2011/09/23 名古屋宗次ホール

●名古屋:宗次ホール

2011年9月23日(金・秋分の日)
スイーツタイムコンサート 13:00開場 13:30開演

詳細>>HP

※曲目変更のお知らせ:
当日はバルトーク、リスト、レーガーの左手作品と、近藤浩平:海辺の祈り、海辺の雪、他を入れたプログラムになります。



演奏後記

今回で3回目となる宗次ホールの公演でした。

コンサートの2日前に、台風の影響から名古屋で100万人以上に避難勧告がでるという非常事態がおきました。母方の実家が名古屋であり、伊勢湾台風の話を昔から聞かされていたのですが、今回の台風では、その話が頭をよぎりました。

幸いな事にコンサート当日は天候に恵まれ清々しい秋晴れの一日でした。
名古屋に演奏を通して戻れる事は、とても嬉しいです。

去年のコンサートから一年が過ぎた事になります。その間にも「左手のアーカイブ」が少しずつ形になり、10月には第4作目のCD完成予定など、演奏家としての方向も徐々に定まってきているような気がします。

この一年の間と言えば、一番大きな事は3月に起きた大震災でしょう。価値観を根底から覆される衝撃が世界に走りました。私たち音楽家の間でも、今までのような姿勢で社会と接していて良いのだろうかと悩む者が多くいます。いろいろと考えさせられます。

今回はこのコンサートから2曲ほど演奏を一般公開させていただきます(近藤浩平さんの作品)。震災に関連した楽曲ですが、この日本的な無の美しさをもつ音楽は、心奪われるような魅力を持っています。繊細なタッチと重厚な音を持ち合わせるスタインウェイのピアノ、音が美しく伸びるホール、響きにゆったりと身を委ね、演奏会の事を思い出していただければ幸いです。

今後とも応援のほど宜しくお願いいたします。

智内威雄(2011年9月23日)

会場の声

●娘がピアノを勉強しているのですが、部活動中に右手薬指を骨折し、しばらく右手でピアノの練習ができなくなりました。発表会を前に左手だけで弾ける曲はないかとYouTubeなどの動画サイトで色々探していました。そんな時、智内さんが演奏するカールライネッケの「左手のためのピアノソナタ」を拝聴しました。その出会いは衝撃的で本当にびっくりし、とても気に入りました。娘もとても気に入り、10月の発表会ではこのソナタの2楽章を弾くことにしました。左手だけで弾く練習は、娘にとっては苦労することも多く、なかなか大変そうです。しかし、すてきな曲になるように日々励んでいます。今日は娘も連れて、とても楽しみにコンサートに来ました。またコンサートを開かれるときは是非左手のためのソナタを演奏してください!どの演奏もとても素敵でひきこまれました。特に娘2人と私が一致して気に入ったのは、スクリャービンの夜想曲でした。ありがとうございました!!40代女性

●とても精神性の高い音楽を聴かせていただきました。音楽は人ですね。心が深く引き込まれたコンサートでした。またの機会を楽しみにしております。30代女性

●6月の演奏会で初めて聴かせて頂きました。音色の豊かさ、広がりを感じ、とてもきれいでした。同じ病を持つピアニストとしてとても共感を覚えました。前回は音楽教室大のホールでしたので、失礼に聞こえるかも知れませんが、それ程響きの豊かさを感じることができませんでしたが、本日のホールは違和感なく、演奏に聴き入る事が出来ました。今日来て良かったです。ありがとうございます。レーガーの「フーガ」はどのようにしたらあの表現ができるのでしょうか?pp(ppp)の響きがとてもきれいでした。「スクリャービン」・・・力強さと繊細さが感じられてとても良かった。右手だけの曲もありますか?50代女性

●すばらしい演奏をありがとうございました。映画「黒いオルフェ」を聞いて青春時代を思い出しました。50代

●宮沢賢治のセロ弾きのゴーシュのお話に出てくるセロの中に入れてもらってゴーシュに演奏してもらい、出てきてみたら病気が治っていた小動物のような気持ちです。智内さんの性格?!が垣間見えるような演奏でした。大胆で男らしい方でしょうか?もう少し細やかで優しいのが個人的には好みですわ。でも力強くてよかったです♪左手のみを使った演奏をなさる事、苦しみを乗り越えて前進して来られた事、私と同じ年・・・ということで興味を持ち、滅多にコンサートに足を運ぶことのない私がのこのこと出向いて参りました。そんなことを語るよりも演奏を聞いて!とお思いかもしれないのですが、私はそういう内面の変わりゆく様、心の力が発揮されて現在に至ったお話を是非聞いてみたいです。来させて頂いてとても良かったです。智内さんが元気でイキイキ、サバサバと活躍されている姿に刺激を受けました。私も元気でイキイキ、サバサバと生きたくなりました。ありがとうございました。益々活躍なさって下さいませ。30代女性

●いつも大変素晴らしい演奏に感激致します。心を洗われるような、魂の浄化されるようなピアノの音、どうするとあの音が出るのでしょう。全くの趣味でピアノを楽しんでいますが、音とは多ければにぎやかというものでもなく、一音の響きが大切なことを学びます。ピアノを弾いておられるというより、ピアノと一体となり、また、思いがそのまま指先からピアノを通して音となり、聴く者に伝わる感じです。ほんとうにほんとうに素晴らしいです。精神生活も音となって現れるのかも知れません。ピアノの練習と共に心も美しく心掛けたいと思います。60代女性

●近藤浩平による2曲。3.11の情景が目に浮かびました。ピアノの余韻がお寺の鐘のような響きに聞こえ、祈りの声を発しているようでした。今日は2階で聞かせていただきました。低音がよく響き、力強さを感じました。暗い中で響きました。70代女性

●正しく弾くということは論外の事として、演奏家それぞれに個性が感じられ、おもしろく思います。貴殿の演奏は一つ一つ音が秀出て踊り出す趣きがあります。Balletではなく、歌舞伎の例えば娘道成寺で女形が乱舞するような。次の宗次ホールでの演奏会を楽しみにしております。60代男性

●素晴しい演奏を聴かせて頂き、どうも有難うございました。ここ迄の御苦労と苦悩を思いながら、一音一音に耳を傾けて居りました。どうぞ今後も御身体を大切に一層の御活躍をお祈り申し上げます。60代女性

●スバラシイ!!私右半身付随ですが、リハを頑張り、真多呂人形を教えています。あなたからパワーをもらったわ!これからもどうぞガンバッテ、スバラシイ人生を!!

●色の彩がとってもくっきりと、そして絡み合った音でした。とても片手だけとは思えなく感動しました。

●全ての曲が良かったです。目をつぶって余韻に浸りながら、時々、目を開けて本当に左手だけかしらと見ていました。60代女性

●左手だけの演奏とはとても思えない程すばらしい演奏でした。海辺の祈り、海辺の雪は感動しました。60代男性

●どの曲も左手だけで弾いているとは思えないほど迫力があってすごいと思いました。スクリャービンの曲とアンコールの曲がとても良かったです。

●私は絵を描きます。今日初めてレーガーの曲を聴きましたが、眼を閉じているとピアノの曲に乗って、次々と様々なエスキースが頭の中に浮かんできました。力強く、又、楽しく、穏やかにと眼の前で見ている様になるので不思議です。50代女性

●初めて演奏聴かせていただきました。片手だけで弾いているとは思えないすばらしい演奏でした。音の厚みや色彩感豊かな演奏に引き込まれ圧倒されました。左手だけでピアノを練習している友人と一緒に聴きに来ましたが、とても励ましをいただきました。女性

会場の音



Music “Snow on the Seashore: In memoriam of the victims of the earthquake and the tsunami” [Op.122]
Composed by Kohei KONDO. [http://koheikondo.com]
Music “Prayer on the Seashore: In memoriam of the victims of the earthquake and the nuclear reactors” [Op.121]
Composed by Kohei KONDO. [http://koheikondo.com]

2011/08/21 茨城 鹿嶋勤労文化会館大ホール

●茨城県鹿嶋市
鹿嶋勤労文化会館大ホール
8月21日 17時開演(16時半開場)

入場料:2000円、高校生以下1500円
問い合わせ:ミュージックプラン ヴィヴァーチェ(小沼)090-2450-5155

※震災や計画停電などで中止や変更になることがあります。ご確認のうえお出かけください。

<震災に関連した初演曲を含むコンサートとなります。>



演奏者の声

鹿嶋勤労文化会館に足をお運びいただき有難うございました。

初めての茨城県での演奏会となりました。このコンサートは震災前に組まれたものでして、スタッフの方々のご尽力により、苦難を乗り越え実現に結びついたコンサートでした。私にとりましても大変思い出に残る会となりました。この場をお借りして御礼申し上げます。

以前から茨城をはじめ、関東の方々から、東北の報道の影に隠れてしまい、被災した悲しみをどこにもっていけば良いのか分からなく辛い、という事を聞いていました。故郷が傷つくという事は、震度の大小など数値だけでは計りえない苦しみなのではと察します。日頃からそうした苦労をされている方々を、日本中が忘れてはいけない事だとも感じます。

クラシック音楽の楽曲にとり、初演をする場所とは、とても重要な意味を持つのですが、今回は鹿嶋でのコンサートという事もあり、震災に関連した2曲を初演させて頂きました。(黒澤健さんと、近藤浩平さんの作品)

この曲達を演奏する度に、鹿嶋のこの演奏会を思い出す事となります。

また皆様のもとに演奏を通して戻って来られる日が来るよう精進して参ります。

智内威雄(2011年8月21日)


会場の声(アンケート掲載)

●”左手だけ”の音楽とはとても思えなかった。映像が音と共に降りてくるような素晴らしい演奏でした。ピアノ自体の演奏の「可能性」を感じさせてくれる一つの「夢」の時間でした。是非また智内さんの演奏を聴きたいです。30代男性

●左手だけとか、両手でとか全く意識の中からは消し去られて、ただただ純粋に音の響きに引き込まれて、音楽の調べに身を委ねて久しぶりにリラックスしている自分に気付きました。私たちは普段「これに関してはこのやり方で、この方法で!」とか「その場合、こうあるべき、~であらねばならない」とか知らず知らずのうちに自分を様々な制約で縛ってそのことに何の疑問に感じずに生きていますが、智内さんの演奏を聴いて、ふとそのたがを外して、あるいは少し枠から外に出て物事を見てみると、もっと伸び伸びと自然体に美しいものをもっと自由な心で真に感じることができるようになるのではないか・・・と感じさせられました。人間は気付かないうちにいろんなものにがんじがらめになって息苦しくなることが多いけれど、智内さんの演奏を通して「大丈夫、肩の力を抜いて、ゆっくり深呼吸して自分らしいリズムで歩いていいんだよ」と言ってもらったような気がしました。「海辺の祈り」「海辺の雪」・・・3/11のあの日、東北の津波に呑み込まれていく、故郷を声もなく歯を喰いしばって丘の上から涙を静かに流しつつ見守り、立ち尽くしていた人々の姿を思い出しました。私の親族も福島出身で新潟に避難していますが、今、改めて静かに被災された方々の心に寄り添い祈りを捧げたいと思います。ありがとうございました。40代女性

●今日は素晴らしい演奏をありがとうございました。千葉県から来ました。私も小2~高1までピアノを習っていて、弾けそうな曲もあったので、嬉しかったです。目を閉じて聞いていると、左手だけとは思えない演奏にびっくりしたり感動したり・・・。私も人生いろいろあり辛かった時にテレビで智内さんの事を知り、ホームページなどを見てから、自分にできることをまずはやってみようと思うようになりました。これからもがんばって下さい。私もがんばります!今日は本当にありがとうございました。40代女性

●片手でも素晴らしい演奏ができることがよく分かりました。右手の分もより多くの鍵盤を弾かなくてはならないので、普通のピアニストの方より大変ではないのかなあと思います。震災から5ヶ月が過ぎ、道路や公共施設も修復されておらず余震も続く中で不安も多いですが、励まされました。ありがとうございました。これからも頑張って下さい。応援しています。40代女性

●とてもきれいなきょくばかりで、両手じゃなくて片手でもじょうずにでき、こんなの、はじめて目にしました。左手のピアニストというからどんなかなぁーと思っていました。私が大好きなきょくばかりで、とてもいいきょくがきけたのでよかったです。またこんなきかいがあったらなあと思っています。わたしも、ちょっと左手でこんなきれいなきょくをひいてみたいです。このひがし日本大しんさいでうちはひがいがなかったですけど、ともだちのうちは、ひがいがとてもあったみたいです。このじしんでひがいをしたり、つなみにあったりして、なくなった人がいる中で、このチャリティーコンサートをひらいてくれ、元気になった人がきっといると思います。こんど、できたらまた、コンサートをひらいてもらいたいです。8歳女の子

