一番すきなきょくでした。プレゼントよろこんでくれてありがとう。10歳

●左手だけでピアノを弾いているとは思えない程で感動しました。これからもがんばって下さい。30代女性

●とても良かった。70代男性

●目を閉じて聴くと、左手一本で演奏しているとは思えませんでした。40代女性

●きれいなえんそうでした。7歳女の子

●美しいピアノの音色に心があらわれる様な気持ちになりました。左手だけの演奏とは思えないくらい美しい演奏でした。一音一音に智内さんのお人柄があらわれる様で感動しました。困難を克服しての演奏、私達にはとても真似できませんが、だからこそ出せる美しい音色だと思いました。本当にありがとうございました。40代

●ありがとうございました。音の世界にひきこまれ、別世界に漂いました。40代

●1976年のお生まれなんですね!同じ年です。とても素晴らしかったです。左手だけで弾いてらっしゃるとはとても思えませんでした。迫力もすごかったです。両手を使わなくてもこのような素晴しい演奏ができるなんてびっくりしました。あたたかいひとときを過ごさせていただき、ありがとうございました。30代

●本日はすばらしい演奏をありがとうございました。聴いたことのない曲ばかりでしたが、とてもステキな曲ばかりでした。左手だけの演奏ははじめて聴いたのですが、左手だけで弾いているとは思えないほどの迫力がありました。YouTubeなどにも投稿されていると聞いたので、また見たいと思います。また聴く機会があれば聴きたいです。10代女性

●まるで一本の映画を見ているようでした。あまりにも優しい音色、力強い音色、本当に良かったです。お体ご自愛してください。そしてすてきな演奏を続けてください。30代女性

●左手のピアニストの存在を初めて知りました。右手が使えない!と絶望してしまうのではなく、左手の世界を広げていく活動を精力的にされているなんて本当にすばらしい。目をつぶって聴いていると左手だけで演奏しているとは思えませんでした。トークもユーモアがあってすてき。これからのますますのご活躍をお祈りしています。40代女性



●第一部:
「ちびっこのためのプチ・コンサート」
時間:17:00開演(16:45開場)17:30終演
対象:(4歳以下)※0歳児から入場可 
入場料:入場料900円、おやこ劇場会員無料

●第二部:
「左手のピアニスト・智内威雄」 
時間:19:00開演(18:30開場)
対象:4歳未満入場不可
入場料:前売3000円、当日3200円、おやこ劇場会員無料、託児有り1000円(事前申し込み要)

●申し込み方法

びわ湖ホールチケットセンター 077-523-7136
チケット取り扱い

大津おやこ劇場
チケット取り扱い・託児申し込み・その他お問い合わせ
e-mail otuoyako@yahoo.co.jp
Tel&Fax 077-525-4578(火・木・金 10:00~14:00)
大津市浜大津4-1-1 大津市市民活動センター内

2011/10/22 静岡県富士市

2011年10月22日(土)
静岡県富士市 ハウスゾンネンシャイン音楽堂
一部:子供たちへの公開リハーサル
二部:コンサート



【演奏者の声】

会場の扉を開けた瞬間に、その気配に驚きました。

ヨーロッパの教会の特有の空気感があり。5メートルはあろうかと思われる天井高からくる音の響きがあり、教会の椅子のような座席、最大50人収容ぐらいのこじんまりした良い空間がありました。留学時代に見たヨーロッパの音楽環境がそこにありました。素晴らし演奏空間でした。

演奏家にり、響きというものは、鳥にとっての風のようなもので、その風にのることが出来たときに音楽と一体となれる幸せを感じられます。

とても良い経験でした。ありがとうございます。
また戻って来られる日を楽しみにしています。

智内威雄(2011年10月23日)


【会場の声】2011/10/22ハウスゾンネンシャイン音楽堂(静岡県富士市)

●今日をとても楽しみにしておりました。今まで左手のみの演奏は聞いた事がなかったので、興味がありました。実際に聞いてみて、とても驚きました。力強さと迫力がありました。目を閉じると両手で弾いている音楽と区別がつかないと思いました。右手が病気になってしまって、もし自分だったら左手だけで・・・とは考えられないかもしれません。智内さんのように前向きに色々な方法を考えて、これから私もがんばらなければと思いました。30代女性

●富士子ども劇場というところから来ました。私個人としては昨年東京のオリンピックセンターで先生のお話を聞き、ぜひ一度聞かせて欲しいと思っていました。今回のコンサートでは色々なことを思いながら聞いていました。両手、左手関係なく音色、曲調、すべては聞く人の感性に委ねられているなと思いました。先生の音楽もまた、先生の感性そのままだと感じました。今日はとてもいい気分で眠れそうです。ありがとうございました。50代女性

●どの曲も一音一音絵の様に色を感じるようなすばらしい演奏でした。「海辺の雪」初めの音が重なっていく所が好きでした。40代女性

●音が心と体に染みてきました。とても心に響く演奏でした。先生の「左手のアーカイブ」活動すばらしいですね。プログラム最後の曲スクリャービン「前奏曲と夜想曲」は先生が嬉しかったとおっしゃっていた意味がわかりました。魂に届きました。先生にお会いできよかったです。ありがとうございました。40代女性

●目を閉じて聞いていると音が降ってくる様な感覚になりました。とても力強く、音を大事にして、演奏されているのだと思います。50代女性

●今回はバロックの時代から現代まで素晴しい演奏をありがとうございました。とても片手で弾いているとは思えない音の響きと躍動感を感じました。また話す声も素敵でした。40代男性

●素敵な演奏とお話をありがとうございました。ドイツのお話楽しかったです。ハウスゾンネンシャイン音楽堂で先生の演奏が聴けて良かったです。とても力強く、激しい曲のあとはアヴェマリアの優しく静かな響きに安らぎを感じました。8歳の娘はその次の曲の時、目をつぶって聞いていたら、鳥が羽をひろげて飛んでいるようだったと言っていました。貴重な体験をありがとうございました。40代女性

