提出いただきました曲目リストを見ても、近代の先鋭的な左手楽曲を演奏される方、自作の作品を演奏される現代作曲家の方、唱歌・童謡の編曲楽曲を演奏される方、シャンソン調の弾き語りをされる方、そして今回から開始される室内楽曲を演奏される方、多様な片手演奏のあり方が示されています。
この「ワンハンド・ピアノフェスタ!」が発祥となり、参加者たちが身近な駅ピアノであったり、各地の音楽イベントで片手演奏を披露されるようになったり、それだけにとどまらず様々な片手演奏のイベントも開催されるようになるなど、縁が広がっています。10周年を迎えるフェスタの重要性を改めて感じます。
運営面でも、未来の「#左手のピアニスト」を育てるために、ピアニスト達を企画・運営スタッフや、ゲスト出演枠に入れるなどの試みが毎回行われ、その中からはプロの演奏活動を開始した者も出てきています。
この演奏分野は、第一次世界大戦がきっかけで花咲きました。フェスタは、その苦難の歴史を開かれた未来に繋ぐための大切な架け橋としても発展しています。今後も様々な試みをしていきます。応援のほどよろしくお願いいたします。
#ワンハンドピアノフェスタ
#左手のピアノ国際コンクール
#Wittgenstein
#両国門天ホール #メイプルホール