●大阪から嫁に来て30年。こちらの地でのコンサートなどの少なさに淋しく思っております。今日は友人に誘われて参りました。とても心豊かになりました。曲を聞きながらイメージを拡げ、また想いを深める事が出来ました。左手の楽曲の素晴らしさ、智内さんの人柄、努力なさったのだろうなーとの思い、さまざまに感じ、とても心に残る2時間でした。ありがとうございます。感謝。50代女性

●姉に誘われて初めてピアノコンサートに来ました。クラシックコンサートが私に理解できるのか不安でしたが、楽しむことができました。初めてのクラシックコンサートが智内さんでラッキーでした。ありがとうございます。これからも頑張って下さい。30代女性

●左手だけですごかったです。じょうずでした!!ピアノ大好き!!8歳女の子

●久しぶりにピアノのコンサートを聞きました。左手だけの演奏、とても素晴らしかったです。心が癒されました。震災以降、追われるように時を過ごしてきましたが、今夜はゆったりとした至福の時間を過ごせたような気がします。これからもお身体を大切になさって、ますますご活躍なされることを祈っております。50代女性

●力強い演奏で心が弾むように感じました。とても印象的な思いがしています。これからの生活の励みになると感じました。60代

●素敵な演奏を聴かせて頂きありがとうございました。以前、東京にて聴かせていただいており、私の出身地である鹿嶋でも演奏をして下さることを知り、本日は来訪させていただきました。2度目の拝聴になりますが、力強く、美しい音色にはいつも感動致します。今后のご活躍にご期待申し上げております。30代女性

●ありがとうございました。現在東京在中ですが、茨城出身です。都内と違いゆったりとリラックスして聴かせて頂きました。毎回シューベルトのAvemaria涙が出てしまいます。スクリャービン本当に本当に大好きです。11月(3日間)の東京での講座を楽しみにしています。40代女性

●笑顔がステキで演奏は爽やか。ピアノの新しい世界が聴けて楽しかったです。音もとても綺麗。迫力もあり優しさも感じました。40代女性

●大変素晴らしい演奏を有難うございました。とても片手で弾いているとは思えない演奏で感銘しました。楽しいトークを交えての演奏で大変楽しむことができ、もう少し聴いていたい、そんな気持ちになりました。幸せな時間を有難うございました。30代女性

●初めて片腕の演奏を聞きました。左手でどうやって?と思っていましたが、目を閉じるとまるで両手で弾いているようでした。小学校3年の娘と来ましたが、初めて最後まで寝ないで聞いていました。親子共々感激致しました。ありがとうございました。これからも素晴らしい演奏を聞かせて下さい。

●智内さん、本日は本当にありがとうございました。素晴らしい演奏でこの鹿嶋の地で多くの方々をはげまして下さいました。心に響く、心の祈りを一人一人の方が感じて下さったように思われます。この思いを更に広めたていきたく思います。智内さん、これからも私達にすばらしい演奏をお聞かせ下さい。ありがとうございました。沢山の曲をありがとうございました。”智内さんに栄あれ”60代女性

●久しぶりのコンサート、とても楽しかったです。ピアノの音色に心が温かくなりました。私も音楽に関わる仕事をしております。人の心に響く音楽を聴くことができ感動しています。これから今日の事を忘れず、自分も少しでも人に感動を伝えられるような仕事をしていきたいと思っています。ありがとうございました。30代女性

●智内さんのことは報道で知ってはおりました。まさか、生で演奏が聞けるとは思ってもいなかったので、感激です。聞いてみて、本当にすばらしく、ぞくぞくする思いが致しました。左手だけでこんなに素晴らしく人を感動させることができるのですね。両手でひいているのと変わらない気がしました。どうか、これからも、いい曲を沢山ひいて、人々に感動を与えて下さいますように。70代

●大変すばらしい演奏をありがとうございました。要望を言えば日本歌曲なども入れていただいたら幸いです。ポピュラー音楽もよろしく。70代

●今日は鹿嶋まで来て下さり、ほんとうに有難うございました。素晴らしい音色と智内さんの笑顔とユーモアのある語りを楽しませていただきました。右手が使えなくてもこんなにすばらしいと感動しました。一つのことが不可能でも他の分野で努力し、あきらめない大切さを教えていただきました。これからも頑張って多くの人々を励まして下さい。60代女性

●祈り!「ああ、神様なぜ私達人間を苦しめるのですか。」「それはね、他人のいたみが分かるためにそうするんだよ。」演奏中ずっとこの言葉を思っていました。ありがとうございました。70代男性

●素晴らしい演奏をありがとうございました。僕はクラシックやピアノについて詳しくはないのですが、智内さんの演奏が心にしみわたりました。智内さんの演奏に出会えたことで自分ももっと人々の心を動かすことができるような人物になりたいと思いました。これからのご活躍を応援しています!20代男性


●2011年8月22日(月)読売新聞朝刊(茨城版):演奏会後記掲載 >>

左手のピアニスト智内威雄(ちないたけお)さん(35)の東日本大震災復興チャリティーコンサートが21日、鹿嶋市宮中の鹿嶋勤労文化会館で開かれ、苦難を乗り越えた智内さんの美しい演奏が被災地の人たちの心に響いた。

 鹿嶋市内でピアノ教室を主宰する小沼万波さんが昨年末、東京音大の後輩である智内さんの活躍を知り、演奏会を依頼。被災を受け、智内さんの希望でチャリティーコンサートとして開催することになった。

 ほぼ満席の約700人の聴衆を前に、智内さんは難病ジストニアに冒された右手を膝の上に置き、左手で演奏。1曲ごとに曲の解説をするトークライブ形式で、左手で演奏するように編曲されたバッハの平均律第一巻第一番プレリュードやシューベルトの魔王、アヴェ・マリアなどを披露した。震災をテーマにした「海辺の祈り」「海辺の雪」(近藤浩平作曲)もあり、聴衆の中には涙ぐむ人もいた。

 神栖市から来た作沼すい子さん(60)は「片手とは思えないすばらしい演奏。苦難を乗り越えた努力や精神力に心を打たれた」と話していた。

(2011年8月22日 読売新聞)

●2011年8月18日(木)読売新聞朝刊(茨城版):演奏会告知記掲載

希望奏でる左手のピアニスト

 右手を脚の上に置いたまま、左手だけで鍵盤を弾ませ旋律を奏でるピアニストがいる。10年前、留学先のドイツで右手が硬直する病を発症したが、その絶望から立ち上がり、今は関西を拠点に演奏活動を続けている。その音色が、21日、鹿嶋市宮中の鹿嶋勤労文化会館で震災からの復興を目指す被災者の心に届けられる。

左手のピアニストは、大阪府箕面市の智内威雄(ちないたけお)さん(34)。埼玉県蕨市出身で、幼少期からピアノの英才教育を受け、東京音楽大卒業後、ドイツのハノーバー音楽大に留学。数々の国際コンクールで入賞した。

 留学2年目の2001年、智内さんは右手に違和感を覚えた。親指が自由に動かせなくなり、やがて右手の全ての指が内側に丸まった。「ジストニア」と診断された。脳神経の機能異常と考えられ、腕や首、顔などの筋肉が意思とは無関係に硬直する。完治は望みにくい。

 「すっからかんになった。自分の中の芯がなくなった」。ピアノを弾けない喪失感にあえぎ、もう一度、両手で弾けるようになりたいともがいた。その一方で「頑張れば頑張るほど、元の場所にはたどり着けない」と空回りを自覚してもいた。

 2年以上のリハビリ。そんな時に出会ったのが左手だけで弾くピアノ曲の楽譜だ。「片手で弾く曲なんて」。高をくくっていたが、いざ弾いてみると、「楽曲を表現するに至らず、その奥深さに打ち負かされた」。

 その後、負傷や先天性の障害、ジストニアなど、片手のピアニストに用意された曲が多くあることを知った。「障害があってできないことを数えるより、やれることが無数にある」。

 帰国後、阪神大震災のメモリアルコンサートを開いたのを機に関西に拠点を置いた。被災に心を痛め、復興に気をもむ被災者を気遣い、東日本大震災の被災地でもコンサートを精力的に開く計画だ。「何も考えず、音に身を委ね、左手の魅力をゆっくり感じてほしい」。被災地では安らぎのメロディーを奏でたいという。

 シューベルトの「魔王」、ショパンの「別れの曲」などに加え、震災をテーマにした3曲を披露する。午後4時30分開場、5時開演。入場料2000円(高校生以下1500円)。チケット、問い合わせは鹿嶋勤労文化会館((電)0299・83・5911)へ。

(2011年8月18日 読売新聞)

2011/08/20 西宮白鷹禄水苑宮水ホール

●西宮市 白鷹禄水苑 宮水ホール「朗読とピアノ演奏」 8月20日(土)3:30開演(3:00開場) ピアノ:左手のピアニスト・智内威雄 語り:大蔵流狂言方・善竹隆司

前日券:3500円(アカデミー会員:3000円) 当日券:4000円(アカデミー会員:3500円) *アフターコンサートに、出演者を囲んでの「ワンドリンクサービスタイム」がございます。 (全席自由席)お席に限りが御座います。お早めにお申込みください。

お問い合わせ (白鷹禄水苑) Tel:0798-39-0235 Email:ebent@hakutaka-shop.jp



【演奏者の声】

白鷹禄水苑宮水ホールのコンサートにお越しいただき、ありがとうございます。

今回は友人で狂言師の善竹隆司さんとのコラボレーションで、朗読劇仕立ての「怪談」を上演いたしました。狂言に近い発声で朗読をしていただき、会場には主催者の辰馬様の家に伝わる歴史ある衝立、着物、燭台等が配置されました。

狂言と会場と怪談が織り成す空気を妨げぬように、ピアノ演奏では繊細な情景描写を心がけました。いかがでしたでしょうか。

コラボレーションは、一歩間違えると、お互いの個性を打ち消してしまうのですが、今回は台本を工夫したり、祝言性を持たせたりと、非常に充実した舞台となりました。

このような機会を与えていただき感謝しております。こういった試みを通して、これからも音楽の可能性を模索していきたく思います。

また皆様とお会いできることを楽しみにしています。

智内威雄(2011年8月21日)


【会場の声】2011/08/20 西宮白鷹禄水苑宮水ホール(朗読とピアノ)

●ピアノの音も狂言もどちらもすばらしかった。小泉八雲にこのような怪談があったとは驚きです。ピアノと狂言の組み合わせは滅多にないでしょう。会場に対してやや人数が多かったように思います。今後もこういっためずらしい組み合わせで演劇・音楽を楽しませて下さい。

●変わったコラボで夏らしくてよかった。

●楽しみいっぱいの立派な建物でびっくり致しました。又伺いたいと思います。ありがとうございました。

●ピアノの音響など少々懸念されましたが、残響が少々気になった他にはとても満足致しました。雰囲気がとても素晴らしく感激致しました。初めて参加させていただきました。

●智内さんへの質問 ジストニア翻訳本はいつ頃出版されるのでしょうか?楽しみにしています。

●風変わりな怪談ストーリーでした。夏の一夜に面白かったです。江戸の怪談話だったのでしょうか?楽しい時間でした。始まって早々に携帯音の事、キャンディの包みの音、咳をするにもハンカチで口を押さえる事、お互いに気をつけたいものです。素敵な公演を拝聴するために・・・

●ローソクがよかった。酒蔵の雰囲気は効果があった。

●善竹さんの朗読と智内さんのピアノの組み合わせが良かったです。また場所のロケーションがとても合っていたと思います。小泉八雲のこの話をぜひ松江でしたら・・・と思います。

●ピアノの響き、衝立に写るシルエットがより雰囲気を盛り上げて魅せられました。振袖、ススキ、よい雰囲気で100%楽しめました。名前を呼ばれて出てくるまでの間がやや短めで少しあっけなく感じたため、もう少しじらして間をとればもっと後の幸せが際立ったかな?と思いました。

●智内さんの演奏を聴かせて頂き、大変勇気を頂きました!!また智内さんのコンサートを企画して頂きたいです。

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質問への回答

ジストニア友の会のHPより

多くのみなさまから出版要望の声をいただきまして、本当にありがとうございました。㈱音楽之友社からの出版が、ほぼ決定し、現在出版へ向けて詳細を検討中です。みなさまから約300の要望の声をいただき、出版への大きな力となりました。出版が正式に決定しましたら、ホームページでお知らせします。ご協力に心より感謝申し上げます。

平成23年9月 ㈱音楽之友社とNPO法人ジストニア友の会は『musician’s dystonia(音楽家のジストニア)』日本語版の出版契約をしました。

2011/06/11 東大阪喫茶コンサート

●東大阪 喫茶「翠藍」コンサート
2011年6月12日 15:00開演
喫茶 翠藍(すいらん):
東大阪市吉田6-1-12 (近鉄東花園駅下車1分)
連絡先:072-964-3681 ・080-3768-1802満席につき受付終了