●会場の響きに先生の魂が広がるようでした。ありがとうございます。ペダルの使い方と休符の使い方がとても勉強になりました。また出演よろしくお願いします。50代女性

●素晴しい演奏・音楽をありがとうございました。左手だけの演奏を聞いたのは初めてですが、感動しました。どんなアクシデントにもくじけないその精神力は私達も見習うべきであり、「継続は金なり」という格言もこれほど身近に感じたことは大変有意義であり、私も残り少ない人生をもっともっと努力して生きるべきであり、多いに反省させられました。70代男性

●「左手のピアニスト」という肩書きがついてまわるのが勿体ない!と思いました。音楽堂いっぱいに響くピアノの音に酔いしれました。CD楽しみに聞かせて頂きます。30代

●以前TVで左手のみで奏でるピアノの演奏のことを特集しているのを見ました。戦争で負傷したピアニストのために編曲や作曲されたのが始まりと紹介されていたように記憶しております。今日初めて生で演奏を聞かせていただきました。低音がずしりと胸にひびくような、これまで聴いたピアノとは違う響きに心をうたれました。もっと多くの方に知っていただきたい。今日CDも購入しましたので、さっそく聞いてみるのが楽しみです。また一つ音楽の新しい魅力を見つけられた演奏会でした。40代

●本日は素晴しい演奏をありがとうございました。やさしい音楽、迫力ある音楽が聴けて充実したひと時を過ごす事が出来ました。音が躍動している様に感じられ感動しました。またぜひ聴く機会があればと思います。これからも頑張って下さい。40代男性

●想像以上の力強い演奏に感激しました。また、左手だけとは思えない繊細な所にも。失礼ながら、始まる前は眠そうに頭をもたげていた娘も演奏が始まると同時に起き上がり、じっと耳をかたむけている様子でした。30代

2011/10/21 愛知県豊橋ホームコンサート

2011年10月21日(金)
豊橋ホームコンサート

演奏者の声

会場にお越しくださいましてありがとうございます。

今日は、昨日に続き2回目の演奏となります。昨日は音楽ホールでしたが、今日は演奏後に和食を楽しむというリラックスした空間での演奏となりました。

毎回不思議に思うのですが、ピアノは生き物のような楽器でして、演奏されていないと徐々に音も小さくなり、独り言のような音になっていってしまうのですが、逆に演奏され慣れてくると、段々と表現の幅が広がっていきます。前半より後半の方がピアノの鳴りも安定していたという感想も多く頂きました。

色々な楽器との出会いはいつも楽しみです。次回の豊橋でのコンサートは、2012年1月22日のコンサートホールでの演奏会となります。詳細はこちら>>にてお知らせいたします。またお会い出来る事を楽しみにしています。

智内威雄(2011年10月21日)


会場の声

●清らかな美しくそして力強い音が次々出てきて感動しました。外見から受ける、何とも言えない清潔感、おだやかな雰囲気もたまらなく素晴らしかったです。ものすごく努力をされたことと思いますが、そんな苦労を見せないところも、又カッコいいと思いました。70代女性

●左手の 音の間も聞く 秋夕べ 閑や心に響く 秋の指 70代女性

●力強い演奏に感動致しました。60代女性

●右手もあるかのようにひかれていて、とても感動しました。私はエレクトーンをならったことがありますが、エレクトーンは音の強弱を設定するとできるのですが、ピアノは自分の力で行うのですよね。(よく知らず書いていてすみません。シロウトがすいません。)片手で主旋律と伴奏がよく弾き分けられ聞きほれていました。ありがとうございました。30代女性

●初めてのピアノ演奏会でしたが大変良かったです。これからもお体を大切に楽しい演奏を続けて下さい。70代女性

●生の演奏近くで聞く機会を与えてくださり、感動しました。心の音楽、機会がありましたらまた体験したいと思います。70代男性

●友達に誘われて来ました。力強い曲が多かったですね。顔はやさしい感じですが。60代女性

●演奏や曲は良いのですが、楽器の状態が・・・。60代男性

●左手だけの演奏なのに、やさしく、力強く、響いて来ました。コンサートは本当にすばらしいと思います。60代女性

●生のピアノ演奏でとても心地良い時間を過ごす事が出来ました。60代女性

●大変すばらしい演奏でした。左手のみですが、両手で演奏しているように聞こえました。このような演奏会を時々してほしいです。60代男性

●これからも是非演奏をしていただきたいです。私は夜の雰囲気の中で聴かせていただく方が智内さんの音のイメージに合っているような気が致します。魂の音が響いて心に染みました。背中の色気が素晴しい!音だけでなく智内さんのお人柄がにじみ出て全体的に心に感じ入りました。来年1月22日のフェスティバルを心から楽しみにしています。女性

●とても気持ちよく聴かせていただきました。これからもこんなコンサートがあったらとてもステキだと思います。50代女性

●ハンサムボーイですネ。私の半分の年です。左手のマジックですね。夢の中で聞くようです♪♪♪70代女性

●今日は夕食、これもお寿司とピアノという想像しなかったコンサートに出会いました。少しピアノの状態が残念な状況でしたが、いろいろな曲の紹介をしながら身近なコンサートでした。この身近なコンサートは私のためにという思いで心地よいです。ホールでの音楽と違いますね。ピアニストはしゃべらずに弾かれる方が多いですが、おしゃべりも楽しく聞かせていただきました。50代女性

●もう少し広いホールで聴きたかった。音の広がりがなく残念でした。余韻がなく残念でした。70代男性

●とても左手だけの演奏とは思えない素晴しいメロディーでした。私たちは視覚障がい者の自立を支援するボランティアグループのメンバーです。ぜひ他のメンバーや視覚障がい者にも聞かせてあげたいと思います。50代女性

