「左手のピアノ国際コンクール」#クラファン・ご支援は1月14日(火)23:00まで!

「左手のピアノ国際コンクール」クラウドファンディングは1月14日(火)23:00まで!
https://readyfor.jp/projects/144612

いよいよ左手のピアノ国際コンクールが間近に迫り、準備も佳境を迎えております。

これまで頂戴いたしました温かいご支援に、心より御礼申し上げます。

皆様からお寄せいただいたご支援は、未来を担う若き音楽家たちが躍動する舞台を創造し、彼らの才能を育むための貴重な資金となります。

事務局一同、参加者の皆様のひたむきな情熱に触れるたびに、その想いに深く共感し、身の引き締まる思いを新たにしております。

この度、大阪大会の本選とガラコンサートのチラシが完成いたしましたので、ご紹介させていただきます。

才能溢れる演奏家たちのパフォーマンス、そして音楽が織りなす豊かさが、皆様に爽やかな感動をお届けできるものと信じております。

今大会も、多くのメディアの注目を集めており、間もなく収録も開始いたします。

参加者一人ひとりの物語、音楽への深い愛情、そして目標へ立ち向かうひたむきな姿は、きっと皆様の心を打つことでしょう。

皆様と、音楽の感動を分かち合える日を心待ちにしております。

若き音楽家たちの夢を育むため、引き続き、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

新年あけましておめでとうございます!



 
 
新年あけましておめでとうございます!

皆様、穏やかな新年をお迎えのことと思います。旧年中は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。

2024年は、ピアニストとして、本当にたくさんの挑戦をさせていただきました。

日本現代音楽協会と作曲家の皆さまとの協働による数々の新作初演。そして様々な演奏機会や録音の機会に恵まれ、多くの皆さまに支えられ、演奏を通して自己と向き合う貴重な時間を過ごすことができました。

2025年は、新たな境地を目指し、歩みを進めてまいります。

現代の音への探求もこれまで以上に力を注ぎ、すでに書かれた現代作品に目を向け、演奏の幅を広げていきたいと考えております。約30曲を新たに学ぶために楽譜を揃えました。同時に、テクニカルな古典作品にも一つずつ丁寧に、真摯に向き合っていきたいと思っております。

2月には第3回左手のピアノ国際コンクールが開催されます!コンクールを成功させ、左手のピアノ音楽の普及に、クラシック音楽の普及に貢献できればと考えております。また、少しお休みしておりました楽譜事業を再開し、より多くの方々に音楽をお届けできるよう努めてまいります。

そして引き続き地域の子ども達と協力し、作曲を通して街に活気と音楽の喜びを届ける「街を子ども達の音楽で彩ろう」プロジェクトも推進してまいります。そして音楽大学図書館に通い、音楽の研究に集中したいと思っており、そこで得た知識や経験を活かして、地域に貢献できるような活動もしていきたいです。

学生時代に憧憬の念を抱いていた50代のピアニストたちの年齢に、私もまもなく追いつきます。彼らの歩みを参考に、私自身の感性も大切にしながら、より多くの人々にクラシック音楽の奥深さと美しさを伝えていけるよう精進してまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

#現代音楽 #新作初演 #クラシック音楽 #ピアニスト #智内威雄 #左手のピアニスト #左手のピアノ国際コンクール #楽譜事業 #音楽教育 #地域貢献 #新年のご挨拶 #2025年の抱負

プロ、セミプロ部門、予選大会終了

今日は、左手のピアノ国際コンクール プロ部門大阪予選と、セミプロ部門大阪予選が開催されました。

大阪大会予選審査をしてくださいました武庫川女子大学 宮下教授も仰っていましたが、どの演奏にも個性があり、演奏者一人ひとりの情熱が溢れていました。音楽の力を感じ、心洗われるような時間でした。

かつて私がドイツ・ハノーファーに留学していた頃、先生方が学生たちに向かって「何よりもまず音楽への情熱が大切だ」と仰っていたことを思い出します。

今日の演奏を聴き、改めて音楽の素晴らしさ、そして演奏者たちの音楽に対する真摯な想いに心を打たれました。

すべての会場での予選審査が終了いたしました。多様な個性と、音楽への熱い想いを抱く音の余韻が残ります。

審査結果は、明日12/9昼の12:00以降に事務局を通して、コンクールの公式サイトにて発表いたします。

コンクールという場ではありますが、私たちは皆、片手の音楽を広める仲間であり、なにより音楽という一房を分かち合う仲間です。大会後も共に音楽の道を歩んでいけることを、心より願っております。