東大阪・翠藍でのサロンコンサートも3回目となりました。
当日はあいにくの天候でしたが、足元の悪いなか沢山の方に
ご来場いただき、感謝しています。有難うございました。

今回は予定していました映画音楽の続編ではなく、
近藤浩平さん作曲の「海辺の祈り~震災と原子炉の犠牲者への追悼 」
という311に関係する作品を演奏させていただきました。

被災地に直接音楽を届ける事も大切ですが、言葉にならないような祈り、これらを消し去られない為に、何か抽象的な方法で後世に伝える事も大切であり、それがアーチストが果たすことのできる役目だと思っております。

また近いうちにお会いできることを楽しみにしています。

智内威雄(2011年6月12日)


     

●大変素晴らしい曲を生で大変近くの場所で聞かせていただき感動致しました。東日本大震災や福島の原発事故の曲を聴いている内に「もくとう」をしている感じになってしまいました。又、映画音楽は私が学生時代から結婚するまでの青春時代に全盛であった曲が多く大変楽しむことも出来ました。私もピアノ曲が大好きでクラシックや映画音楽をCDでよく聴いておりますが、やはり生で聴くのとは大違いであらためて感動させていただきました。60代男性

●大変素晴らしい演奏をありがとうございました。今、日本全体が元気がなく大変な時ですが、音楽を通して想いを伝えて下さい。20代男性

●色々な曲調のピアノ演奏が聴けて楽しい時間を過ごせました。今回、初めて左手のみの演奏会に参加して、こんなにも色々な曲が演奏できることを初めて知り、感動しました。また機会があればたくさんの他の曲も聴いてみたいと思います。ありがとうございました。30代女性

●すばらしい午後のひとときでした。ありがとうございました。音楽の持つ力を確信する事ができました。これからも応援しますのでがんばって下さい。

●左手の音楽というものを全く知りませんでしたしクラシックなどもあまり知らないのですが、本当に豊かな時間と演奏をありがとうございました。

●間近にて生演奏を聞かせて頂き感動です。海辺の祈りとても私には悲しく感じました。昼さがりのコンサートひとときいやされまして有難う御ざいます。60代女性

●力強いタッチで元気をもらいました。NHKのコンサートホールよりの2回目です。とてもよかったです。60代女性

●すばらしい演奏をありがとうございました。左手のみとは信じられない力強い音色はおどろきすら感じ、心の底から感動させて頂きました。どうぞこれからのご活躍をお祈り致して居ります。

●東大阪すいらんさんでのコンサート3度目になります。今日も楽しみにしていました。生の演奏はやはり心にひびきます。すてきな日曜の午後のひとときをすごせました。40代女性

●本日は姉に誘われ、初めて聞きに来ました。バッハの曲やパイプオルガンの曲が力強くも優しさがあって良かったです。それと・・・お声がとても良くて、曲の間のMCに優しさが表れていました。ユーモアと気さくな感じが演奏をさらに魅力的にしていると思いました。梅雨の1日ですが、素敵な日曜の午後をありがとうございました。40代女性

●先生の左手がある時は右手として、またある時は左手として、ピアノの上を忙しく動いているのを見て感動しました。私は11年前に左手にジストニアを発症しました。ピアノを弾くどころか日常生活にもさしつかえがある左手をなんとか両手で演奏できる手に戻りたいと、いろんな治療をしてきました。でも、今日の先生の演奏を聴かせていただいて、いつまでも両手で弾くことにこだわっていてはいけないのかもしれないと思いました。50代女性

●初めて智内さんの演奏を生で聴かせて頂きました。バッハの平均律は両手のすべてを片手で弾かれていたのを聴いて、以前弾いていたのを思い出し、また弾いてみたくなりました。力強い演奏あり、繊細な音あり、クラシックから映画音楽まで楽しませていただきました。スクリャービンの曲、素敵でした。片手とは思えない曲の厚みを感じました。これからもますますのご活躍をお祈りいたします。智内さんの笑顔、とてもいいですね。50代女性

●こんにちは!きょう初めて演奏会に参加させていただきました。NHKの朝のニュースで知ることができたのですが、後日翠藍さんでこの演奏会をされるとわかり、この日を楽しみにしておりました。想像していた以上の感動をいただきました。本当にありがとうございました。智内さんを知ることで”左手のための協奏曲”の存在を知りました。これからもお元気でご活躍ください。50代女性

●今回の演奏会がコンサートホールではなく「喫茶 翠藍」で聴くことができてよかったです。ピアノとの距離がとても近い席で、耳でも目でも存分に満喫させて頂きました。30代女性

●楽しいコンサートでした。初めて聴かせていただきました。若さってステキですね。力強く、ダイナミックで勇気をいただきました。海辺の祈りもとてもよかったです。私自身小泉八雲のおはなしがとても好きなのでとても惹かれます。

●今日はステキな演奏をありがとうございました。2度目の翠藍でのコンサートです。この空間ではピアニストの智内さんの息使いを感じながら演奏を聴けるので、どんどん引き込まれていきます。優しさと力強さを感じ、とても素晴らしい時間を過ごすことができました。また楽しみにしています。30代女性

●2回目のコンサートでしたが、智内さんの演奏をきくと、毎日のいそがしさを忘れてしまいました。心の洗たくができました。ありがとうございます。30代男性

2011/06/09 福島県福島テルサFTホール

●福島県:福島テルサFTホールHP
2011年6月9日(木)19時開演 福島県福島市連


今日は、おやこ劇場にエントリーして初めての依頼公演となりました。それが福島であった事に感謝しています。そして今回が、震災復興の特別なイベントではなく、以前から組まれていた通常のコンサートとして皆様にお会いできた事も嬉しかったです。

以前から、舞台を鑑賞し親子で語り合うきっかけを作るという素晴らしい活動をされていたと思います。今回が震災後初めての集まりであったとも聞いています。大変な苦労を乗り越えながら、こうして例会を再会されたのではないでしょうか。皆様の想いが詰まった会に、演奏を通して参加させていただき光栄です。今回をきっかけに、おやこ劇場・舞台でも様々なチャレンジをしていきたく思います。またいつかお会い出来る日を楽しみにしています。

智内威雄(2011年6月9日)


【会場の声】2011/06/09福島テルサFTホール(福島市子ども劇場連絡会)

---以下、子どもたちからの声

●すごいいやされました。またききたいです。小4

●左の手で弾けるのがすごかったです。

●すごかったです。16歳

●右手が動かなくなって、精神的に落ち込んだと思うけれど、よくたちなおれたなぁーと驚いた。中3

●すばらしかった。中3

●本当に素晴しい演奏をありがとうございました。18歳

●左手の動きがすごかった。中3

●目をとじて聴いていると、左手だけで弾いていると思えなかった。中1

●左手の楽曲があるというという事自体を知りませんでした。私は右利きなので、細かい演奏や力強い音などすごいと思いました。寝てしまったらどうしようかと思いましたが、聴き入ってしまいました。あっという間の1時間でした。

---以下、大人の方からの声

●今回の例会で初めて左手だけで弾くピアノを聴きました。左手だけというので制限があると思っていました。しかし実際には音も多彩で目を閉じていると片手で弾いているとは思えませんでした。迫力もあって聴き終えた後は何とも言えないスカッとした爽快感がありました。

●演奏を聴いて最初に感じたものは「宇宙」でした。指と鍵盤の間で一つ一つの音が無限に広がり、何とも言えない空間を作り出しているような感じがしました。丁寧な音の作り方と大胆で思い切りのよい演奏に思わず引き込まれてしまいました。本当にとてもステキなコンサートでした。病気が原因で左手だけで演奏されるまでには、多くの苦悩もおありだったのではないかとか、どのようにして乗り越えられたのかなと想像しました。私は、震災を通して、また自分なりにピアノを弾いてみようと思い、最近久しぶりに自分のために楽譜を買い求めました。そのようなこともあり、コンサートを楽しみに出かけて行きました。コンサート後、CDにサインをいただきながら、パワーをいただきたくて、「左手で握手をしてください」とお願いしました。そして、握手をしてくださりながら「ピアノを弾くことは楽しいですね、楽しいでしょう。」と仰ってくださった言葉が力強く、とても印象的で、大きな勇気をいただいた思いがしました。ピアノという媒体と、楽曲と演奏者の内面が織り成す音楽の世界のすばらしさを感じさせていただいたコンサートでした。ありがとうございました。

●鍵盤をなでると素晴しい音があふれるというイメージでした。人柄も素敵そうな智内さんでした。がんばってね。

●スクリーンに映し出された左手のなめらかな動きに目がくぎつけでした。また、そこから奏でられる一曲、一曲がす~っと心にまっすぐ入ってきて、とても心地よかったです。左手だけでメロディと伴奏の両方を弾いていたわけですが、聴いていて違和感なく表現のすばらしさ、技術の高さを観て、聴いて、触れることができました。一曲の長さも長すぎず、いろいろな曲を聴かせてもらえて良かったです。

●小学校6年生の息子と参加させて頂きました。片手で弾いているとは思えないとてもダイナミックな演奏に感動しました。

●左手の楽曲が100年もの歴史があることや、智内さんの活動(広める活動)など、初めて知ることができた。演奏及びトークから智内さんの素敵な人柄がにじみ出てて、出会えたことに感謝です。プロジェクターで見ることにより左手だけで弾くことのすごさを感じると共に、反面、目で見ていると左手としての音としか感じないが目をつぶることで両手で弾いているように感じられ、イメージの世界もふくらみ視覚から入ってくる感覚を実感した。

●初めて高学年例会を体験しました。低学年例会とはまたひとあじ違った大人の雰囲気でとても贅沢なひとときでした。左手のみで右手の領域まで奏でられるなんて想像していませんでした!目をつぶって聴いたら両手で演奏しているのではと思いました。最初から最後まで音色はもちろん、スライドに映った指の動きに目が離せませんでした。皆さんに感動と夢と勇気を与えてらっしゃって素晴しい方だなと感じました。

●ピアノの音があんなに響くなんて驚いた。音が強すぎた感じがする。もっとやさしい音色も聞きたかった。右手があそこまで回復するには、かなり努力しているからだと思った。

●1曲ずつがわりと短く、途中、休憩もあったので、のり入れ初の4年生にとってもあきる事なく、聴く事ができて良かったと思う。小4の娘は「すてきで、心に響いた~!!」と言っていました。シンプルなので、とてもストレートに心に響いて癒されました。障がいは個性になる!という言葉がとても心に残りました。お人柄が演奏に表現されているようでした。

●音色がとても新鮮で流れるような感じでした。高学年は初めて参加しましたが、始まりもすぐ入り、さすが高学年と思いました。

●予想を超える迫力でした。左手の(指の)動きがすごかった。両手の何倍もの努力をしていることが伺える演奏でした。左手だけ(片手だけ)の演奏に100年もの歴史があると聞いてびっくり。様々な工夫と曲作りへの想いがあることもはじめて分かりました。劇場の例会ならではのすばらしい出会いでした。

2011/05/26 大阪府寝屋川アルカスホール

●寝屋川アルカスホールHP
寝屋川市早子町12-21(京阪電車 寝屋川市駅徒歩3分)

東日本大震災チャリティーコンサート:「音楽のおもてなし」

2011年5月26日(木)14:30開演(14:00開場)入場料2000円
お申込・お問合せ:
榎本090-8526-8440、宇治090-1903-0423、坂野090-9877-4262、藤波090-5971-8430

関西に避難されている東日本大震災被災者の方々への特別招待枠があります。お問い合わせくださいませ。また、収益金は、大阪への避難者の支援に活用される基金に寄付します。

【演奏者の声】

大阪・寝屋川のアルカスホールでのコンサートに、足をお運びいただき有難う御座いました。

今回は新しいホールでのコンサートでしたが、素晴らしい雰囲気の心地良い会場でした。この場をお借りしてコンサートを開催していただきましたベラ・ムジカの皆様、そして枚方土木の皆様に心よりお礼申し上げます。

当日は大阪フィルハーモニーの主席チェロ奏者の近藤浩志さんも会場に駆けつけて下さり、アンコールとして素晴らしい演奏を披露して下さいました。実は、近藤さんとは、今回の311以来、我々音楽家達は具体的に何が出来るのだろうかという事を、お会いする度に話し合っていまして、その思いを一つ一つ形に出来るよう行動しております。そして本コンサートにて演奏させていただきました作曲家:近藤浩平さんの「海辺の祈り」との出会いにも感謝しています。素晴らしい楽曲だと思います。