●ありがとうございました。とても素敵なメロディーでした。中学生の息子とも一緒に聞けるとよいなあと思いました。智内さんの生き方や人生感を今の中学生、高校生、青年と語り合いたいと
(そんな機会を是非!)つくりたいです。ご協力いただけたら嬉しいと思います。30人位で間近で聞くことのできたコンサート、とてもぜいたくな時間で、日々のつかれがとれるいやしの音楽だと思います。これからも素敵な音楽を奏でて下さい。応援しています。40代女性

●ようこそ豊橋へおこし下さいました。名古屋で初めて聞かせていただいてから2回目。この場所とピアノとそして智内さんが初めはしっくりきませんでした。がピアノもすっかり智内さんに”調教”されたようにあたらしい音が生まれて、智内ワールドにいました。この場に皆さんと過ごせたことに感謝します。60代女性

●とても素敵な心に響く演奏を心から楽しませて頂きました。力強く、そして時になめらかな優しい音に包まれた時間は時を忘れるほどでした。特に3番目に演奏された吉松隆氏の作品ロマンス、バラード、アラベスクを聞き入りました。水のしずくから山肌を流れる小川、そして、大空をゆうゆうと飛び回るタカの目から見える眼下に広がる大地、キラキラ輝く星に大宇宙、最後は母なる大地に抱かれ、暖かに眠る。そんなイメージが心に広がりました。とても素敵な時間をありがとうございました。これからも活動を応援させて頂きます。昼・夜を問わず、小規模・大規模どちらでも、また何度でも参加させて頂きたいです。30代女性

●智内威雄さんの演奏を生で聴くのは2回目でした。前回は左手のペダルを活かした演奏技術に圧倒されました。今回は会場の雰囲気もあって、重厚的で和やかな音色が織り成す智内音楽の世界を身近に感じることができました。すばらしい秋のピアノの夕べのひとときに感謝!60代男性

●左手だけの演奏とは思えず、すばらしい演奏でした。ピアノの音が残響というか少し響き過ぎたのが気になりました。ピアノは両手で演奏するものと思っている人が大多数でしょう。左手だけでもすばらしい演奏ができることを一人でも多くの人に気づかせてほしいと思います。60代女性

●片手でも演奏できる事は知っていましたが、今までテレビのみでしたが初めて生演奏を聞かせてもらいました。全ての分野でハンディーのある方が活躍できる世の中は素晴しい事と思います。最初「アーカイブ」の意味が分かりませんでしたが、説明の中でよく分かりました。また片手の苦労や良さなどを話しの中に入れてもらえるともっと理解できると思います。60代男性

●ただ素晴らしさに感動しました。魅力ある演奏に静かに聞かせていただきました。60代男性

●とても素晴しい感性で良かったです。そしてどんどん豊橋にて演奏会をして下さい。ここ以外に近いですが、クラシックホールが有り、スタインウェイが置いて有り、50人収容の専用のホールです。50代

●本当に左手だけで弾いているのか?両手で弾こうと思っても弾けない曲だと思いました。すばらしい!!40代女性

●男の人が弾いているからか、とっても迫力があって、うまく言葉で表すことができないくらいすごいなって思いました。知らない曲ばかりだったけれど良かったです。改めてピアノの良さを知りました♪♪これからもピアノがんばろうって思いました。このような会をできればやってほしいです。10代女の子

2011/09/23 名古屋宗次ホール

●名古屋:宗次ホール

2011年9月23日(金・秋分の日)
スイーツタイムコンサート 13:00開場 13:30開演

詳細>>HP

※曲目変更のお知らせ:
当日はバルトーク、リスト、レーガーの左手作品と、近藤浩平:海辺の祈り、海辺の雪、他を入れたプログラムになります。



演奏後記

今回で3回目となる宗次ホールの公演でした。

コンサートの2日前に、台風の影響から名古屋で100万人以上に避難勧告がでるという非常事態がおきました。母方の実家が名古屋であり、伊勢湾台風の話を昔から聞かされていたのですが、今回の台風では、その話が頭をよぎりました。

幸いな事にコンサート当日は天候に恵まれ清々しい秋晴れの一日でした。
名古屋に演奏を通して戻れる事は、とても嬉しいです。

去年のコンサートから一年が過ぎた事になります。その間にも「左手のアーカイブ」が少しずつ形になり、10月には第4作目のCD完成予定など、演奏家としての方向も徐々に定まってきているような気がします。

この一年の間と言えば、一番大きな事は3月に起きた大震災でしょう。価値観を根底から覆される衝撃が世界に走りました。私たち音楽家の間でも、今までのような姿勢で社会と接していて良いのだろうかと悩む者が多くいます。いろいろと考えさせられます。

今回はこのコンサートから2曲ほど演奏を一般公開させていただきます(近藤浩平さんの作品)。震災に関連した楽曲ですが、この日本的な無の美しさをもつ音楽は、心奪われるような魅力を持っています。繊細なタッチと重厚な音を持ち合わせるスタインウェイのピアノ、音が美しく伸びるホール、響きにゆったりと身を委ね、演奏会の事を思い出していただければ幸いです。

今後とも応援のほど宜しくお願いいたします。

智内威雄(2011年9月23日)

会場の声

●娘がピアノを勉強しているのですが、部活動中に右手薬指を骨折し、しばらく右手でピアノの練習ができなくなりました。発表会を前に左手だけで弾ける曲はないかとYouTubeなどの動画サイトで色々探していました。そんな時、智内さんが演奏するカールライネッケの「左手のためのピアノソナタ」を拝聴しました。その出会いは衝撃的で本当にびっくりし、とても気に入りました。娘もとても気に入り、10月の発表会ではこのソナタの2楽章を弾くことにしました。左手だけで弾く練習は、娘にとっては苦労することも多く、なかなか大変そうです。しかし、すてきな曲になるように日々励んでいます。今日は娘も連れて、とても楽しみにコンサートに来ました。またコンサートを開かれるときは是非左手のためのソナタを演奏してください!どの演奏もとても素敵でひきこまれました。特に娘2人と私が一致して気に入ったのは、スクリャービンの夜想曲でした。ありがとうございました!!40代女性