東京大会素晴らしい演奏でした

昨日開催されました左手のピアノ国際コンクールの東京大会。プロ部門予選会、アマチュア部門本選会ともに、本当に素晴らしい演奏の数々を聴かせていただきました。
それぞれの演奏者が、ご自身の音楽と真摯に向き合っていらっしゃる姿が印象的でした。一つ一つに込められた想いや、音楽を通して表現される世界観に心を動かされます。
演奏を終えられた方々からは、「ピアノの響きが素晴らしく、演奏に集中することができた」というお声を多くいただきました。豊かな低音と伸びやかな高音は、演奏者の表現をさらに広げ、聴く者を魅了する力強い演奏を生み出していたように思います。
これは、ヤマハアーティストサービスの皆さまにご尽力いただき、素晴らしいピアノをご用意いただいたおかげです。この場をお借りして、深く感謝申し上げます。
さて、来週12/8には大阪大会が開催されます。プロフェッショナル、セミプロフェッショナル部門の予選会が行われます。次はどんな音楽との出会いがあるのか、今から楽しみでなりません。会場でお待ちしています。
なお、審査結果については、下記の公式サイトに発表されております。皆さまへの講評は事務局を通して送られます。
http://lefthandpianocompetition.com/frontpage/post-1315/

2024/11/24 福間洸太朗プロデュース配信コンサート

福間洸太朗プロデュース配信コンサート「左手のピアノ音楽~今を生きる作曲家~」
Rare Piano Music Vol.34 – Takeo Tchinai

日時:2024年11月24日(日)
場所:Youtube上(11/24の22:00 – 11/25の22:00まで無償公開、それ以降は10分の抜粋動画のみ公開)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=E3TxZa6iJRQ
※アーカイブ動画つきチケットは、2024年12月1日(日)21時までご購入が可能となっています(ご購入の方には、12月2日ダウンロード用のリンクをお送りします。)

※配信動画が気に入りましたら、ぜひ以下よりダウンロードや投げ銭、CD応募など、よろしくおねがいいたします。https://rpm-34tchinai.peatix.com/

●プログラム:

・川上統作曲
 「ソナチネ」
 「組曲みちびき地蔵~気仙沼大島みちびき地蔵より~」
    1.波の巻 
    2.お堂の出来事の巻 
    3.津波の巻 
    4.みちびき地蔵

・近藤浩平作曲
 「声明とコラールの記憶」
 「海辺の雪」

・飛田泰三作曲
 「メモリー1」(世界初演)

・岩下周二作曲
 「左手のための24の前奏曲」より

1930年代の島根県浜田市:演奏会

今日は、島根県浜田市を訪れました。神楽発祥の地として知られるこの地で、文化の息吹を肌で感じる素晴らしい時間を過ごしました。

早朝ジョギングでは、漁港の壮大な景色を楽しみ、地元の方々にお話を伺ったりと、心身ともにリフレッシュします。

観光パンフレットを読んでみると面白い。1935年に石見神楽の台本とも言える石見神楽合本が編纂され、後世に残すための準備が整えられたという。

しかし、もっと驚いたのは、この時期に地元小学校では未来を担う子供たちのために、スタインウェイのピアノを購入していたという。1933年のこと。

家一軒が500円で買えた時代に、2405円という高額なピアノを購入できたのは、初代市長の山崎義一氏をはじめとする先人たちの、文化の力で未来を切り拓こうという強い意志があった。

「原井の宝」と称されるこのピアノは、1920年代の黄金期のスタインウェイのオリジナルの共鳴版から響く、太くのびやかな音色と、甘い音色に、聴衆のみならず奏者をも魅了します。銘器との対話は楽しい。

今回、私はこのピアノでコンサートをさせていただく機会に恵まれました。演奏を通して、地域の歴史と文化が溶け合うような、不思議な感動を覚えます。

劇場の子ども達と行なった朗読コーナー『谷川俊太郎「生きる」』では、子ども達が語る平和の詩と、ピアノの音色が美しく調和し、深く心に残る場面となりました。

1930年代という分岐点に、文化を通して未来を語った大人達の想いに触れた気がいたします。同時に文化を継承することの大切さを実感します。

この機会を与えてくださった浜田おやこ劇場の皆様、そして会場となった原井小学校の先生方、このような素晴らしい機会をいただき、誠にありがとうございました。

「左手のアーカイブ」プロジェクト:収録しました!