今回は被災され大阪に避難されている東北の方々と、地元の寝屋川市立中央小学校4年生の生徒さん達を招待させていただきました。

小学校の生徒の皆さん達はとても静かに、そして集中して聴いていただいているのが、こちらにも伝わってきました。皆さんのご家族の中でも阪神淡路大震災を経験した方がいらっしゃるかもしれません。今回のコンサートを通して、震災というものへの思いを感じたり、話し合うきっかけになれましたら幸いです。そして音楽を楽しんでいただけたようで嬉しいです。感想文も有難う御座いました。とても勇気づけられました。

避難されている方々も、お忙しいところ会場まで足をお運びいただきありがとうございました。日本中の人と同じく、我々も皆様方の事が常に心にあり、その思いが少しずつ形を変えながら、様々な人同士が繋がっているように思えます。今回は「音楽のおもてなし」と題されたコンサートでしたが、いかがでしたでしょうか。このコンサートは、ベラ・ムジカ様からのご提案により、複数年にわたり同会場にて演奏を予定していただいています。またお会いできましたら嬉しく思います。

これからも音の芸術世界を通して、
祈りの様な思いを音に託すことが出来ればと思います。

智内威雄(2011年6月)


【会場の声代表:寝屋川市立中央小学校4年生】
※プライバシー保護の為に、画像処理をして氏名等を消してあります。

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【子供たちの質問&演奏者の答え】

Q. 智内さんの一番好きな曲を教えて下さい。

A. 沢山ありますが、左手の作品で一番影響を受けたのはシャコンヌです。ちなみに好きな作曲家はシューベルトです。

Q. なんでピアノを始めようと思ったのですか。なぜあきらめなかったのですか。

A. 私は元々弱視で3歳まで目が見えませんでした。そのせいか、生活の中で耳に頼ることが多かったので、自然と音楽にも興味がありました。
A. 諦めなかった理由は幾つかありますが、私にとってピアノの音があるのが普通で、音楽無しの生活は考えられなかったからでしょうか。

Q. 一日何時間ぐらいのピアノの練習をしましたか。

A. 朝早く起きて学校に行くまでの3時間ぐらい練習していました。

Q. ピアノをしてよかったことはなんですか。

A. 小学校の音楽の授業の時、私のピアノの伴奏で、皆が楽しそうに歌を歌っている姿を見た時、嬉しく感じました。

Q. ドイツの大学でこまったことはなんですか。

A. 沢山ありありますが、病気の事も含めて、状況を分かり合える人が少なかった事でしょうか。

Q. あんな大ぜいの前でピアノをひく時はずかしくなったりしませんか。

A. 基本的には私を見てほしいというよりは、曲を聴いてほしいと思っているので、なるべく私自身が楽曲の邪魔をしないようにしています。恥ずかしがると、うまく楽曲を演奏できないので、恥ずかしがらないようにしています。

Q. みぎてがびょうきでそれからどうなったんですか。ゆびはもううごくのですか。ひだりてでどんだけれんしゅうをしたんですか。みぎてがもしなおったらあんなにはやくひけるんですか。大会とかでゆうしょうしたりしてたんですか。

A. 左手で再スタートしてから大体3年間は徹底的にテクニックの事を考え勉強しました。
A. 右手の状態は、リハビリで日常生活に問題が無いところまで回復しましが、ピアノ演奏はもっと繊細な動きが必要なので、思うようにピアノが弾ける状態までは、回復しませんでした。両手の楽曲を紹介する人は沢山いるのですが、左手の楽曲を紹介する人は殆どいなく、今後も両手では演奏する予定はありません。

Q. ジストニアと言う病気ってつらいですか?病気ってなおりますか?

A. ジストニアという病気は、感染などはしないので怖い病気では無いのですが、手を使う職業の人達がかかってしまうと、その好きだった仕事が出来なくなるので、とても辛いです。私の友人でも治った人は何人かいますが、完全に治ったというよりは、病気とうまく付き合うことが出来るようになるといった感じです。

Q. ちないさんはジストニアにかかってどう思いましたか。私はその病気にかかったらピアノをあきらめてました。でもピアノをあきらめなかったちないさんがうらやましいです。

A. 私はラッキーだったと思います。私の両親や友人からの励ましで、ジストニアと真正面から向きあうことが出来たのと、そして左手の音楽との出会いで、音楽を再び出来るようになりました。その間にも沢山の人にお世話になりました。その受けた幸せを音楽で返せたらと思っています。

Q. 魔王という曲は両手でひいても難しいのに左手だけでひくなんて、どれだけ練習したのか知りたいです。

A. あの曲はとても難しいのですが、やはり登場人物になり切る事が大切で、それが出来ると自然とうまく弾けるように成ります。

 
【演奏後:主催グループの報告】※大きい画面での閲覧はこちら

2011/05/22 名古屋 日響楽器

●名古屋 岐阜 日響楽器
日時:2011年05月22日 開場13:00 開演13:30
会場:池下店2階jホール
お問い合わせ>>こちら


< 演奏者の声>

足をお運びいただき有難う御座いました。梅雨のような天候にも関わらず、沢山の方にお越しいただきました。

ここ名古屋では、サロンコンサートを開くのが初めてで、とても楽しみにしていました。お客様との距離も近く、アットホームな雰囲気でした。演奏会後も熱心に色々な質問をされる方が多かったのも印象的でした。これからも精進してまります。応援の程、よろしくお願い致します。この場をお借りして日響楽器のスタッフの皆様にお礼申し上げます。また皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

智内威雄(2011年5月22日)


<会場の声>

●とても感動しました。音楽はいつも言葉では表現できないものがたくさんつまっています。左手なら尚更、そうであると感じます。沈黙しながら感動しました。

●1曲が短かったけれど、「いい曲だなぁ。」と思う曲がいくつかありました。

●話が分かりやすく、いろいろ勉強できました。左手というと、普通「伴奏」とか「支える」とかいいますが、むしろ包みこむように聴こえ、又、響きの重なり方も耳慣れた感じと違って、音楽に上や下、右や左は関係ないのかなと思いました。とても素敵な演奏会をありがとうございました。隠れた(?)名曲もいろいろ聴くことができ、よかったです。

●アイノラ抒情小曲集すてきでした。海辺の祈り、ニュースで見た男の子やおかあさんの顔を思い浮かべ聞きました。スクリャービン ノクターンすばらしかったです。

●一番スクリャービンのプレリュード、ノクターンが好きでした。高音のひびきがすごくキレイでした。

●初めて片手だけで弾いているのを生で聞いたのですが、全て片手だけだということは感じられず、とても素晴らしかったです。片手のピアノ曲にあらためて興味を持ちました。

●身近にあるピアノがいつもと全然違ってきこえました。普段ピアノの演奏会などあまり行けてないからかもしれませんが、とても感動しました。1音1音全然違った響きをコントロールしていてとても魅了されました。ありがとうございました。

●片手なのにものすごく力強くて、曲によってひき方も指の使い方も違って良かったです。

●2曲目のアイノラ叙情小曲集のロマンスが一番好きでした。静かな感じで、目を閉じると、幼い頃の様々な出来事が思い出されました。楽譜をめくられる時の何かをかみしめるような雰囲気にも、感慨深いものを感じました。

●左手用に編曲された作品でも両手のピアニストが弾いたかのような技術の高さ、左手ならではの間を両方とも楽しめた気がします。ありがとうございました。

●スクリャービンの曲が一番印象に残りました。その楽曲の時代背景まで勉強できて良かったです。

●左手のみで演奏されるコンサートは初めてでしたが、迫力のある演奏で、とても左手だけとは思えませんでした。前半のグリーグ、後半のサンサーンスが特に良かったです。

●左手だけなのに右手があるように聞こえた。ピアノに対する強い思いを持った智内さんに感動した。(私にとってのダンス=ピアノへの情熱)

●左手で弾いているCDを聞いたことがあったが、実際に生で聞くのは迫力があって、心にすごく響いた。感動しました!!

●左手の曲は初めて生で聞きました。とても感動しました。

●左手のみとは思えない曲でした。すばらしかったです。

●’威雄さん’というお名前がぴったりの演奏だったなと感じました。

●レーガーのフーガが良かったです。数年前にパイプオルガンの演奏会を聴く機会があり、この曲の音がオルガンそのものでステキでした。グリーグのエレジーも不協和音的、不思議さが印象的でした。

●両手より素晴らしく思えました。音楽療法として頭と体と心に響いてくれる演奏をずっとききたいと思っていました。共に在って、苦痛を吹きとばしてくれる演奏に感謝します。

●座った場所からは全く鍵盤を弾く様子はうかがえませんでしたが、音を聴いている分には、両手で弾いているのと違いがありませんでした。ひとつひとつの音がとてもきれいで・・・素敵でした。

●弾いていらっしゃる姿が(鍵盤の所が見えない位置)見えない所ですが、とても左手だけの演奏とは思えない迫力、音のきれいさでした。

●左手だけであれだけ演奏できるなんて素晴らしく、そして感動しました。ありがとうございました。

●どの曲もすてきでした。とくにレーガーの曲が好きでした。ありがとうございました。

●スクリャービン/プレリュードがよかったです。

●左手だけとは思われない。左足、右足のペダルの動きが気になります。

●我が子にも障害があり、少しでも(生きていく上での)ヒントのようなものになればとコンサートに伺いました。解説が間に入ることで、曲にまつわる歴史、背景もよくわかり、普通のコンサートでは感じられない充実感を味わうことができました。ありがとうございました。

●子ども(小学生)と一緒に楽しめるコンサートを是非お願い致します。もう一度智内さんの演奏会を開いてください。

●お話しもありわかりやすく、したしみやすかった。とても左手だけとは思えなかった。

●以前、NHKのラジオ深夜便で智内氏のことを知りました。一度、生演奏を聞きたいと思っておりました。左手からの重厚な響きが、とても心にしみ込み、力強い表現を感じます。次の演奏会を楽しみにしております。

●ペダリングや音の選び方がたいへん勉強になりました。Vn.solo曲のように左手だけでもすてきですね。大きな会場でのひびきを聴きたくなりました。アイノラ抒情小曲集がとてもすてきでした。1番はやはりスクリャービンの音色もひびきも、とっても良かったです!!

●すばらしい演奏でした。左手だけで演奏されているとは思えないくらいの音色でした。両手から左手だけになられた時の気持ちから、今現在の演奏ができるようになられるまでの努力も全てが、智内さんの魅力になっていると思います。ありがとうございました。

●MCも分かりやすかった。カッチーニのアヴェ・マリアがステキだった。曲の長さが適当(長くなく、短くなく・・・)な長さだった。(ききやすかった)

●優しい曲から情熱的な曲まできけてよかったです。とても左手だけで弾いているとは思えませんでした。

●クラシックの中でも左手で演奏できる曲が多くあるということを知ることが出来よかったです。これからも興味を持って聴きたいと思います。

●今回のような「左手のための」など特別な感じで(あまり聴く機会がないので)、なおかつ素敵なを聴くことができれば楽しいと思います。(会場への開催要望アンケート)

●グリーグ「メランコリー」どの曲にも共通していると思うが、ペダリングが非常に難しいと思う。左手で豊かなメロディーラインを作るのには、どのような勉強をされたのでしょうか。タッチとかの点を教えてください。楽譜は一段譜ですか?