●とても精神性の高い音楽を聴かせていただきました。音楽は人ですね。心が深く引き込まれたコンサートでした。またの機会を楽しみにしております。30代女性

●6月の演奏会で初めて聴かせて頂きました。音色の豊かさ、広がりを感じ、とてもきれいでした。同じ病を持つピアニストとしてとても共感を覚えました。前回は音楽教室大のホールでしたので、失礼に聞こえるかも知れませんが、それ程響きの豊かさを感じることができませんでしたが、本日のホールは違和感なく、演奏に聴き入る事が出来ました。今日来て良かったです。ありがとうございます。レーガーの「フーガ」はどのようにしたらあの表現ができるのでしょうか?pp(ppp)の響きがとてもきれいでした。「スクリャービン」・・・力強さと繊細さが感じられてとても良かった。右手だけの曲もありますか?50代女性

●すばらしい演奏をありがとうございました。映画「黒いオルフェ」を聞いて青春時代を思い出しました。50代

●宮沢賢治のセロ弾きのゴーシュのお話に出てくるセロの中に入れてもらってゴーシュに演奏してもらい、出てきてみたら病気が治っていた小動物のような気持ちです。智内さんの性格?!が垣間見えるような演奏でした。大胆で男らしい方でしょうか?もう少し細やかで優しいのが個人的には好みですわ。でも力強くてよかったです♪左手のみを使った演奏をなさる事、苦しみを乗り越えて前進して来られた事、私と同じ年・・・ということで興味を持ち、滅多にコンサートに足を運ぶことのない私がのこのこと出向いて参りました。そんなことを語るよりも演奏を聞いて!とお思いかもしれないのですが、私はそういう内面の変わりゆく様、心の力が発揮されて現在に至ったお話を是非聞いてみたいです。来させて頂いてとても良かったです。智内さんが元気でイキイキ、サバサバと活躍されている姿に刺激を受けました。私も元気でイキイキ、サバサバと生きたくなりました。ありがとうございました。益々活躍なさって下さいませ。30代女性

●いつも大変素晴らしい演奏に感激致します。心を洗われるような、魂の浄化されるようなピアノの音、どうするとあの音が出るのでしょう。全くの趣味でピアノを楽しんでいますが、音とは多ければにぎやかというものでもなく、一音の響きが大切なことを学びます。ピアノを弾いておられるというより、ピアノと一体となり、また、思いがそのまま指先からピアノを通して音となり、聴く者に伝わる感じです。ほんとうにほんとうに素晴らしいです。精神生活も音となって現れるのかも知れません。ピアノの練習と共に心も美しく心掛けたいと思います。60代女性

●近藤浩平による2曲。3.11の情景が目に浮かびました。ピアノの余韻がお寺の鐘のような響きに聞こえ、祈りの声を発しているようでした。今日は2階で聞かせていただきました。低音がよく響き、力強さを感じました。暗い中で響きました。70代女性

●正しく弾くということは論外の事として、演奏家それぞれに個性が感じられ、おもしろく思います。貴殿の演奏は一つ一つ音が秀出て踊り出す趣きがあります。Balletではなく、歌舞伎の例えば娘道成寺で女形が乱舞するような。次の宗次ホールでの演奏会を楽しみにしております。60代男性

●素晴しい演奏を聴かせて頂き、どうも有難うございました。ここ迄の御苦労と苦悩を思いながら、一音一音に耳を傾けて居りました。どうぞ今後も御身体を大切に一層の御活躍をお祈り申し上げます。60代女性

●スバラシイ!!私右半身付随ですが、リハを頑張り、真多呂人形を教えています。あなたからパワーをもらったわ!これからもどうぞガンバッテ、スバラシイ人生を!!

●色の彩がとってもくっきりと、そして絡み合った音でした。とても片手だけとは思えなく感動しました。

●全ての曲が良かったです。目をつぶって余韻に浸りながら、時々、目を開けて本当に左手だけかしらと見ていました。60代女性

●左手だけの演奏とはとても思えない程すばらしい演奏でした。海辺の祈り、海辺の雪は感動しました。60代男性

●どの曲も左手だけで弾いているとは思えないほど迫力があってすごいと思いました。スクリャービンの曲とアンコールの曲がとても良かったです。

●私は絵を描きます。今日初めてレーガーの曲を聴きましたが、眼を閉じているとピアノの曲に乗って、次々と様々なエスキースが頭の中に浮かんできました。力強く、又、楽しく、穏やかにと眼の前で見ている様になるので不思議です。50代女性

●初めて演奏聴かせていただきました。片手だけで弾いているとは思えないすばらしい演奏でした。音の厚みや色彩感豊かな演奏に引き込まれ圧倒されました。左手だけでピアノを練習している友人と一緒に聴きに来ましたが、とても励ましをいただきました。女性

会場の音



Music “Snow on the Seashore: In memoriam of the victims of the earthquake and the tsunami” [Op.122]
Composed by Kohei KONDO. [http://koheikondo.com]
Music “Prayer on the Seashore: In memoriam of the victims of the earthquake and the nuclear reactors” [Op.121]
Composed by Kohei KONDO. [http://koheikondo.com]

2011/08/21 茨城 鹿嶋勤労文化会館大ホール

●茨城県鹿嶋市
鹿嶋勤労文化会館大ホール
8月21日 17時開演(16時半開場)

