本年もよろしくお願いいたします!

明けましておめでとうございます。

今年2011年は、1月22日に大阪摂津市のコンサートで幕開けします。
久しぶりに原点に戻りシャコンヌを演奏させて頂こうかと思います。
その次の日には坂の上の雲・秋山好古に焦点を当てた 朗読コンサートを行います。

初仕事として、メンバーと共にこちら「Left Hand Piano Music」に動画を4本アップロードさせて頂きました。ご覧くださいませ、

今年も様々な挑戦をしていきたく思います。
演奏を通じて沢山の素晴らしい出会いを期待しております。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

智内威雄(2011年1月2日)

坂の上の雲・朗読:演奏者より。

坂の上の雲ミュージアムの朗読コンサートに足をお運びいただき、有り難うございました。

三回目となる今回は、読み手に阿部佐和子さんをお迎えしての朗読コンサートとなりました。阿部佐和子さんとは第一回目の「坂の上の雲・総集編」の朗読コンサート以来、二回目の共演となりました。今回は司馬遼太郎作品から少し離れて、小泉八雲の怪談・奇談を取り上げてみました。

実は合計三回の合わせ稽古をさせて頂いたのですが、練習の時からとても出来が良く、毎回世界が深まり登場人物の一人一人に命が吹き込まれ動き出していくのが分かる程でした。本番でも佐和子さんの素晴らしい朗読を通して、登場人物達の苦悩や喜びなどが時代や場所を越えて現代・坂の上の雲ミュージアムに蘇ってくるように感じました。会場が妖気で満ちていたような。素晴らしい時間を共有することが出来、とても幸せでした。

来年もここ松山・坂の上の雲ミュージアムでの朗読コンサートをさせて頂く事になっております。また引き続き、文字と音の関係を模索していければと思います。今後とも応援の程、宜しくお願いいたします。

2010年8月22日 智内威雄
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名古屋・宗次ホール:演奏者より

コンサートに足をお運びいただき有り難うございました。

演奏を通して名古屋に戻って来られた事がとても嬉しいです。宗次ホール・コンサートも2回目となりました。しかしこのホールの素晴らしい響きには驚かされます。一言で言うならば「ヨーロッパの教会の響き」でしょうか。恐らくピアノ以外にも室内楽などの弦楽器がとても美しく響くのではないかと思われます。当日は晴天にも恵まれ、響きが更に広がるような気持ちよさがありました。ホールも楽器などと言われますが、それを実感させられコンサートでした。

今回のプログラムは少しJazzの影響を感じられる物を選ばせていただきました。この曲目選びというのは演奏家にとっては至福の時です。今後も引き続き左手の作品を紹介すると共に、その無名とも言える楽曲に様々な角度から光を当て、本来持つ魅力を感じて頂けるような舞台も作っていきたく思います。皆様と素敵なコンサートを創造出来るよう精進して参ります。舞台のアイディアなど、ご意見も常時募集しております。今後とも応援の程、よろしくお願いいたします。

智内威雄