●同じ病をもったピアニストとして共感を覚えました。またお近くに来られたらお聴かせ下さい。

●大変良かった。ありがとうございました。

●今回のようなコンサートをまた聴きたい。(会場への開催要望アンケート)

●ゆっくりした曲にリラックス致しました。フーガ・・・楽しかったです。左手の楽曲聴かせて頂きました。良かったです。

●今日のような静かな雰囲気のコンサートをまた聴きたい。(会場への開催要望アンケート)

●お話が間にありとても聴きやすいコンサートでした。左手だけでもかなりの音量を感じ、両手を思わせる演奏に思いました。

●圧倒されました。改めてペダルの大切さや音の響きのすばらしさを感じました。

●ぼくもジストニアなのではげまされた。

●すごくじょうずだった。

●音楽の神様に会えたようなすてきな時間でした。

●カッチーニのアヴェマリア、ひまわりがとてもよかった。バッハのプレリュードNo3迫力があってよかった。

●左手だけの生演奏を聴くのは初めてでしたので、驚きがありました。片手と感じられないダイナミックさがありました。

●お話もきけて、智内さんの人柄も伝わり良かったです。左手のための曲がたくさんある事、初めて知りました。最後のアンコール曲がすてきでした。又ききにきたいです。

2011/04/30 徳島県相生森林美術館

●徳島・相生森林美術館

2011年4月30日(土)午後5時15分頃開演
「相生森林美術館ミュージアムコンサート 左手のピアニスト 智内威雄」
お問い合わせ先>>HP ※当日は春の企画展として「ミロ版画展」を開催予定です。


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<演奏者の声>

今回は、徳島での初めての演奏会となりました。

淡路島から徳島へと入りました。会場の相生は自然に囲まれ、心が軽くなるような心地よい風に包まれています。森に伝わる平家落人伝説や、京言葉の名残、そして太龍寺と空海など、この地域の歴史の深さを感じます。夜に浮かぶ美術館の杉木の巨大なオブジェやバックに広がる大自然が印象的でした。

沢山の方に足をお運び頂き、会場も満席となり立ち見が出るほどでした。
皆様からの温かなお心遣いに心より御礼申し上げます。
また徳島に戻れることを楽しみにしています。

智内威雄(2011年5月1日)


<会場の声>

●ピアノコンサートは初めてだったのですが、すごい迫力で感動しました。そして、鳥肌って本当に立つものなんだ!ってびっくりしました。ピアノが生きてるみたいで、智内さんって魔法使いだわ!と、うっとりと聴かせていただきました。とても素晴らしい演奏をありがとうございました。ぜひまた徳島にいらしてください。女性

●両手でひいているみたいだった。7歳女の子

●智内さんのことをラジオ放送で知り、是非是非演奏をお聴きしたいと強く願っておりましたが、こんなに早く願いが叶って本当にうれしいです。左手だけでこんなに素晴らしいピアノ演奏ができることに驚きです。美しい調べの数々が心にしみました。特に”ひまわり”懐かしく一番好きな映画でありテーマ曲です。こんな形で聴かせていただけることは感無量です。智内さんのフランクで穏やかなお人柄がステキです。これからも活動に関心を持っていきたいと思います。良い企画をありがとうございました。3時間かけてやってきた甲斐がありました。心豊かな気持ちで帰りたいと思います。60代女性

●音楽には少し関心があり、車で来られる範囲なので都合がつけば是非来場したいと思います。企画展の企画中でコンサートを開催され、個展も見られたのが良かったです。60代男性

●大変よかった!40代男性

●子どもがピアノを習っています。大人にもよかったです。元気がでました。30代女性

●左手だけとは思えない力強く、又繊細なすばらしい演奏で感動しました。お若いので(?)音に力がこもっていたと感じました。今後の御活躍をお祈りしています。60代女性

●とても素敵でした。ありがとうございました。また機会があれば演奏を聞きたいと思います。40代女性

●とても片手だけで演奏しているとは思えないすばらしい演奏でした。右手だけしか使えない人も同様に演奏するのでしょうか?片手だけで弾くのは両手で弾くよりむずかしいのでしょうか?片手だけで弾く苦労話や逆におもしろさ、有利さもあれば、そんな話も聞きたい。60代男性

●感動しました。10代女性

●音色がきれいでした。又、力強かった。60代女性


徳島新聞記事2011/5/1 14:34
”豊かな音色150人が堪能・左手のピアニスト・智内さん演奏会”

筋肉が収縮して動かなくなるなどの症状が出る神経疾患「ジストニア」のため、「左手のピアニスト」として活動する智内威雄(ちないたけお)さん(34)=大阪府=のコンサートが30日、那賀町横石の相生森林美術館であり、県内外から訪れた約150人が豊かな音の響きを味わった。

 智内さんは、シューベルトの「アヴェマリア」やバッハの「シャコンヌ」など17曲を披露。左手だけで弾いているとは思えない、流れるような演奏に、会場から大きな拍手が起こっていた。

 家族3人で訪れた英崇夫さん(67)=徳島市南常三島町3=は「技術と感性が素晴らしい。左手だけとは思えないほど表現が豊かだ」と話した。

 
【写真説明】左手だけで演奏する智内さんのコンサート=那賀町の相生森林美術館


2011/04/24 岩手県盛岡市民文化ホール

●岩手県盛岡市民文化ホール小ホール
「ジョイント・ピアノリサイタル vol.2」
2011月04月24日
開場:18:00、開演:18:30、終演:20:30
主催 : ユビノワ


<演奏者の声>


今回で三回目となる盛岡のコンサートに出演させていただきました。足をお運びいただき有り難うございました。当日は満員となりステージ上にも補助椅子が並ぶほどでした。

第一回目の盛岡コンサート(2006年)は、私にとり重要なターニングポ イントとなりました。2003年からドイツで左手演奏を試行錯誤し、 よう やく2006年・盛岡にて求める音を出す事ができました。そしてそのコン サートの次の日に広島・関西へ行き、阪神淡路大震災のメモリアルコンサー トへと結びつき、関西での本格的な演奏活動をスタートするきっかけとなり ました。

そして第二回、第三回、共演の一戸香織さんの成長と共に様々な出会いを頂 いたコンサートでした。今回の第三回目は、開催前に彼女のお父様が突然お 亡くなりになるという不幸がおき、そして先月は東北大震災が起きてしまい、大変なご苦労を乗り越えてのコンサート開催であったと思います。スタッフの皆様には心よりお礼申し上げます。

2006年の第一回が私にとり大きな一歩となったのと同じく、今回201 1年の第三回は彼女にとり貴重な一歩になったように思えました。心に迫るとても素晴らしい演奏に感動しました。 そして会場にお集まり いただきました皆様にとりましては、震災後から中止自粛が続く中、久しぶりに足をお運び頂いた音楽コンサートであったのではないで しょう か。

演奏後も「久しぶりに心を癒された・ほぐされた」というコメントを多く頂 きました。皆様が心に疲れを溜め込まれていた事に改めて気付かされました。ご家族親戚の不幸であったり、被災地でのボランティア活動の疲れで あったり、日常とは全くかけ離れた生活を送られていた方も多く来られてい ました。今回の演奏で皆様の心を少しでも癒すことが出来たとするならば、我々にとり この上な い喜びです。皆様のお言葉がとても嬉しかったです。

また盛岡で演奏を通してお会い出来ることを楽しみにしています。 ここ岩手に音楽が溢れる幸せな生活が戻ってくる事をお祈りしています。

智内威雄(2011/04/25)

2011/03/18 大阪府枚方市民会館大ホール

●枚方市民会館大ホール

「耐震キャンペーン・コンサート」
2011年3月18日(金)午後3時 主催:大阪府

お知らせ:
開場で頒布予定のプロジェクト・チャリティーCD寄付金の一部を、震災義援金へ寄付させていただきます。ご了承くださいませ。詳細>>(3月14日)

追記:
今回の「左手のアーカイブ」への寄付金より、日本赤十字社へ震災義援金として、74668円を寄付させていただきました。沢山のご協力ありがとうございました。

大阪府のHPのより
「耐震キャンペーン無料コンサート」開催しました!たくさんの義援金ありがとうございました。




演奏者より

今回は、大阪府の耐震キャンペーンの一環として演奏をさせて頂きました。その演奏の合間に行われたスクリーンを使った震災・耐震の説明では、今回の東北関東大震災から学ぶ事であったり、震災が起きたときの具体的な援助の説明などもあり、どれもがとても大切な内容でした。このような場で演奏をさせていただき、とても感謝をしております。

ここ関西は、過去に阪神淡路大震災が起きた地であり、連日放送されるテレビなどの報道から、過去の出来事を重ねあわせ胸を痛めておられる方も多かったのではないでしょうか。

せめてこの演奏をする一時間は、音楽のもつ喜びや慰めに、身を委ねて頂きたいという思いから、予定していました映画音楽中心の曲目から大幅に変更しまして、心を癒していただけるようなプログラムにさせていただきました。

今は音楽を通して生み出された基金を日本赤十字社に送る事をしていますが、いずれ音楽が必要とされる人々に、直接聴いて頂きたくも思います。どんな状況下でも音楽を心の支えにと作られた「左手の音楽」の音を現地に届けられたら嬉しいです。

東北関東大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々の一刻も早い安全確保と被災地の復興を心からお祈り申し上げます。

智内威雄(2011年3月19日)


会場アンケート

●連日、心痛む報道が多い中、ひと時の安らぎを頂きました。ありがとうございます。スクリャービンがとても美しい曲でした。

●本当に圧倒されっぱなしでした。智内さんの演奏で元気をもらった気がします。ありがとうございました。 小学生女の子

●久々にすばらしい音色に大変感動いたしました。大変ありがとうございました。一生忘れません。 60代女性

●左手演奏、初めて聴きました。やさしい音色で感動しました。震災の後なので、聞いているうち、胸が熱くなりました。 60代男性

●左手の楽曲があるということは聞いたことがあり、知っていましたが、実際に聞いたのは本日が初めてです。連日報道されている現状に胸が締め付けられる思いで、一日も早い復興を祈るばかりです。そんな時、広報でこのコンサートを知りました。すばらしい演奏を聴かせていただきありがとうございました。最後の曲は、なぜか懐かしい気分になり、温かくなりました。ありがとうございました。 50代女性

●左手だけとは思えない演奏でした。また機会があれば聴きにいきたいと思いました。 30代女性

●私もずっとピアノを続けていましたが、1年前にジストニアにかかりピアノをあきらめかけていました。今日、智内さんの演奏を聴いて、自分も頑張ろうと思えました。ありがとうございました。

●左手だけの演奏はとてもよかった。これからもがんばって!! 50代男性

●3.11以来心がふさがれる思いで、自分だけ愉しんではいけないようなムードがあったのですが、本当に聴けてよかったです。心が洗われ、優しく、柔らかくなりました。ありがとうございました。 60代女性

●左手だけで演奏しているとは思えません。すばらしかったです。また機会があれば聴けたらいいなと思いました。 40代女性

●私は66歳ですが、50歳よりピアノを習いはじめました。右手でも難しく薬指や小指の音がきれいに出せません。左手だけであんなにキレイな音で聞かせていただき、感動いたしました。今、戦場のピアニストの映画音楽を練習していますが、音楽はいつの時代でもいいものは心に残るんですね。大変苦労も多いと思いますが、ますますお元気で頑張ってください。今日はCDをいただいて帰り、又、智内さんの音楽を家でゆっくりと聞かせていただきます。ありがとうございました。 60代女性

●私もピアノをやっているので頑張ります。智内さんも頑張って下さい。応援しています。 60代女性

●長い鍵盤の上を左手だけで右へ左へすごかったです。利き手でさえ、あのように軽やかに素早く動かすことが出来ないのに・・・感心しきりです。優雅な手さばきの演奏、その音色に、ぜいたくな時間を送らせていただきました。ありがとうございました。 60代女性

●左手の楽曲があること、初めて知りました。普通の演奏に負けない、迫力のある演奏に感動しました。アーカイブ・プロジェクトの益々の発展を応援しています。頑張って下さい。 50代女性

●左手のピアノ演奏、本当に感激しました。おそらく音だけを聞いていると、左手だけで演奏しているとは誰も分からないと思います。人間誰しも何かのハンディを抱えていると思います。智内さんの演奏活動で、一人でも多くの人が力づけられるといいと思いますので、今後ともたくさんの演奏活動を繰り広げていただきますよう、ご活躍を祈念しております。 50代女性

●左手の楽曲があるのを初めて知りました。生のピアノ演奏が聴かれ、心が洗われました。孫たちが音楽をやっているので、私も分からないながら興味があります。今日ありがとうございました。 10代女性

●左手だけで、とても力のある演奏にうたれました。 40代女性

●左手だけであんな曲が弾けると思わなかった。 50代女性

●広がりのある音の世界を楽しみました。数々の苦難をのりこえて来られたことと思います。私の両手は、あれほどのハーモニーは奏でられませんが、私の手でできることを明日からまたこつこつと重ねてゆきたいと思います。今日のこのコンサートを楽しめた平穏さを幸せと思いながら。 60代女性

●左手のみの演奏がこれほど豊かなひびき、ボリュームを持つことに感動しました。(ピアノのそばにマイクを設けていましたか?)最近になって、楽器の中で両手で弾くのはピアノだけと知り、改めてピアノの力を知ったのですが、片手で弾いても他の楽器と対等なわけですから、片手弾きで何の遜色もないのですね。しかも智内さんがおっしゃった「左側の方がピアノ楽曲の土台である」に驚き感心いたしました。無限に広がる表現に期待いたします。 中学生女性

●わたしがこの病気にかかったらぜったいピアノなんかひかないと思います。これからもピアノに興味をもっていってほしいと思います。 40代女性

●娘がピアノ講師をしており、毎日ピアノの音色が家に流れておりますが、左手だけでどうやってあのピアノが弾けるのだろうかと興味を持って聴かせていただきました。そして予想をはるかに上回る演奏で、感動したというより、ホッとした気持ちにさせていただきました。娘の弾くピアノとは又違った響きがありました。特に私はアヴェマリアが好きです。ありがとうございました。

●私は初めて(左手だけど)ピアノ演奏を聞いて感動しました。右側の高い音少なく、なんとピアノ曲も静かです。ゆったりとした気分になって聞きほれました。そして智内さんのトーク、プロのアナウンサーのように素晴らしい声でした。 60代男性