入場料:2000円、高校生以下1500円
問い合わせ:ミュージックプラン ヴィヴァーチェ(小沼)090-2450-5155

※震災や計画停電などで中止や変更になることがあります。ご確認のうえお出かけください。

<震災に関連した初演曲を含むコンサートとなります。>



演奏者の声

鹿嶋勤労文化会館に足をお運びいただき有難うございました。

初めての茨城県での演奏会となりました。このコンサートは震災前に組まれたものでして、スタッフの方々のご尽力により、苦難を乗り越え実現に結びついたコンサートでした。私にとりましても大変思い出に残る会となりました。この場をお借りして御礼申し上げます。

以前から茨城をはじめ、関東の方々から、東北の報道の影に隠れてしまい、被災した悲しみをどこにもっていけば良いのか分からなく辛い、という事を聞いていました。故郷が傷つくという事は、震度の大小など数値だけでは計りえない苦しみなのではと察します。日頃からそうした苦労をされている方々を、日本中が忘れてはいけない事だとも感じます。

クラシック音楽の楽曲にとり、初演をする場所とは、とても重要な意味を持つのですが、今回は鹿嶋でのコンサートという事もあり、震災に関連した2曲を初演させて頂きました。(黒澤健さんと、近藤浩平さんの作品)

この曲達を演奏する度に、鹿嶋のこの演奏会を思い出す事となります。

また皆様のもとに演奏を通して戻って来られる日が来るよう精進して参ります。

智内威雄(2011年8月21日)


会場の声(アンケート掲載)

●”左手だけ”の音楽とはとても思えなかった。映像が音と共に降りてくるような素晴らしい演奏でした。ピアノ自体の演奏の「可能性」を感じさせてくれる一つの「夢」の時間でした。是非また智内さんの演奏を聴きたいです。30代男性

●左手だけとか、両手でとか全く意識の中からは消し去られて、ただただ純粋に音の響きに引き込まれて、音楽の調べに身を委ねて久しぶりにリラックスしている自分に気付きました。私たちは普段「これに関してはこのやり方で、この方法で!」とか「その場合、こうあるべき、~であらねばならない」とか知らず知らずのうちに自分を様々な制約で縛ってそのことに何の疑問に感じずに生きていますが、智内さんの演奏を聴いて、ふとそのたがを外して、あるいは少し枠から外に出て物事を見てみると、もっと伸び伸びと自然体に美しいものをもっと自由な心で真に感じることができるようになるのではないか・・・と感じさせられました。人間は気付かないうちにいろんなものにがんじがらめになって息苦しくなることが多いけれど、智内さんの演奏を通して「大丈夫、肩の力を抜いて、ゆっくり深呼吸して自分らしいリズムで歩いていいんだよ」と言ってもらったような気がしました。「海辺の祈り」「海辺の雪」・・・3/11のあの日、東北の津波に呑み込まれていく、故郷を声もなく歯を喰いしばって丘の上から涙を静かに流しつつ見守り、立ち尽くしていた人々の姿を思い出しました。私の親族も福島出身で新潟に避難していますが、今、改めて静かに被災された方々の心に寄り添い祈りを捧げたいと思います。ありがとうございました。40代女性

●今日は素晴らしい演奏をありがとうございました。千葉県から来ました。私も小2~高1までピアノを習っていて、弾けそうな曲もあったので、嬉しかったです。目を閉じて聞いていると、左手だけとは思えない演奏にびっくりしたり感動したり・・・。私も人生いろいろあり辛かった時にテレビで智内さんの事を知り、ホームページなどを見てから、自分にできることをまずはやってみようと思うようになりました。これからもがんばって下さい。私もがんばります!今日は本当にありがとうございました。40代女性

●片手でも素晴らしい演奏ができることがよく分かりました。右手の分もより多くの鍵盤を弾かなくてはならないので、普通のピアニストの方より大変ではないのかなあと思います。震災から5ヶ月が過ぎ、道路や公共施設も修復されておらず余震も続く中で不安も多いですが、励まされました。ありがとうございました。これからも頑張って下さい。応援しています。40代女性

●とてもきれいなきょくばかりで、両手じゃなくて片手でもじょうずにでき、こんなの、はじめて目にしました。左手のピアニストというからどんなかなぁーと思っていました。私が大好きなきょくばかりで、とてもいいきょくがきけたのでよかったです。またこんなきかいがあったらなあと思っています。わたしも、ちょっと左手でこんなきれいなきょくをひいてみたいです。このひがし日本大しんさいでうちはひがいがなかったですけど、ともだちのうちは、ひがいがとてもあったみたいです。このじしんでひがいをしたり、つなみにあったりして、なくなった人がいる中で、このチャリティーコンサートをひらいてくれ、元気になった人がきっといると思います。こんど、できたらまた、コンサートをひらいてもらいたいです。8歳女の子

●大阪から嫁に来て30年。こちらの地でのコンサートなどの少なさに淋しく思っております。今日は友人に誘われて参りました。とても心豊かになりました。曲を聞きながらイメージを拡げ、また想いを深める事が出来ました。左手の楽曲の素晴らしさ、智内さんの人柄、努力なさったのだろうなーとの思い、さまざまに感じ、とても心に残る2時間でした。ありがとうございます。感謝。50代女性

●姉に誘われて初めてピアノコンサートに来ました。クラシックコンサートが私に理解できるのか不安でしたが、楽しむことができました。初めてのクラシックコンサートが智内さんでラッキーでした。ありがとうございます。これからも頑張って下さい。30代女性

●左手だけですごかったです。じょうずでした!!ピアノ大好き!!8歳女の子

●久しぶりにピアノのコンサートを聞きました。左手だけの演奏、とても素晴らしかったです。心が癒されました。震災以降、追われるように時を過ごしてきましたが、今夜はゆったりとした至福の時間を過ごせたような気がします。これからもお身体を大切になさって、ますますご活躍なされることを祈っております。50代女性

