東京大会素晴らしい演奏でした

昨日開催されました左手のピアノ国際コンクールの東京大会。プロ部門予選会、アマチュア部門本選会ともに、本当に素晴らしい演奏の数々を聴かせていただきました。
それぞれの演奏者が、ご自身の音楽と真摯に向き合っていらっしゃる姿が印象的でした。一つ一つに込められた想いや、音楽を通して表現される世界観に心を動かされます。
演奏を終えられた方々からは、「ピアノの響きが素晴らしく、演奏に集中することができた」というお声を多くいただきました。豊かな低音と伸びやかな高音は、演奏者の表現をさらに広げ、聴く者を魅了する力強い演奏を生み出していたように思います。
これは、ヤマハアーティストサービスの皆さまにご尽力いただき、素晴らしいピアノをご用意いただいたおかげです。この場をお借りして、深く感謝申し上げます。
さて、来週12/8には大阪大会が開催されます。プロフェッショナル、セミプロフェッショナル部門の予選会が行われます。次はどんな音楽との出会いがあるのか、今から楽しみでなりません。会場でお待ちしています。
なお、審査結果については、下記の公式サイトに発表されております。皆さまへの講評は事務局を通して送られます。
http://lefthandpianocompetition.com/frontpage/post-1315/

2024/11/24 福間洸太朗プロデュース配信コンサート

福間洸太朗プロデュース配信コンサート「左手のピアノ音楽~今を生きる作曲家~」
Rare Piano Music Vol.34 – Takeo Tchinai

日時:2024年11月24日(日)
場所:Youtube上(11/24の22:00 – 11/25の22:00まで無償公開、それ以降は10分の抜粋動画のみ公開)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=E3TxZa6iJRQ
※アーカイブ動画つきチケットは、2024年12月1日(日)21時までご購入が可能となっています(ご購入の方には、12月2日ダウンロード用のリンクをお送りします。)

※配信動画が気に入りましたら、ぜひ以下よりダウンロードや投げ銭、CD応募など、よろしくおねがいいたします。https://rpm-34tchinai.peatix.com/

●プログラム:

・川上統作曲
 「ソナチネ」
 「組曲みちびき地蔵~気仙沼大島みちびき地蔵より~」
    1.波の巻 
    2.お堂の出来事の巻 
    3.津波の巻 
    4.みちびき地蔵

・近藤浩平作曲
 「声明とコラールの記憶」
 「海辺の雪」

・飛田泰三作曲
 「メモリー1」(世界初演)

・岩下周二作曲
 「左手のための24の前奏曲」より

1930年代の島根県浜田市:演奏会

今日は、島根県浜田市を訪れました。神楽発祥の地として知られるこの地で、文化の息吹を肌で感じる素晴らしい時間を過ごしました。

早朝ジョギングでは、漁港の壮大な景色を楽しみ、地元の方々にお話を伺ったりと、心身ともにリフレッシュします。

観光パンフレットを読んでみると面白い。1935年に石見神楽の台本とも言える石見神楽合本が編纂され、後世に残すための準備が整えられたという。

しかし、もっと驚いたのは、この時期に地元小学校では未来を担う子供たちのために、スタインウェイのピアノを購入していたという。1933年のこと。

家一軒が500円で買えた時代に、2405円という高額なピアノを購入できたのは、初代市長の山崎義一氏をはじめとする先人たちの、文化の力で未来を切り拓こうという強い意志があった。

「原井の宝」と称されるこのピアノは、1920年代の黄金期のスタインウェイのオリジナルの共鳴版から響く、太くのびやかな音色と、甘い音色に、聴衆のみならず奏者をも魅了します。銘器との対話は楽しい。

今回、私はこのピアノでコンサートをさせていただく機会に恵まれました。演奏を通して、地域の歴史と文化が溶け合うような、不思議な感動を覚えます。

劇場の子ども達と行なった朗読コーナー『谷川俊太郎「生きる」』では、子ども達が語る平和の詩と、ピアノの音色が美しく調和し、深く心に残る場面となりました。

1930年代という分岐点に、文化を通して未来を語った大人達の想いに触れた気がいたします。同時に文化を継承することの大切さを実感します。

この機会を与えてくださった浜田おやこ劇場の皆様、そして会場となった原井小学校の先生方、このような素晴らしい機会をいただき、誠にありがとうございました。

「左手のアーカイブ」プロジェクト:収録しました!