●智内さんの演奏、初めて生で体験しました。大型モニターと舞台と交互に見入ってしまいました。モニターが(あの指づかいが本物か、舞台で確認してしまう、という感じでした。周りにいた小学生が、そしてお母さんが、智内さんの指づかいにあわせて左手の指をタタタタとひざにあてて演奏していました。自分の左手をながめている人もいました。私はクラッシックも音楽も素人ですが、スクリャービンの曲は「見て」指使いがとてもおもしろくて、音楽は「見る」というのもとてもいいものだなと思いました。目をとじて聴くと、左手だけとは思えませんでした。個人的には、アヴェ・マリアとシャコンヌがとてもよかったです。右手に障害があるから、左手で演奏とうことになったとはわかっているのですが、左手の動きがすごい、というか、うまく表現できないのですが、すごく「おもしろい」のです。智内さんはあまり体を動かさずに演奏されるのですか?左手だけがものすごい体全体というか、表情ゆたかに動く、それが、とてもおもしろかった。私はねむくなりませんでした(笑) 20代女性

●左手のみの演奏ですのに素晴らしかったです。又、参加したいと思います。ありがとうございました。演奏曲ですが、頂いたチラシと(映画音楽中心の)プログラムの内容が違ったので、正直少しがっかりしました。 50代女性

●わたしもピアノをがんばっています。左手が苦手なので上手にひけるようになりたいです。ピアノをもっと大好きになることができればいいと思います。両手でもいろいろな曲をひいてみたいと思います。左手だけでえんそうかいができるということは、わたしにとってはゆめの中のゆめのようなことです。ピアノがいやになることもありますが、これからもつづけたいと思います。ピアノを聴きました。まるで左手がピアノのけんばんをかけ回っているようでした。わたしもなめらかな音でピアノをひきたいです。 50代女性

●ピアノの音色が好きで、家でもCDをいつも家事の時に聞きます。今日は生の演奏を楽しみに来ました。ありがとうございました。 50代女性

●左手だけで、これだけの表現ができるのがすばらしい。ご活躍を期待しております。左手の魔術師と呼ばせていただきます。 30代女性

●左手の演奏を初めて聞き感動しました。これからも益々のご活躍を心より祈っております。ありがとうでした。 60代女性

●左手の楽曲がそんな多くあるのにおどろきました。左手だけという違和感がありませんし、力強さに驚かされました。 60代男性

●左手ハンディありながら感動しました。ありがとうございました。 60代女性

●日々の生活に追われさつばつとした気で毎日を過ごしておりました。自治会の役員さんに働くばかりでは「だめ少しは身体を休め、音楽を聴きに行きなさいと教えていただき、心おだやかに時を過ごせましたことを深く感謝しております。 60代女性

●びょう気で右手をなくしてしまったけど、左手でがんばっていますね。すごく上手で、左手だけでひいているなんて思いませんでした。これからも左手のピアニストとしてがんばってください。 60代男性

●ぼくもピアノをやってて、左手はきらいだけど見ててすきになりました。ピアニストだと思いました。

●本日は素晴らしい演奏大変にありがとうございました。次回も予定していただければ参加させてください。 60代女性

●本日は大変感謝いたしております。ありがとうございました。連日テレビでは震災のニュースばかりでめいっています時にこのようなチャンスに恵まれましたこと本当にありがたく感じております。私は今34歳の男性の歌をとても好きになって朝から終日聞きながらその男性のことを思ったりしていますが、どこか感じ方が同じ智内さんの素敵さに満足しております。 50代女性

●本当にすばらしい演奏ありがとうございました。左手だけの演奏を聴いたのは今日が初めてでした。左手だけの演奏とは思えないほどの指のタッチに感動しました。これからも、音楽を通して勇気と希望を与えていつまでも人の心に残る演奏をお願いします。益々のご活躍をお祈りいたします。 60代女性

●本当に久しぶりにすてきな音楽をゆっくり聞くことができて幸福でした。ありがとうございました。 30代女性

●また市民会館でコンサートをして欲しい。 60代女性

●ラジオ(NHK)で、たまたまお聞きしておりましたので、本日は是非ともお聴きしたいと思いかけつけました。魂にしみる演奏、誠にありがとうございました。神から与えられた能力の1%しか使っていない自分にムチ打ち、一日一日を大事にしていきたいと思います。又、智内さんのことを知人に知らせたいと思います。 60代女性

●両目をとじて聴いていて・・・とても片手だけで弾いているとは思えませんでした。ここまでコンサートでピアノを弾けるようになるには、どれ程の苦労をなさったのか・・・その努力と才能に感動しました。私自身、今バイオリンを習っていますが(7年目)、なかなか自分の思うように上達しません。今日このピアノの音を聴いて、もっともっと好きになって、頑張って続けようと思いました。 中学生男性

●音に愛がこもっている感じで、智内さんがとても好きな曲なんだなと思いました。 40代女性

●私にとってはどれも殆ど初めての曲でしたが、アンコールの最後の曲は、会場の空間にしみとおるような、そんな感じがしました。とても素敵な曲で、また素晴らしい演奏dえした。どうもありがとうございました。 60代女性

●私の心の中に湖があったとしたら、そのほとりに立ったような気がしました。(なんちてー!!)P.S.字がきたなくてすみません 50代女性

●私はピアノを習った経験がありません。クラッシックにも詳しくありません。4歳の娘がピアノを習いたいと言い出し、今回のチラシを見て「ピアノ入門」として母娘で聞かせていただこうと参りました。曲目が変更され少しがっかりしましたが、左手だけで、左手だけとは全く思えない音色が奏でられ、驚きました。素晴らしいです。最後の曲「モーツァルティーノ」とても美しく、ずっと聴いていたいと思いました。ありがとうございました。 60代男性

●わたしはピアノを習っています。智内さんの演奏を聴いたのは初めてで、「すごく手がすばやいなあ」と思いました。左手だけで本当にすごいと思いました。 60代女性

●私は両手を使えるのでピアノを頑張ります。これからもピアノを弾きつづけてください。 50代女性

●ピアノを習っている孫が明日のピアノ演奏会に行きたいとそろばん教室までの間少しだけでも聴かせたいと思いつれてきました。心のこもった演奏をありがとうございました。 60代女性

●左手だけでこんなに美しい音を奏でてくださって、素晴らしかったです。CDを見つけたら買い求めたいと思います。ありがとうございました。 60代女性

●ぼくはピアノをならっているけど、発表会も出たことがあるから、どんなのか楽しみにしています。

●娘(10歳)、息子(7歳)共にピアノを習っています。「もう辞めたい・・・」といっている二人を今日連れてきました。また、がんばって引き続けてほしいなぁ。「左手で弾く」とうい歴史も初めて知りました。がんばって下さい!!私もまた子供と弾きますね。39歳母 20代女性

●目をつぶって聴いているととても左手だけで演奏しているとは思えませんでした。左手だけでこんなに迫力のある演奏ができるのも驚きです。特に後半のクラッシックはききごたえがありました。 60代男性

●もっといろいろないい曲が聞きたいです。 60代女性

●私は左手のピアノをはじめて聴きました。私はピアノを習っています。今はベートーベンのソナタをちょうせんしています。ここでちょっと質問。ベートーベンのソナタを左で弾くとしたらどうっやって弾くのですか?右手と左手をいっしょにひくのは、たいへんではないですか。(左手で)こんど聞きに行くとき、バッハとベートーベンをききたいです。 50代女性

●左手のピアニストって何だろうと思っていたけど、とってもうまくてびっくりしました。 50代女性

●左手だけとは思えない演奏でした。素敵な一時をありがとうございます。これからも頑張ってください。 40代女性

●左手だけの演奏とは思えないような気がしました。すごいですね。すてきな演奏をありがとうございました。 40代女性

●左手でメロディーも伴奏もひけるなんてすごいと思いました。 60代女性

●左手の楽曲は初めて知りました。同じ曲でも今まで聴いていたものとは違う雰囲気が素適でした。これからもがんばってください。 60代女性

●左手のピアニストがすばらしかった。 30代女性

●左手のみの演奏、ピアニストがおられることを知りませんでした。自身も最近、ピアノを習い始め、苦心しつつもその音色に魅せられ、これからも頑張ろうと思いました。たとえ、ハンデあれど、このように美しい曲があるなら皆に希望を与えられますね。NEVER GIVE UP. TRY!! というところでしょうか。左手のみでも音域の幅が広く、全く違和感ない一つの音楽が形成されていることに驚かされました。今後も頑張って下さい。

●不思議なことに、智内さんの演奏は左手で弾いているはずなのに、両手で弾いているように見えました。素晴らしい。あなたの活動をこれから応援します。 60代女性

●ブラボー!!感動をありがとう。 40代女性

●プログラムの内容が大幅に変わっていたので、少し残念でしたが、1曲だけでも映画音楽が聴けてよかったです。 60代女性

●私は左手が不自由です。とても勇気づけられました。私も頑張ろうと思います! 60代女性

●2回目のコンサートです。左手だけで弾かれる指のタッチがすばらしいです。トークもユニークで楽しかったです。

●5本という少ない本数の指で、あんなすごい速さの曲を弾けるとはびっくりしました。きれいな曲で、リラックスできました。何曲も何曲も、長い、きれいな曲を聴けて、智内さんに会えてよかったです。 40代女性

●NHK名曲リサイタルを聞いた友人に誘われて聴きにきました。大変素敵なコンサート、ありがとうございました。これからの活躍を期待しております。 30代女性

●You Tubeを帰宅して見ます、聴きます。表現力が素晴らしかったです。 50代女性

●ありがとうございました。 60代女性

●アンコール曲、吉松隆さんの曲、もう一度聴きたいです。 20代男性

●生かされている以上、左手のみの演奏でもこのような素晴らしい技法で、美しい音色を我々に届けてください。チラシに記載のショパンの「別れの曲」や「アベマリア」が聴きたかった。 60代女性

●泉のごとく湧き出る音楽、瑞々しい音に心から感動しました。 40代女性

●以前テレビで見ました。ぜひ一度聴いてみたいと思い参加しました。音楽にふれるということは、人の心をおちつかせてくれるものだとつくづく思います。これからもお身体を大切に。 小学生男の子

●今、日本が大変な中、智内さんの演奏を聴いて、少し心がゆったりとしました。音楽の力は素晴らしい。そして、左手の楽曲が埋もれてしまっているのは本当にもったいないと思います。どうぞ、これからもますますのご活躍応援しています。全ての人に希望を与える素晴らしいプロジェクトだと思います。頑張ってください。 60代男性

●癒されました。被災された方々にも届けてあげたいです。一日も早い復興を祈ります。

●色んなところで耳に、目にしてます。サイトも見ました。ユーチューブも見ました。頑張ってください。 40代女性

●美しい演奏 ありがとうございました。落ち着いて聴くことができました。 30代女性

●美しい心やすらぐピアノ良かったです。 60代男性

●美しいピアノのメロディーにうっとりと聴いておりました。静かに安心して、音楽を聴ける幸せを感じ、被災地の方の苦しみが少しでも早くなくなるように祈りたいと思います。また智内さんは左手だけでピアノを演奏されているということで、大変な苦しみを乗り越えてこられたのだと思います。そのことに勇気付けられます。何でもあきらめないでやるということを教えられました。災害はヒトゴトのように思いがちですが、今回こんな大地震、津波があり、常に自分のこととして備えていかなければならないと思います。今回の取組み、とてもよかったと思います。休憩のときに地震対策の話をされたりして、熱心さが伝わってきました。 40代女性

●美しいメロディーを聞かせて頂き、ありがとうございました。ピアノ曲はやさしく、少しの時間でも心が優しくなったと思います。 60代女性

●うまくてびっくりしました。ぼくもピアノがんばります。 小学生女の子

●えんそうがよかった。 40代女性

●えんそうがよかった。 60代女性

●音が美しい。左手だけとは思えない演奏です。

●音と心の対話を楽しむことができました。

●音一つ一つの音色がとてもきれいだった。 小学生女の子

●お話も楽しかったです。智内さんの取組みは素晴らしいと思います。頑張ってください。 50代女性

●お話をまじえながらアットホームな感じで聴くことができてとても良かったです。クラッシックコンサートであまり笑うことがないので、みんなで笑ったりして楽しかったです。 30代女性

●思っていた人より明るいムードの方でした。 40代女性

●学生時代左手の使えない子がいて、よく一緒に下校しました。片手の難病、大変だと思います。頑張ってください。音が体にすーっと入ってきました。力強い音でした。 50代女性

●家族5人で、いい曲をたくさん聞かせていただきました。 40代女性

●片手だけですばらしい演奏をされることに感動しました。小1の孫も左手のみでピアノの練習を頑張っていますだけに、より親近感を覚えております。智内さんを目標にさせてやりたいと思います。今後も大いに活躍してください。 60代女性