●力強い演奏で心が弾むように感じました。とても印象的な思いがしています。これからの生活の励みになると感じました。60代

●素敵な演奏を聴かせて頂きありがとうございました。以前、東京にて聴かせていただいており、私の出身地である鹿嶋でも演奏をして下さることを知り、本日は来訪させていただきました。2度目の拝聴になりますが、力強く、美しい音色にはいつも感動致します。今后のご活躍にご期待申し上げております。30代女性

●ありがとうございました。現在東京在中ですが、茨城出身です。都内と違いゆったりとリラックスして聴かせて頂きました。毎回シューベルトのAvemaria涙が出てしまいます。スクリャービン本当に本当に大好きです。11月(3日間)の東京での講座を楽しみにしています。40代女性

●笑顔がステキで演奏は爽やか。ピアノの新しい世界が聴けて楽しかったです。音もとても綺麗。迫力もあり優しさも感じました。40代女性

●大変素晴らしい演奏を有難うございました。とても片手で弾いているとは思えない演奏で感銘しました。楽しいトークを交えての演奏で大変楽しむことができ、もう少し聴いていたい、そんな気持ちになりました。幸せな時間を有難うございました。30代女性

●初めて片腕の演奏を聞きました。左手でどうやって?と思っていましたが、目を閉じるとまるで両手で弾いているようでした。小学校3年の娘と来ましたが、初めて最後まで寝ないで聞いていました。親子共々感激致しました。ありがとうございました。これからも素晴らしい演奏を聞かせて下さい。

●智内さん、本日は本当にありがとうございました。素晴らしい演奏でこの鹿嶋の地で多くの方々をはげまして下さいました。心に響く、心の祈りを一人一人の方が感じて下さったように思われます。この思いを更に広めたていきたく思います。智内さん、これからも私達にすばらしい演奏をお聞かせ下さい。ありがとうございました。沢山の曲をありがとうございました。”智内さんに栄あれ”60代女性

●久しぶりのコンサート、とても楽しかったです。ピアノの音色に心が温かくなりました。私も音楽に関わる仕事をしております。人の心に響く音楽を聴くことができ感動しています。これから今日の事を忘れず、自分も少しでも人に感動を伝えられるような仕事をしていきたいと思っています。ありがとうございました。30代女性

●智内さんのことは報道で知ってはおりました。まさか、生で演奏が聞けるとは思ってもいなかったので、感激です。聞いてみて、本当にすばらしく、ぞくぞくする思いが致しました。左手だけでこんなに素晴らしく人を感動させることができるのですね。両手でひいているのと変わらない気がしました。どうか、これからも、いい曲を沢山ひいて、人々に感動を与えて下さいますように。70代

●大変すばらしい演奏をありがとうございました。要望を言えば日本歌曲なども入れていただいたら幸いです。ポピュラー音楽もよろしく。70代

●今日は鹿嶋まで来て下さり、ほんとうに有難うございました。素晴らしい音色と智内さんの笑顔とユーモアのある語りを楽しませていただきました。右手が使えなくてもこんなにすばらしいと感動しました。一つのことが不可能でも他の分野で努力し、あきらめない大切さを教えていただきました。これからも頑張って多くの人々を励まして下さい。60代女性

●祈り!「ああ、神様なぜ私達人間を苦しめるのですか。」「それはね、他人のいたみが分かるためにそうするんだよ。」演奏中ずっとこの言葉を思っていました。ありがとうございました。70代男性

●素晴らしい演奏をありがとうございました。僕はクラシックやピアノについて詳しくはないのですが、智内さんの演奏が心にしみわたりました。智内さんの演奏に出会えたことで自分ももっと人々の心を動かすことができるような人物になりたいと思いました。これからのご活躍を応援しています!20代男性


●2011年8月22日(月)読売新聞朝刊(茨城版):演奏会後記掲載 >>

左手のピアニスト智内威雄(ちないたけお)さん(35)の東日本大震災復興チャリティーコンサートが21日、鹿嶋市宮中の鹿嶋勤労文化会館で開かれ、苦難を乗り越えた智内さんの美しい演奏が被災地の人たちの心に響いた。

 鹿嶋市内でピアノ教室を主宰する小沼万波さんが昨年末、東京音大の後輩である智内さんの活躍を知り、演奏会を依頼。被災を受け、智内さんの希望でチャリティーコンサートとして開催することになった。

 ほぼ満席の約700人の聴衆を前に、智内さんは難病ジストニアに冒された右手を膝の上に置き、左手で演奏。1曲ごとに曲の解説をするトークライブ形式で、左手で演奏するように編曲されたバッハの平均律第一巻第一番プレリュードやシューベルトの魔王、アヴェ・マリアなどを披露した。震災をテーマにした「海辺の祈り」「海辺の雪」(近藤浩平作曲)もあり、聴衆の中には涙ぐむ人もいた。

 神栖市から来た作沼すい子さん(60)は「片手とは思えないすばらしい演奏。苦難を乗り越えた努力や精神力に心を打たれた」と話していた。

(2011年8月22日 読売新聞)

●2011年8月18日(木)読売新聞朝刊(茨城版):演奏会告知記掲載

希望奏でる左手のピアニスト

 右手を脚の上に置いたまま、左手だけで鍵盤を弾ませ旋律を奏でるピアニストがいる。10年前、留学先のドイツで右手が硬直する病を発症したが、その絶望から立ち上がり、今は関西を拠点に演奏活動を続けている。その音色が、21日、鹿嶋市宮中の鹿嶋勤労文化会館で震災からの復興を目指す被災者の心に届けられる。

