2023/08/26 埼玉県蕨市民音楽祭

演奏会後記>>

※申し込み多数のために、抽選になりました。
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2023年8月26日(土) 14:00開演(13:30開場)
埼玉県蕨市くるる 蕨市民音楽祭
「蕨のアーティストたちVol.52 左手のピアニスト 智内威雄と、音大の学生たち」

定員
130名(往復はがきで申込み)
定員を超えた場合は抽選になります。

申込方法
8/4(当日消印有効)までに、チラシのハガキ(往復ハガキでも可)に、必要事項を記入の上、切手を貼って投函、またはくるる窓口へ持参してください。
※1枚のハガキで2名様まで可。お申し込みの方全員へ、8/21までに当落通知を郵送いたします。


PROGRAM
第1部 東京音楽大学の皆さん
あの作曲家のウラ/オモテvol.1 『ショパンのピアノと歌曲』
F.ショパン/雨だれ
F.ショパン/革命
F.ショパン/ 17のポーランドの歌より抜粋
F.ショパン、作詞:堀内敬三/別れの曲(日本語歌曲版) ほか

第2部 智内威雄ソロ
グリーグ、スクリャービン 現代作曲家が子どもを思う曲
大野瑞季/「4つの花」よリ
朴守賢/ワンハンドピアノのためのシンフォニア
子どもと共に作り上げた曲(大阪府箕面市の子どもたちの曲)
唱歌古謡等 ほか
※演奏者の都合により、演奏順、曲目などが変わることがあります。ご了承ください。
http://warabi-fmpc.or.jp/event/event-kururu/entry_10242/


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第9回蕨市民音楽祭での演奏会を終えました。私の演奏枠を音大学生とのジョイントコンサートの形式にしていただいてから3回目になります。

数年前、全国の大学がコロナ禍でリモート授業、そしてオンラインレッスンに切り替わり、舞台芸術を学ぶ音大学生に深刻なダメージがあった頃、その彼女たちに演奏機会を与える事は出来ないだろうかと蕨市に相談したのが、このジョイントコンサートが生まれるきっかけになりました。

学生達の演目は、第1回目の会では一手、ニ手、四手と、ピアノ音楽表現の変化を実演で聞いていただきました。第2回目の会では、ロシア・ウクライナ音楽に絞り、室内楽なども演奏しました。そして今回第3回目は、演奏だけではなく企画も音大学生が行いました。

我々はクラシック音楽の魅力を伝える使命があります。企画担当の学生が選んだテーマは、普段知られることのないショパンの魅力、ショパンの歌曲についてでした。会場との合唱もあり、とてもあたたかく朗らかなやり取りがありました。

私が担当した後半は、この一年行ってきた「現代における音楽」に関する活動を反映した演目にしました。今後の蕨市民音楽祭であり、蕨の子ども達への音楽ヴィジョンを演奏とお話と共にお伝えしました。

この場をお借りして、蕨市長をはじめとして蕨市役所の皆さま、蕨市立文化ホールくるるの皆さま、蕨市民音楽祭を企画運営されている実行委員会、教育委員会の皆さま、そして参加してくださった聴衆の皆さまにお礼申し上げます。

これからも「蕨の音」の発展が楽しみです。また皆さまに演奏会を通してお会いできることを楽しみにしています。