●片手で、しかも左手ですばらしい演奏でした。力強い音色、やさしい音、心が癒されました。これからもすばらしい演奏活動で、日本中、いや世界中の人々を魅了してください。ありがとうございました。 60代女性

●片手とは思えない音の広がりで素晴らしかった。静かな気持ちで聴く事が出来ました。 60代女性

●感動しました。ありがとうございました。ご活躍をお祈りしています。 60代男性

●感動しました。これからも頑張ってください。 30代女性

●感動しました。とても左手だけで弾いているとは思えませんでした。これまでどんな思いで乗り越えてこられたのでしょう・・・とても力強く元気をいただきました。ありがとうございました。 50代女性

●感動しました。私は音楽のことはよくわかりませんが、聴くのはとても好きで機会があるごとに聴いております。今日は本当に素晴らしかったです。こんなにやさしい音、楽曲があったとは、本当にありがとうございました。災害地で避難しておられる方々に聞かせてあげたいと深く思いました。

●がんばってね。わたしもがんばります。 30代女性

●キーシンのCDの中にスクリャービンのものがよく演奏されています。ソビエトの作曲家なので、あまり好きでなく、飛ばして聞いていました。智内さんの説明を聞いて「そうなんだ~」と非常に感心しました。私は音楽に対する思いや、その曲が作られた時の作曲家や依頼者のことまで考えて聴いた事がありません。私の意識が変わりました。自分もピアノを弾きますが、左手のみで演奏することは考えたこともありません。今日のこの演奏会に参加できて、とっても勉強になりました。音楽に対する人の思いを感じ取ることも大切なのですね。益々のご活躍を心よりお祈りしております。 30代女性

●気さくな語り口が親しみを持てて良かったです。4/7(木)のコンサートは勤務の都合をつけて参加したいと思います。 60代女性

●今日の演奏すごかったです。左手だけなのに上手にひいていて感動しました。わたしも智内さんのように将来ピアニストになりたいと思いました。これからも左手だけだけどがんばってください。応援しています。小3女子より。 20代女性

●きょうは、みれてうれしかったです。つぎも、左手でがんばってひいてください。わたしも、ピアノをならっていますが、手もきれいにたてるっておもっているけれど、ゆびをきれいにたてれません。だけど、ゆびのかたちだけでも、じょうずになりたいです。これからもがんばって!! 小学生女の子

●今日はありがとうございまいた。良い機会を頂きました。

●今日は子供と一緒にまいりました。智内さんのピアノの力強さ、優しさ、優雅さ・・・様々な感情が伝わってきて、とても感動しました。ピアノで目に見えないものを伝えるとおっしゃっておられていたのが、とても印象的でした。 50代

●今日は素敵な演奏をありがとうございました。私も何が出来るか考えています。建築設計事務所をしております。無料相談等の開催を直前の災害で思い悩みましたが行動に移すことが出来、先日、無事、予定していた日程を終えることが出来たところです。まだまだ課題も多く、これからの活動ですが、頑張りたいと思います。分野は違いますが、今日は感動いたしました。智内さんもお体に気をつけて、これからの益々のご活躍応援しています。私も出来ることから頑張ります。

●今日は大変良い曲を聴かせて頂きありがとうございました。とても左手だけとは思えない曲でした。

●今日は楽しみにしてきました。お隣は小学校低学年の男の子や女の子たちでとても元気。有料のコンサートならなかなか来れないだろうから、いいチャンスで、他人事ながらうれしく感じていました。本当に「ピアノの音にいやされた」って感じです。毎日毎日地震のテレビばかり見ていまして、時計を見るとすぐ1、2時間たってます。今日の約1時間ほどで、体の緊張が取れた感じです。ありがとう。

●今日は本当に良い音楽をありがとうございました。先日も聖母女学院で聞かせていただいて感動しました。今日はスクリーンがあって、智内さんの左手がどのように動いているのかが良くわかりました。まるで10本の指が踊っているかのようでした。又聞かせて下さい。 30代女性

●曲によって、海を想像したり雨を思ったり(最後の曲)色んな風景を思いました。久しぶりの演奏会でした。とても良かったです。ありがとうございました。 60代女性

●去年の11月からピアノを習い始めた娘と一緒に聞きに来ました。初めてピアノコンサートを聴いて思ったことは、なんてきれいな音なんだろうということです。心にスーと入ってきて響きました。子どもも真剣に聞いているふうでした。今日はきれいな音楽「ピアノ」をありがとうございました。 60代女性

●暗いニュースばかり見ていたので、心が洗われるように思いました。 60代女性

●経験のないショッキングな悲しみのニュースが続いている中で、やさしい音楽の中で過ごしている自分が少し気が引けますが、私たち一人一人何にもできないでが、苦難の生活をしている東北の方々のことを意識して、毎日を送っていきたいと思っています。 60代男性

●高年齢ですが、ピアノの音が好きで、今現在、楽しんでおります。本当に、弾けませんが、気持ちが落ち着くようにおもいます。今後昔へたなへたな(楽譜もしっかり読めない)状態です。これからも最低限度でやって行きます。

●広報をみていたが、今日と言う日を忘れて来て、偶然知人から本日のことを聞きかけつけた。素晴らしい演奏で楽しませて頂きました。この一週間、東北大地震で暗い毎日でしたが、楽しいひと時でした。

●ここで素晴らしい経験ができますのも、平和で健康だからです。震災に遭われた方と私との違いは、ただただ運の一言に尽きます。生きているというより、何かに生かされているという感じを今思います。震災に遭われた方に、今、はっきり目に見えることはできませんが、応援していることは伝えたい。あなた方は何も悪くないのに心が痛みます。このようなコンサートを開いていただき、生きている幸せをしみじみと感じました。ありがとうございました。

●心温まる曲で大変良かった。左手だけとは思えない豊かな色彩のある音楽に聞きほれました。 60代女性

●心が洗われました。右手の分まで左手で演奏しないといけないので、想像以上の動きをしないといけないことがよく分かりました。これからも人々を励ます活動をされます事を期待しております。 60代女性

●心に残る演奏でよかったです。 中学生女性

●心のこもった演奏をありがとうございます。 60代女性

●心のこもった素晴らしい演奏が聴けて良かったです。一つ一つに気持ちが入っていて心がおちついて気持ちがやすらぎました。 60代女性

●子どもがピアノを習っています。小学校でもらった智内さんのピアノコンサートのチラシを持って帰って来て、「左手のピアニスト」聴きに行きたいと言って、今日まで楽しみにしていました。左手のみの演奏なのに、とても音の幅があって、びっくりしました。子どもも、手の動きの速さ、音の強弱が印象的だったみたいです。子どもは「めっちゃすごかった、来て良かった」と感想を言っていました。ありがとうございました。これからも頑張ってください。(実は私も内臓部分の難病を持っております。)今日はすごく勇気付けられました。

●子どもが持ち帰ったチラシを見て、是非今日のピアノコンサートに足を運びたいと楽しみにしていました。智内さんの活動は以前にテレビで見たことがあったからです。左手での演奏を聞いて、いろんな可能性があるんだと思いました。左手(低音)が基礎だということも、今日初めて知りました。 50代女性

●この一週間、悲痛な映像ばかりで気分が沈みがちでしたが、力強いタッチに元気をいただきました。あきらめず努力された姿に感動です。きっと東北の方々も一歩ずつ立ち直られることを信じています。今日はありがとうございました。 30代女性

●このたびは、このような演奏会を開いて頂き、誠にありがとうございました。私はこのような演奏会を聴くことができて本当に幸せです。貴方様は「左手だけでピアノを弾く」という信じられないことを披露してくださいました。私もピアノを習っていたのですが、両手で弾いているのにも関わらず、貴方様には全くかないません。本当にたくさんの苦労をされたと思います。私も貴方様のように困難を乗り越え自分にできることを一生懸命にやりたいと改めて思いました。これからも頑張って下さい。私も貴方様に負けないくらい努力し続けます。本日は本当にお疲れでした。ありがとうございました。 60代女性

●5本の指だけで演奏されているとは思いませんでした。病にみまわれ、一度は人生に絶望されたと思うのですが、人間にはそれを乗り越える力が必ずあるのだと教えて頂きました。ありがとうございました。 30代女性

●これからも頑張ってください。感動しました。 30代女性

●これからも頑張ってください。私も頑張ります。 60代女性

●コンサートを聴いて、左手だけで演奏をしているとは考えられない内容で、右手が使えなくなり左手でのリハビリには相当な努力(我々では考えられない)は想像を超えるものと思います。我々五体満足な者にとって大きく勇気付けられました。ありがとうございました。 60代女性

●震災で家や家族、大切なものを失った方がものすごく沢山いらっしゃいます。また智内さんの様に病気で、又は事故等で身体の不自由な方、そんな方には智内さんの心に響くピアノの音は和らぎと勇気を与えてくれるものです。これからもあちこちでのご活躍され、多くの方に元気と勇気・・・を与えられることを願っています。私自身も今日のコンサートで元気を頂きました。明日からパワーアップして頑張れます。有難うございました。 60代女性

●今回のピアノはよかったです。わたしもピアノを習ってますが、そこまでうまくはひけません。それに片手だけなのにあれほどうまくひけるとは思いませんでした。私もあんなふうにうまくひけるようになりたいです!あと字がきたなくてすみません。P.S.CD買います。

●コンサートにまた行きたい。ピアノをならっているから手本になった。すごく楽しかったです。 60代女性

●コンサートにまた行きたいです。ピアノをならっているので、いいお手本になった。 50代女性

●最後に演奏された曲が雨音のようでとてもきれいでした。小学一年生と5歳の息子の3人で来ましたが、いい経験になりました。ステキな音楽をありがとうございます。 60代女性

●シャコンヌ、素晴らしい演奏で感激しました。温かそうなお人柄と品のいい会話、楽しかった。

●重厚で美しい演奏を感動で楽しみました。ありがとうございました。 50代女性

●主人もパーキンソン病と言う難病にかかっていますが、智内さんのすごいエネルギーを私もいただきます。 60代女性

●ショパンの「別れの曲」が聞けなくてとても残念でした。 40代女性

●ショパンの葬送行進曲を6月4日片手で弾く予定をしていたので参考にしようと思いました。ソステヌートペダルの使い方に注目しています。右手を使わない分を左足でどれだけ補強出来るか、それが出来なければ葬送曲の片手弾きは無理と思っています。

●震災以後、不安をつのらせる日々を送ってきましたが、美しい音色で心がいやされました。機会があればぜひまた演奏を聴きに足を運びたいです。ありがとうございました。とてもファンになりました。

●震災で心を痛めているときに、いい音楽を聴く機会をいただき、ありがとうございました。 40代女性

●スクリャービン「前奏曲と夜想曲」を聴きながら、何故だか、涙がつぎつぎあふれてきました。とてもとても力強く細やかでした。震災で辛い思いをされている方々のこと、智内さんがジストニアを発症されきっと絶望的な日々をおくられたであろうこと、私の息子も原因不明で突然歩行困難になったことがあり、ジストニアを疑われました。幸い約半年で復活しましたが、そのときの絶望的な気持ちは計り知れませんでした。多くの辛い気持ちの方々に音楽が届きますように。 50代女性

●特にバッハのブラーム、シャコンヌという曲がすごかったです。私もピアノを習っていますが、感動しました。これからも頑張ってください。 60代男性

●すごくきれいでビックリしました。きれかったのでもう一度聴きたいです。 40代女性

●すごくしっかり弾けていたしすごく上手に弾けているな~と思いました。わたしはまだ小学校にいっているので、まだわたしには弾けないと思いました。また見に来たいです。 60代女性

●素敵な演奏ありがとうございました。地震で悲しんでいるときにこの様な音楽を聞かせていただいてやすらぎました。又、片手で力強く弾いていただき感動しました。 60代女性

●素適な演奏でした。これからもお体気をつけて頑張ってください。 40代女性

●すてきな演奏どうもありがとうございました。左手だけで演奏するということから、少しは音の数が減るのかと思っていましたが、ペダルを有効に活用していて迫力のある素晴らしい演奏でした。指の動きがなめらかでたくさん訓練されているんだなぁと思いました。私も幼稚園に入る前からずっと音楽教室に通っていますが、利き手ではない左手の練習でいつも苦戦しています。智内さんが難病を乗り越え、左手のピアニストとして活躍されていることに対し、とても感動しました。プログラム3番のアヴェ・マリアは、ジャズアレンジをした曲を2年ほど前に私がひけるようになった曲なのですが、とても難しく、なかなか満足できませんでした。智内さんがその曲を左手だけで弾いておられて、感銘を受けました。片手だけで弾くと高音と低音の差が大きいので大変そうなのですが、必死さを全く感じさせないゆったりとした演奏ですばらいかったです。今日はすばらしい演奏をたくさん、どうもありがとうございました。知っている曲がたくさんあって、智内さんの解説も交えており、非常に楽しむことが出来ました。これからもたくさんの人々に左手の演奏をきいていただけるようがんばってください。またお会いできるのを楽しみにしています。