「#左手のアーカイブ」プロジェクトの収録が、無事終了いたしました!今回も、団体創立メンバーの #藤井光 さん(映像)、#君島結 さん(音声)と共に行いました。

1日目は、左手のピアニストの有馬圭亮さんと早坂眞子さんをお迎えし、第2回左手のピアノ国際コンクール作曲部門の応募作品の収録を行いました。お二人の演奏は、高度な技術と豊かな音楽性に彩られる素晴らしいものでした。

2日目は、私自身の演奏収録を行いました。勉強を重ねるごとにレパートリーも増え、今回私の収録トラック数は49曲に達しました。楽譜を何度も読み込むことで、作曲家たちの創意工夫や音楽への情熱に触れ、そして左手のピアノ曲の可能性に改めて感銘を受けました。

そして優れたフルコンサートピアノのおかげで、万全な体制で望むことが出来ました。この場をお借りして、収録にご協力いただきましたヤマハアーティストサービス東京の皆様に御礼申し上げます。

このプロジェクトは、楽曲を後世に伝え、演奏技術を未来へ繋ぎ、作曲家たちに新たな可能性を提供することを目的としています。
Vimeo、Youtube、そして「左手のアーカイブ」プロジェクトのサイトから、ご覧いただけるように準備を進めております。

今後とも、応援のほど、よろしくお願い申し上げます。


富士吉田市の公演

昨日今日と、富士吉田市にあります 銘楽堂 にて演奏をさせていただきました。
雄大な富士山を望む庭園、紅葉に華やぐ景色。ホールへと向かうアプローチを歩くたびに、心が洗われていくようでした。
銘楽堂のホールは、日本の伝統的な木材と西洋のデコラティブなアクセントが調和した、印象的な空間です。
特に、特別仕様のベヒシュタインの存在感は格別で、ヨーロッパのピアノならではのクリアな発音と、ふくよかな響きが両立した、素晴らしい楽器でした。
このような素敵な空間で演奏させていただけたこと、心から光栄に思います。
企画をしてくださった ピアニストの福間洸太朗 さん、銘楽堂の望月恭子様、ジョイフルアーツの深谷玲奈様、そして会場にお越しくださった皆様に、心より御礼申し上げます。
今回は現代曲を中心としたプログラムでしたが、「とても良い選曲だった」など、嬉しいお言葉をたくさん頂戴し、大変嬉しかったです。
またいつか皆様にお目にかかり、新たな音を分かち合える日を楽しみにしております。

今夜22時 福間洸太朗さんとYoutube対談

今夜22:00からは、ピアニストの #福間洸太朗 さんとのYoutube対談があります。 #RarePianoMusic (配信コンサート)のプレトークになります。作曲家の #近藤浩平 さん、#川上統 さんもご一緒で、今からとても楽しみです!

福間洸太朗さんは、ご存知の通り人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。ピアノ音楽の多様なあり方を追求される姿が、本当に素晴らしいです。横浜みなとみらいホールでの現代作曲家シリーズも、個人的には注目しています。

今回は、そんな福間さんの主催する配信コンサートに出演させていただくことになり、そのプレトークにお招きいただきました。真面目な話はもちろんですが、楽しいトークになりそうでワクワクしますね。ぜひ、皆さんもご覧ください。
https://www.youtube.com/live/MKkivrR33UI?si=XhDh6KSSu4jvswlY


