2022/04/11 ピアノ演奏法の書籍が発売されました

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音楽の友社から、ピアノ奏法に関する書籍を発売します。私の奏法はリハビリの経験や、左手のピアノ奏法に必要な「脱力」をベースにしており、両手片手を問わずピアノ演奏に必要な効率の良い体の動かし方を解説しています。以前雑誌ムジカノーヴァに連載をしたのをきっかけに、この度書籍として出版する運びとなりました。説明する内容や表現を少し工夫して読みやすい本を目指しました。是非ご覧ください。
「スマート奏法」習得術 チナイ式 無駄なくピアノを操る極意
A5判 ・ 144頁 定価2,200円(本体2,000 円+税10%)

【内容紹介】ドイツ留学中に局所性ジストニアを患い、現在は「左手のピアニスト」として活躍する著者が、身体の力を無駄なくピアノへ伝える方法を伝授する。月刊誌『ムジカノーヴァ』2019年12月号~2021年4月号の連載「なんでピアノを弾くと疲れるの?左手のピアニストが見る正しい奏法」の内容を大幅に改変・再構成しまとめている。身体の使い方に関する「4つのテクニック」と、ピアノの練習に役立つ「4つのヒント」を合わせて「スマート奏法」として紹介しており、ジストニアのリハビリや左手一本での演奏など、さまざまな経験を積んだからこそ編み出すことのできたこの極意を余すところなく習得することができる。ピアノの練習をすると「手や腕が痛くなる」「力んでしまってすぐに疲れる」と悩んでいる方、また、効率のよい練習方法を学びたい方にぜひ手にとってほしい一冊。
 
 
〜その弾き方余計な力は入っていませんか?左手のピアニスト 智内威雄 がジストニアのリハビリメソッドからヒントを得た「スマート」 なピアノ奏法〜

ピアノは、置いてあるだけでは何もしてくれません。人が操らなければ音を奏でられません。私たちが演奏しなければ、人々に音楽は届かないのです。であれば、身体を痛めながら無理をして演奏を続けるよりも、自身の奏法をていねいに見直して快適に演奏するほうがよいのではないでしょうか。だから、私は皆さまに「スマート奏法」を伝えたい。ジストニア発症前の自分のピアノの弾き方や身体の動かし方をゼロベースで見つめ直し、そうして編み出した
この「スマート奏法」が、少しでも皆さまのピアノ人生の役に立つことを願っています。快適に無駄なくピアノを操る極意を、習得してみませんか?

音楽の友社 https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?id=148120
Amazon  https://www.amazon.co.jp/dp/427614812X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_XQMW44EX35R82QH20566