左手のピアニストは、大阪府箕面市の智内威雄(ちないたけお)さん(34)。埼玉県蕨市出身で、幼少期からピアノの英才教育を受け、東京音楽大卒業後、ドイツのハノーバー音楽大に留学。数々の国際コンクールで入賞した。

 留学2年目の2001年、智内さんは右手に違和感を覚えた。親指が自由に動かせなくなり、やがて右手の全ての指が内側に丸まった。「ジストニア」と診断された。脳神経の機能異常と考えられ、腕や首、顔などの筋肉が意思とは無関係に硬直する。完治は望みにくい。

 「すっからかんになった。自分の中の芯がなくなった」。ピアノを弾けない喪失感にあえぎ、もう一度、両手で弾けるようになりたいともがいた。その一方で「頑張れば頑張るほど、元の場所にはたどり着けない」と空回りを自覚してもいた。

 2年以上のリハビリ。そんな時に出会ったのが左手だけで弾くピアノ曲の楽譜だ。「片手で弾く曲なんて」。高をくくっていたが、いざ弾いてみると、「楽曲を表現するに至らず、その奥深さに打ち負かされた」。

 その後、負傷や先天性の障害、ジストニアなど、片手のピアニストに用意された曲が多くあることを知った。「障害があってできないことを数えるより、やれることが無数にある」。

 帰国後、阪神大震災のメモリアルコンサートを開いたのを機に関西に拠点を置いた。被災に心を痛め、復興に気をもむ被災者を気遣い、東日本大震災の被災地でもコンサートを精力的に開く計画だ。「何も考えず、音に身を委ね、左手の魅力をゆっくり感じてほしい」。被災地では安らぎのメロディーを奏でたいという。

 シューベルトの「魔王」、ショパンの「別れの曲」などに加え、震災をテーマにした3曲を披露する。午後4時30分開場、5時開演。入場料2000円(高校生以下1500円)。チケット、問い合わせは鹿嶋勤労文化会館((電)0299・83・5911)へ。

(2011年8月18日 読売新聞)

2011/08/20 西宮白鷹禄水苑宮水ホール

●西宮市 白鷹禄水苑 宮水ホール「朗読とピアノ演奏」 8月20日(土)3:30開演(3:00開場) ピアノ:左手のピアニスト・智内威雄 語り:大蔵流狂言方・善竹隆司

前日券:3500円(アカデミー会員:3000円) 当日券:4000円(アカデミー会員:3500円) *アフターコンサートに、出演者を囲んでの「ワンドリンクサービスタイム」がございます。 (全席自由席)お席に限りが御座います。お早めにお申込みください。

お問い合わせ (白鷹禄水苑) Tel:0798-39-0235 Email:ebent@hakutaka-shop.jp



【演奏者の声】

白鷹禄水苑宮水ホールのコンサートにお越しいただき、ありがとうございます。

今回は友人で狂言師の善竹隆司さんとのコラボレーションで、朗読劇仕立ての「怪談」を上演いたしました。狂言に近い発声で朗読をしていただき、会場には主催者の辰馬様の家に伝わる歴史ある衝立、着物、燭台等が配置されました。

狂言と会場と怪談が織り成す空気を妨げぬように、ピアノ演奏では繊細な情景描写を心がけました。いかがでしたでしょうか。

コラボレーションは、一歩間違えると、お互いの個性を打ち消してしまうのですが、今回は台本を工夫したり、祝言性を持たせたりと、非常に充実した舞台となりました。

このような機会を与えていただき感謝しております。こういった試みを通して、これからも音楽の可能性を模索していきたく思います。

また皆様とお会いできることを楽しみにしています。

智内威雄(2011年8月21日)


【会場の声】2011/08/20 西宮白鷹禄水苑宮水ホール(朗読とピアノ)

●ピアノの音も狂言もどちらもすばらしかった。小泉八雲にこのような怪談があったとは驚きです。ピアノと狂言の組み合わせは滅多にないでしょう。会場に対してやや人数が多かったように思います。今後もこういっためずらしい組み合わせで演劇・音楽を楽しませて下さい。

●変わったコラボで夏らしくてよかった。

●楽しみいっぱいの立派な建物でびっくり致しました。又伺いたいと思います。ありがとうございました。

●ピアノの音響など少々懸念されましたが、残響が少々気になった他にはとても満足致しました。雰囲気がとても素晴らしく感激致しました。初めて参加させていただきました。

●智内さんへの質問 ジストニア翻訳本はいつ頃出版されるのでしょうか?楽しみにしています。

●風変わりな怪談ストーリーでした。夏の一夜に面白かったです。江戸の怪談話だったのでしょうか?楽しい時間でした。始まって早々に携帯音の事、キャンディの包みの音、咳をするにもハンカチで口を押さえる事、お互いに気をつけたいものです。素敵な公演を拝聴するために・・・

●ローソクがよかった。酒蔵の雰囲気は効果があった。

●善竹さんの朗読と智内さんのピアノの組み合わせが良かったです。また場所のロケーションがとても合っていたと思います。小泉八雲のこの話をぜひ松江でしたら・・・と思います。

●ピアノの響き、衝立に写るシルエットがより雰囲気を盛り上げて魅せられました。振袖、ススキ、よい雰囲気で100%楽しめました。名前を呼ばれて出てくるまでの間がやや短めで少しあっけなく感じたため、もう少しじらして間をとればもっと後の幸せが際立ったかな?と思いました。

●智内さんの演奏を聴かせて頂き、大変勇気を頂きました!!また智内さんのコンサートを企画して頂きたいです。

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質問への回答

ジストニア友の会のHPより

多くのみなさまから出版要望の声をいただきまして、本当にありがとうございました。㈱音楽之友社からの出版が、ほぼ決定し、現在出版へ向けて詳細を検討中です。みなさまから約300の要望の声をいただき、出版への大きな力となりました。出版が正式に決定しましたら、ホームページでお知らせします。ご協力に心より感謝申し上げます。