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学生たちとのコンサート作り

東京音楽大学の #学生たち と #コンサート企画運営 を行う授業ACT Project ホールチームの、今季最大のイベントが、先日 #無事終了 いたしました。
学生たちの瑞々しい感性を活かした楽器紹介を行う「#推し楽器」シリーズのファイナルとして、満を持しての #オーケストラ演奏会 でした。
演奏や指揮の素晴らしさはもちろんのこと、企画運営を行う学生たちのひたむきな姿勢と音楽に対する真摯な情熱に、心から感動いたしました。
会場では「推し楽器」投票など、聴衆の皆様にもお楽しみいただける企画をご用意し、本物のドラムロールに合わせて結果発表を行うなど、驚きと笑顔に満ちた時間となりました。
この公演は、学生たちにとって単に演奏技術を披露する場ではなく、企画から運営まで主体的に取り組むことで、貴重な学びと成長を得る場となりました。
これからの音楽家は、専門的に楽器演奏等を学ぶだけでなく、社会にクラシック音楽の魅力を発信していく必要があります。そのためには、演奏等の技術と同じくらい、あるいはそれ以上に、プロデュースする力、企画する力が求められます。
学生たちが力をつけて社会に飛び立っていく姿を見ることは、地域に音楽の喜びが広がっていくようで、大きな喜びを感じます。
この素晴らしい機会を与えてくださった #杉田劇場 の中村様、堀様をはじめとするスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。
これからも学生たちとの企画は続きます。11月には大学内での公演、そして和光市サンアゼリアでのロビーコンサート、大ホールではチェロコンサートと、彼女たちが地域にお届けする音楽の感動を、ぜひご期待ください。

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熊本で岩下周二さんの大曲、演奏

作曲家 岩下周二 さんの個展で演奏させていただきます。彼が生まれ育った地元の熊本での開催ということで、以前から参加できるのを楽しみにしていました。
演奏するのは、24の前奏曲。30分近くかかる楽曲ですが、どれも本当に素晴らしい曲ばかりなので お楽しみいただけると思います
これからも色々な場所で演奏していきたいと思っていますので、お近くで演奏会を開催する際にも、ぜひ足をお運びください。

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静岡・江崎ホールでの演奏会を終えました

昨日は、静岡にある江崎ホールという素敵なサロン空間で、皆さまと音楽を共有することができ、大変嬉しく思っております。スタインウェイBの深く豊かな響きが、ホール全体に広がり、演奏者としても至福のひとときでした。

今回は、少し複雑で難解な曲にも挑戦させていただきました。クラシック音楽の奥深さ、多面的な魅力を、少しでも感じていただけていたら幸いです。

演奏会後には、皆さまと温かい交流の時間を過ごすことができ、心より感謝申し上げます。
静岡おやこ劇場の皆さま、そして運営スタッフの皆さまに、心より感謝申し上げます。また皆さまにお会いできる日を、心待ちにしております。
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「第7回 ワンハンドピアノフェスタ in 大阪」にご参加いただき、誠にありがとうございました。

「第7回 ワンハンドピアノフェスタ in 大阪」にご参加いただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、フェスタは無事に、そして熱気あふれる中、幕を閉じることができました。

皆さまの演奏から伝わってくる情熱と、音楽に対する真摯な姿勢に深く感動いたしました。
それぞれの楽曲へのこだわりが、音の一つ一つに込められており、まるで新たな音楽の道を切り開くような、力強い演奏ばかりでした。
会場に響き渡る音は、皆さまの心に深く刻まれ、忘れられない思い出となったことと思います。

また、交流会では、人生と音楽が織りなす、深くて温かいお話をお伺いすることができ、大変貴重な時間を過ごさせていただきました。
音楽を通しての繋がり、心が通い合う喜びを改めて実感いたしました。

今年のフェスタは終わりましたが、これは新たな始まりの一歩でもあります。
晩秋の箕面「左手のピアノ国際コンクール」にはじまり、今後も皆さまの音楽交流の場を創造してまいります。どうぞご期待ください。
今後とも、変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

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