2007/12/27 盛岡マリオスホール

盛岡マリオスホール
2007年12月27日(木)午後7:00開演
「智内威雄・一戸香織ジョイントリサイタル


足をお運び頂き、ありがとうございました。2007年最後のコンサートとなりました。思えば2006年に盛岡マリオスホールでコンサートをさせて頂いた事が、左手の演奏のスタイルを見つけるきっかけとなりました。その思い出の場所に一年ぶりに戻り、皆様にお会い出来てとてもうれしかったです。この会を企画して頂いたスタッフの皆様、そしてコンサートにご来場いただいた皆様にこの場をお借りして、感謝の御礼を申し上げます。これからも応援のほど宜しくお願いいたします


会場の声(アンケートより)

2007年12月30日 盛岡タイムズ:〈音楽時評〉渡部精治
智内さんは大学在学中にジスとニアという病気に侵され、ピアニストとしては最も重要な、右手の機能を失ってしまい、以後左手のみによる不屈の努力により演奏家として蘇った才能豊かな音楽家である。<<中略>>智内さんは日本人作曲家の組曲とショパンの練習曲より第3番を弾いた。ともに巧妙に編曲されていて、アルペジョなどに要する時間の経過も、その後先の巧妙な連結と強弱の利いたメリハリのある演奏進行が自然に行われ、堂々とした風格が醸し出されいてた。<<中略>>音楽で大切な「間」を演出して、素晴らしいの一言に尽きる演奏であった。