朝日新聞:20日の宝塚の記事が掲載されました

朝日新聞(神戸・阪神版)に記事が掲載されました。
お手元にありましたら、ご覧下さい。


「左手のピアニスト」として活躍する智内威雄(ちないたけお)さんのコンサートが20日、兵庫県宝塚市清荒神1丁目の宝塚ベガ・ホールである。左手だけで奏でるピアノ曲の歴史に触れながら演奏するほか、だれもが知る名曲を左手用に編曲して披露する。

 智内さんは東京音大を卒業後、1999年に渡独。国際コ…
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(http://www.asahi.com/news/intro/OSK201209080164.html?id1=2&id2=cabcajaj )


2012年9月20日(木)
19時〜20時半(18時半開場)

– 兵庫県宝塚ベガホール
– 「第6回:左手のアーカイブコンサート」

– 前売り券:2,500円 ペア券:4,800円 /
当日券:3,000円
– お問い合わせ先:宝塚ファミリー劇場
– 電話番号:0797-87-0628
– メール:info@lefthandpianomusic.org
(去年に引き続き、東日本大震災の被災者の方への招待枠があります。前もってご連絡ください。)

– 予定曲:ゴドフスキ、リパッティ、
編曲楽譜の紹介:
タイスの瞑想曲(マスネ)、
シューマン(トロイメライ)、その他。

宝塚ベガホール : 阪急清荒神駅より徒歩1分 / 0797-84-6192

 

読売新聞:左手のピアニスト瀬川さんオーストリアへ留学

左手のピアニスト、夢のオーストリア留学へ

オーストリア国立音楽大大学院に留学する瀬川泰代さん(広島市中区で)=浜井孝幸撮影
 意思に反して筋肉が収縮、硬直する病気「ジストニア」のため、左手だけで演奏する広島市のピアニスト瀬川泰代さん(24)が、オーストリア国立音楽大大学院に合格した。こうした障害を乗り越え、海外に音楽留学する例は少ないといい、「夢がかなった。音楽でたくさんの人に元気を与えたい」と意気込んでいる。
 瀬川さんは2006年、右手が難治性のジストニアと診断された。ちょうど広島市内の音楽大に進学したばかり。3歳で始めたピアノを一生の仕事にしようと決めていただけに練習にも身が入らなくなった。
 立ち直るきっかけをつかんだのは、4年の進級直前。同じ病気と闘う世界的ピアニスト智内威雄ちないたけおさん(35)(大阪府箕面市)の演奏を聴いた。左手だけで重厚な音を奏でる姿に感動し、指導を受けたいと申し出た。
 留学は高校時代からの夢だった。昨年6月には智内さんが学んだドイツ国立音大を受けたが、失敗。友人らの励ましを受けて再挑戦を決意し、表現力を磨く努力を重ねたという。
 オーストリア国立音大の審査では、バッハの曲をブラームスが左手用に編曲した「シャコンヌ」など3曲を演奏。「落ち着いて臨めた」といい、5日に合格の知らせを受けた。
 瀬川さんは「この1年間、本を読んだり多くの人と知り合ったりして世界を広げてきた。夢をあきらめないでよかった」と話している。智内さんは「同じ病気や障害のある若いピアニストの希望となるような演奏をしてほしい」と祝福した。
(2012年7月7日  読売新聞)