大阪大会予選審査をしてくださいました武庫川女子大学 宮下教授も仰っていましたが、どの演奏にも個性があり、演奏者一人ひとりの情熱が溢れていました。音楽の力を感じ、心洗われるような時間でした。
かつて私がドイツ・ハノーファーに留学していた頃、先生方が学生たちに向かって「何よりもまず音楽への情熱が大切だ」と仰っていたことを思い出します。
今日の演奏を聴き、改めて音楽の素晴らしさ、そして演奏者たちの音楽に対する真摯な想いに心を打たれました。
すべての会場での予選審査が終了いたしました。多様な個性と、音楽への熱い想いを抱く音の余韻が残ります。
審査結果は、明日12/9昼の12:00以降に事務局を通して、コンクールの公式サイトにて発表いたします。
コンクールという場ではありますが、私たちは皆、片手の音楽を広める仲間であり、なにより音楽という一房を分かち合う仲間です。大会後も共に音楽の道を歩んでいけることを、心より願っております。