平成23年9月 ㈱音楽之友社とNPO法人ジストニア友の会は『musician’s dystonia(音楽家のジストニア)』日本語版の出版契約をしました。

2011/06/11 東大阪喫茶コンサート

●東大阪 喫茶「翠藍」コンサート
2011年6月12日 15:00開演
喫茶 翠藍(すいらん):
東大阪市吉田6-1-12 (近鉄東花園駅下車1分)
連絡先:072-964-3681 ・080-3768-1802満席につき受付終了

東大阪・翠藍でのサロンコンサートも3回目となりました。
当日はあいにくの天候でしたが、足元の悪いなか沢山の方に
ご来場いただき、感謝しています。有難うございました。

今回は予定していました映画音楽の続編ではなく、
近藤浩平さん作曲の「海辺の祈り~震災と原子炉の犠牲者への追悼 」
という311に関係する作品を演奏させていただきました。

被災地に直接音楽を届ける事も大切ですが、言葉にならないような祈り、これらを消し去られない為に、何か抽象的な方法で後世に伝える事も大切であり、それがアーチストが果たすことのできる役目だと思っております。

また近いうちにお会いできることを楽しみにしています。

智内威雄(2011年6月12日)


     

●大変素晴らしい曲を生で大変近くの場所で聞かせていただき感動致しました。東日本大震災や福島の原発事故の曲を聴いている内に「もくとう」をしている感じになってしまいました。又、映画音楽は私が学生時代から結婚するまでの青春時代に全盛であった曲が多く大変楽しむことも出来ました。私もピアノ曲が大好きでクラシックや映画音楽をCDでよく聴いておりますが、やはり生で聴くのとは大違いであらためて感動させていただきました。60代男性

●大変素晴らしい演奏をありがとうございました。今、日本全体が元気がなく大変な時ですが、音楽を通して想いを伝えて下さい。20代男性

●色々な曲調のピアノ演奏が聴けて楽しい時間を過ごせました。今回、初めて左手のみの演奏会に参加して、こんなにも色々な曲が演奏できることを初めて知り、感動しました。また機会があればたくさんの他の曲も聴いてみたいと思います。ありがとうございました。30代女性

●すばらしい午後のひとときでした。ありがとうございました。音楽の持つ力を確信する事ができました。これからも応援しますのでがんばって下さい。

●左手の音楽というものを全く知りませんでしたしクラシックなどもあまり知らないのですが、本当に豊かな時間と演奏をありがとうございました。

●間近にて生演奏を聞かせて頂き感動です。海辺の祈りとても私には悲しく感じました。昼さがりのコンサートひとときいやされまして有難う御ざいます。60代女性

●力強いタッチで元気をもらいました。NHKのコンサートホールよりの2回目です。とてもよかったです。60代女性

●すばらしい演奏をありがとうございました。左手のみとは信じられない力強い音色はおどろきすら感じ、心の底から感動させて頂きました。どうぞこれからのご活躍をお祈り致して居ります。

●東大阪すいらんさんでのコンサート3度目になります。今日も楽しみにしていました。生の演奏はやはり心にひびきます。すてきな日曜の午後のひとときをすごせました。40代女性

●本日は姉に誘われ、初めて聞きに来ました。バッハの曲やパイプオルガンの曲が力強くも優しさがあって良かったです。それと・・・お声がとても良くて、曲の間のMCに優しさが表れていました。ユーモアと気さくな感じが演奏をさらに魅力的にしていると思いました。梅雨の1日ですが、素敵な日曜の午後をありがとうございました。40代女性

●先生の左手がある時は右手として、またある時は左手として、ピアノの上を忙しく動いているのを見て感動しました。私は11年前に左手にジストニアを発症しました。ピアノを弾くどころか日常生活にもさしつかえがある左手をなんとか両手で演奏できる手に戻りたいと、いろんな治療をしてきました。でも、今日の先生の演奏を聴かせていただいて、いつまでも両手で弾くことにこだわっていてはいけないのかもしれないと思いました。50代女性

●初めて智内さんの演奏を生で聴かせて頂きました。バッハの平均律は両手のすべてを片手で弾かれていたのを聴いて、以前弾いていたのを思い出し、また弾いてみたくなりました。力強い演奏あり、繊細な音あり、クラシックから映画音楽まで楽しませていただきました。スクリャービンの曲、素敵でした。片手とは思えない曲の厚みを感じました。これからもますますのご活躍をお祈りいたします。智内さんの笑顔、とてもいいですね。50代女性

●こんにちは!きょう初めて演奏会に参加させていただきました。NHKの朝のニュースで知ることができたのですが、後日翠藍さんでこの演奏会をされるとわかり、この日を楽しみにしておりました。想像していた以上の感動をいただきました。本当にありがとうございました。智内さんを知ることで”左手のための協奏曲”の存在を知りました。これからもお元気でご活躍ください。50代女性

●今回の演奏会がコンサートホールではなく「喫茶 翠藍」で聴くことができてよかったです。ピアノとの距離がとても近い席で、耳でも目でも存分に満喫させて頂きました。30代女性

●楽しいコンサートでした。初めて聴かせていただきました。若さってステキですね。力強く、ダイナミックで勇気をいただきました。海辺の祈りもとてもよかったです。私自身小泉八雲のおはなしがとても好きなのでとても惹かれます。

●今日はステキな演奏をありがとうございました。2度目の翠藍でのコンサートです。この空間ではピアニストの智内さんの息使いを感じながら演奏を聴けるので、どんどん引き込まれていきます。優しさと力強さを感じ、とても素晴らしい時間を過ごすことができました。また楽しみにしています。30代女性

●2回目のコンサートでしたが、智内さんの演奏をきくと、毎日のいそがしさを忘れてしまいました。心の洗たくができました。ありがとうございます。30代男性