2008/03/21 広島 ゲバントホール

広島 ゲバントホール
2008年3月21日(金) 午後6:00開場、午後6:30開演


広島という場所は僕にとり特別な意味をもつ場所です。
左手の演奏を開始した2004年、そこから左手一本での演奏の全てを一から研究し組みなおしました。そうしていくうちに左手の演奏世界が両手演奏とは別の 世界を持っている事を感じるようになり、それを世に知らせたいという思いが募りました。そして2005年の広島「どんな(両手の)ピアニストより壮大な音 楽の世界を描き出して見せる」と挑んだ日本演奏家連盟のオーディション。その後に広島交響楽団とラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲を演奏した事、これが 演奏家としての出発地点となりました。それから人の輪がどんどんと広がり、今では関西を中心に演奏活動をさせて頂けるようになって参りました。今回は初め ての広島市内でのソロコンサートとなりました。左手の音楽の世界には秀逸ながら演奏される機会の少ない名曲が多数あります。今後もそういった作品を含め、 左手の演奏世界を紹介していければと思います。
智内威雄



会場の声(アンケートより)

●「演奏とは聞く人の時の流れを変える行為」先日読んだ本に書いてありました。今日は本当にその通り、音楽の世界にひき込まれてしまいました。

●日頃クラシックと縁のない生活をしておりますが、来て見るとやはりライブはすごい。すごい迫力と繊細なメロディーに心洗われました。感動しました。

●神の手だと感じました。素晴らしい大きな喜びをもらいました。ありがとうございました。

●智内さんの左手の演奏は力強く生命の輝きに満ち満ちています。天上からの七色に輝く崇高な響きに魅了されると同時に、拝聴している私も心身共に元気になれました。心の琴線に響く素晴らしい演奏を本当にありがとうございました。

●第2部の詩の朗読とのコラボレーション、特に最初の詩と曲は絶妙の組み合わせでした。

●詩に音楽の風景が加わって胸にジーンときました。

●初めて聴くようなピアノの音でした。爽やかな笑顔も心に沁みました。

●音でこんなに色々なことを表せるのは本当にすごいと思いました。これからも沢山の方々に音を届けてください。私もがんばります。

●豊かな音と迫力のある演奏に引き込まれました。詩とのコラボレーションも素晴らしく感動いたしました。励まされた気持ちです。未来を信じようと思いました。感謝です。

●力強い音と美しい指さばきでピアノに不案内の私も感銘を受けました。人のなせる業に無限の可能性を感じました。

●全く妥協のない素晴らしい演奏を聴かせていただきました。