●素敵な演奏をありがとうございまいた。 60代女性

●ステキナ曲、ありがとうございました。 40代女性

●すてきな曲、とても感動しました。 50代男性

●すばらしい。ジストニアが広がらないのを祈っています。出来れば右手ももっと動くようになればいいと思います。ピアニストでネクタイで出てくるとは面白い。久しぶりに中学校の音楽教師を思い出しました。

●すばらしい演奏ありがとうございました。「アーカイブ・プロジェクト」を応援させていただきます。 小学生女の子

●素晴らしい演奏ありがとうございました。この時期にとても幸せを感じております。 40代女性

●すばらしい演奏が聴けて本当に幸せでした。ありがとうございました。 小学生女の子

●すばらしい演奏感謝します。ご病気の名前、初めて聞いたのですが、よく克服されて左手の演奏家となられたこと感動しました。どうぞこれからも頑張ってください。 40代女性

●素晴らしい演奏でした。

●すばらしい演奏でした。ぜひ左手のための初級・中級作ってください。 30代女性

●素晴らしい演奏でした。左手のピアノは初めて聞きましたが、声も良い、顔も良いし、ファンになりました。

●すばらしい演奏に感動しました。未来に向ってあらゆる困難を乗り越えて生きる姿!!一度きりの人生を精一杯、力一杯、命一杯生きる強い意志、エネルギーをいっぱいいただいて感謝です。「ありがとう」健康に留意されますますご活躍とお幸せを心から祈っています。 50代女性

●素晴らしい演奏をありがとうございました。 50代女性

●素晴らしい演奏をありがとうございました。耐震対策を身近な事としてとらえ、色々考えていきたいです。今後のご活躍を心より祈っています。 30代女性

●とても優しくてそして力強い音色が心の中にしみわたっていきました。震災でのショック、毎日放映される悲しい映像、何かをしたいがどうすればいいという思い。そういったしずんだ気持ちになってしまっているたくさんの人が智内さんのピアノ演奏で優しい気持ちになれたのではないかと思います。私も涙がこみあげました。どんな苦難もあきらめず前に進めば乗り越えられる。だからこそ強くなり優しくなれる。智内さんのピアノから強さと優しさを感じるのはそれがあるからですね。勇気をもらいました。ありがとうございました。音楽は人の心を動かします。人の心を洗ってくれます。素適な音色をありがとうございました。昔ピアノを習っていました。今日をきっかけにもう一度ピアノを弾いてみようと思います。

●すばらしい曲の数々ありがとうございました。

●素晴らしいピアノ演奏ありがとうございました。両手に比べると音数は少ないのでしょうが、とても美しい響きを感じました。むしろ両手の場合が、音が多すぎるとさえ思いました。またプロジェクトをされていることは初めて知りました。病気や事故、生まれつき、あるいは老いにより、あるいは左利きの人も、十分に体が動かない多くの人々にとって貴重な資料になることと思います。沢山の左手の楽曲があることも、貴重な財源ですね。プロジェクトの活動に是非少しでも力になれればと思います。

●素晴らしい左手の演奏をありがとうございました。とても楽しい時間でした。 40代女性

●すばらしかった。力強いメッセージをいただきました。 60代女性

●生命を引っ張るもの、又は、人々の心を支えるのに役に立つものをお持ちだということは素晴らしいことだと思いました。今日は聞かせて頂きありがとうございました。 60代女性

●選曲、表現、お人柄、熱意、心を打たれました。津波の映像(M9.0の東北のこと)ピアノの表現でこんな形で見聞き、平穏の有難さがわかり、何が出来るかを考えたいと思いました。活躍を祈ります。音楽で癒しを満たしてください。今日のピアノは特別の愛用でしょうか、ホールのものでしょうか。 60代女性

●先月2月24日NHK大阪ホール名曲リサイタルで聞かせていただき、又、この枚方で聞かせていただく事うれしく思います。 60代男性

●全国の方が心を痛めている地震と津波で、心がしずんでいましたが、ピアノを聴いて心が癒されました。 60代女性

●前日NHKの名曲コンサートでも聴かせて頂きました。大変良かったです。頑張って下さい。 60代女性

●想像以上にすごかったです。左手なのに右手みたいにすごかったです。また枚方市に来てください。

●大震災の一週間後、どんな困難に遭っても諦めない、という事を、そうすれば、いずれ光が見えてくる・・・智内さんの左手の演奏をお聴きして感じました。ありがとうございました。 小学生女の子

●大変ありがたい企画だと思います(無料)。スタッフの方は大変でしょうが、私たちのことを考えてくださりありがとうございました。小生も役に立ちたいと思います。 中学生女性

●大変素晴らしい、とっても幸福を感じました。ありがとうございます。今後も頑張って下さい。 中学生女性

●大変素晴らしい演奏でした。ありがとうございました。 30代女性

●大変すばらしいピアノ演奏でよかったです。今こんな風にゆったりくつろいでピアノ演奏が聴くことが出来ることは、一番幸せなんだと思います。地震にあわれた方には、頑張って欲しいと思います。 50代女性

●大変素晴らしかったです。 小学3年生女の子

●たくさん聞けてうれしかったです。2曲アンコールしてくれてありがとうございました。また聞きたいです。頑張ってください。 小学校高学年男の子

●ただ・・・ただ・・・今生きてる喜びを感じました。感謝 感謝です。ありがとうございました。 小学生女の子

●館野泉さん以外に左手のピアニストがいる事知りませんでした。すばらしい演奏ありがとうございました。また、インターネットで活躍等見せていただきます。 40代女性

●楽しい時の音楽はもっと良いが、つらいときの音楽は人に勇気、力を与えてくれる。今回の震災により、身体的なハンディを背負うことになった人々にとっても励みになる活動をお願いします。ますますのご活躍を祈念いたします。ありがとうございました。 60代男性

●力強い、又、優しい音色に何度も涙しました。ありがとうございました。 60代女性

●力強い演奏ありがとうございました。どうぞ頑張って下さい。 30代女性

●力強く演奏していただいて感謝します。人間やろうと思えば・・・出来るかもしれないですね。

●力強くすんだ音にびっくりしました。本当に左手だけ?曲の説明の時の笑顔がステキでした。睡魔と闘う方法をありがとうございました。でも使わずにすみました。ピアノってステキですね! あけみんみん 50代女性

●智内さん、今日はありがとうございました。娘と二人で着ましたが、二人で左手の素晴らしい指の動きに見とれました。これからも頑張ってください。 60代女性

●智内さんが到達されたピアノの境地を後につづく人に教え、そして奨励する姿は輝かしく見えます。 60代女性

●智内さん素晴らしく、とても感動いたしました。ありがとうございました。これからのご活躍を心よりお祈りいたしております。芦屋のサロンコンサートにも一昨年行かせていただき、嬉しかった事を思い出しながら今日もしみじみ拝聴させていただきました。 60代女性

●智内さんの演奏を聞いたのは今回が初めてです。とても素晴らしい演奏だったと思います。左手だけでひくということは大変だと思いますが、それを感じさせない、ずっと聞いていたいなと思いました。これからもご活躍されますようがんばって下さい。 小学生女の子

●智内さんの事を去年のクリスマスコンサートで知り、生のライブを目の前で見てからのファンです。今年も又、こんな大きな会館で会えて、とても幸せです。優しいメロディに感動しております。是非、頑張ってください。 30代女性

●智内さんのコンサート初めて聴きました。音楽への思いが伝わりました。簡単なことではない音楽を通して伝えたい思いは、その背景にあることに思いをはせることをまなびました。折りしも大地震の後で、本当に日頃の備えが必要だと思える今日の主催者の主旨が十分伝わり、説得力がありました。これからも人々の生活に、市、府共にきめこまやかな取組みをしてください。本当にご苦労様でした。枚方市の土木の方、本当にご苦労様でした。自治会ごとにお話しに是非行ってください。お話もわかりやすく入りました。 50代女性

●智内先生のすごい気力に驚き励まされます。若いときからピアノが好きで弾いていましたが、左手がしびれ始め、2年前からひかなくなりました。寂しく待っているピアノを右手で何とか弾いて心身を若返らせようと思います。ありがとうございました。頑張ってください。

●チラシで見たときは「どんな人かなー」と思いました。そう思いながら行ったら左手だけでやってるの?って思ってしまいました。とてもきれいな音でした。これからも頑張ってください。 小学生男の子

●通常よく耳にする音楽を左手だけで演奏すると思っていました。左手だけの楽曲があるとは知りませんでした。 60代女性

●東北関東大震災のニュースに毎日涙しております。その中にあって智内さんのすばらしい音楽に心安らかなときを過ごさせていただきました。甲東教会に来ていただいたときは、左手だけでとビックリしました。その後次々と活躍なさっていられること大変うれしく思います。障害のある方にも心の安らぎを与えていられることと信じます。どうぞ今後の五活や浮くをお祈りいたします。ありがとうございました。 60代女性

●東北での地震、智内さんのご病気等々色々考えさせられる事ばかりで、楽しませていただきました。どんな事があっても、負けない気持ちが必要なんだと思いました。今日は楽しかったです。ありがとうございました。 60代女性

●とてもいいえんそうだったので、これからもがんばってください! 60代女性

●とても感動した。 小学生男の子

●とてもきれいな演奏でした。左手だけで本当に弾いているのかと思いました。はやい曲なのに右手の部分と左手の部分がよくわかります。私もピアノを習っています。でも左手だけでこんなにまで弾ける人はならってから9年間全く会ったことがありません。この調子でこんども演奏してください。今度もこのような演奏をよろしくお願いします。 小学生女の子

●とてもステキで聞き入ってしまいました。また聴いてみたいです。大変良かったです。 30代女性

●とても素晴らしい演奏でした。子供を連れてのコンサートで騒がないかと心配していましたが、三歳と八歳の子供も静かに聞き入っていました。これからも頑張ってください。 40代女性

●とても澄んだ音色に感動しました。いやされました。ありがとうございました。 30代女性

●とても力づよい演奏でとても重い日々に明るさを見出せました。この時間はいやされ優しい気持ちになりました。 40代女性

●とてもとても美しい音。 60代女性

●とてもとても興味を持って今日の演奏会に来ました。イメージしていた以上の音色の豊かさにとてもとても感動しました。左手のためのピアノ曲を自分も弾いてみたいと思いました。みんなが楽しめるように、初級・中級の曲の開発にも大きく期待します。 60代男性

●とてもなめらかな音色に感動しました。質問に対しての返答や話し方が丁寧で、人柄の良さが全てのことに対して伝わってきました。また機会があればコンサートを枚方で開催して欲しいです。 40代女性

●とても左手だけの演奏とは思えないすばらしいものでした。ありがとうございました。 小学生女の子

●とても良かったです。東北の人達に聞いてもらいたい。元気が出るのではとも思いました。ありがとうございます。これからも頑張ってください。 30代女性

●どんな努力を重ねてこられんたんだろうと、身につまされる思いがしました。素晴らしい時間をありがとうございました。 小学校高学年女の子

●生のピアノコンサートは久しぶりに来ました。左手だけのすばらしい演奏にとても感動し、バッハのシャコンヌは涙が溢れてきました。ありがとうございました。音楽の力ってやはりすばらしいと日々感じています。いつまでも音楽を感じていられる人間でありたいと思います。

●初めて、左手だけのピアノ演奏を聴かせて頂きました。両手で演奏するより澄みきった響きがして、心が洗われました。左手が両手で演奏する上でも基盤になっているというお話も、勉強になりました。智内さんの音楽に対するひた向きさが伝わってきました。今日は来る事が出来て良かったです。これからもっと左手の曲が世の中に広まると良いなと思いました。戦争の影響で左手の曲が出来たということは知りませんでした。有難うございました。

●初めて左手のコンサートを聞きました。両手で弾いているみたいに感じました。きれいな音でした。 小学生女の子

●ハンディを持ち、前向きに頑張っておられる姿に勇気と元気を頂きました。ありがとうございました。 30代女性

●左手だけでもほんとうに素敵な音色が出るのですねぇ~。本当に素敵な演奏をありがとうございました。4月7日の西宮も又参加できたらと思います。65歳以上ですが(15年間主人の介護に追われ)、さっそくピアノを弾いてみたいと思いました。

●左手だけのえんそうは良かった。これからもがんばれ!!

●左手の演奏すばらしかったです。多くの人に左手のピアノ演奏が広がること期待しています。 50代女性