「#左手のアーカイブ」プロジェクトの収録が、無事終了いたしました!今回も、団体創立メンバーの #藤井光 さん(映像)、#君島結 さん(音声)と共に行いました。

1日目は、左手のピアニストの有馬圭亮さんと早坂眞子さんをお迎えし、第2回左手のピアノ国際コンクール作曲部門の応募作品の収録を行いました。お二人の演奏は、高度な技術と豊かな音楽性に彩られる素晴らしいものでした。

2日目は、私自身の演奏収録を行いました。勉強を重ねるごとにレパートリーも増え、今回私の収録トラック数は49曲に達しました。楽譜を何度も読み込むことで、作曲家たちの創意工夫や音楽への情熱に触れ、そして左手のピアノ曲の可能性に改めて感銘を受けました。

そして優れたフルコンサートピアノのおかげで、万全な体制で望むことが出来ました。この場をお借りして、収録にご協力いただきましたヤマハアーティストサービス東京の皆様に御礼申し上げます。

このプロジェクトは、楽曲を後世に伝え、演奏技術を未来へ繋ぎ、作曲家たちに新たな可能性を提供することを目的としています。
Vimeo、Youtube、そして「左手のアーカイブ」プロジェクトのサイトから、ご覧いただけるように準備を進めております。

今後とも、応援のほど、よろしくお願い申し上げます。


富士吉田市の公演

昨日今日と、富士吉田市にあります 銘楽堂 にて演奏をさせていただきました。
雄大な富士山を望む庭園、紅葉に華やぐ景色。ホールへと向かうアプローチを歩くたびに、心が洗われていくようでした。
銘楽堂のホールは、日本の伝統的な木材と西洋のデコラティブなアクセントが調和した、印象的な空間です。
特に、特別仕様のベヒシュタインの存在感は格別で、ヨーロッパのピアノならではのクリアな発音と、ふくよかな響きが両立した、素晴らしい楽器でした。
このような素敵な空間で演奏させていただけたこと、心から光栄に思います。
企画をしてくださった ピアニストの福間洸太朗 さん、銘楽堂の望月恭子様、ジョイフルアーツの深谷玲奈様、そして会場にお越しくださった皆様に、心より御礼申し上げます。
今回は現代曲を中心としたプログラムでしたが、「とても良い選曲だった」など、嬉しいお言葉をたくさん頂戴し、大変嬉しかったです。
またいつか皆様にお目にかかり、新たな音を分かち合える日を楽しみにしております。

今夜22時 福間洸太朗さんとYoutube対談

今夜22:00からは、ピアニストの #福間洸太朗 さんとのYoutube対談があります。 #RarePianoMusic (配信コンサート)のプレトークになります。作曲家の #近藤浩平 さん、#川上統 さんもご一緒で、今からとても楽しみです!

福間洸太朗さんは、ご存知の通り人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。ピアノ音楽の多様なあり方を追求される姿が、本当に素晴らしいです。横浜みなとみらいホールでの現代作曲家シリーズも、個人的には注目しています。

今回は、そんな福間さんの主催する配信コンサートに出演させていただくことになり、そのプレトークにお招きいただきました。真面目な話はもちろんですが、楽しいトークになりそうでワクワクしますね。ぜひ、皆さんもご覧ください。
https://www.youtube.com/live/MKkivrR33UI?si=XhDh6KSSu4jvswlY


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学生たちとのコンサート作り

東京音楽大学の #学生たち と #コンサート企画運営 を行う授業ACT Project ホールチームの、今季最大のイベントが、先日 #無事終了 いたしました。
学生たちの瑞々しい感性を活かした楽器紹介を行う「#推し楽器」シリーズのファイナルとして、満を持しての #オーケストラ演奏会 でした。
演奏や指揮の素晴らしさはもちろんのこと、企画運営を行う学生たちのひたむきな姿勢と音楽に対する真摯な情熱に、心から感動いたしました。
会場では「推し楽器」投票など、聴衆の皆様にもお楽しみいただける企画をご用意し、本物のドラムロールに合わせて結果発表を行うなど、驚きと笑顔に満ちた時間となりました。
この公演は、学生たちにとって単に演奏技術を披露する場ではなく、企画から運営まで主体的に取り組むことで、貴重な学びと成長を得る場となりました。
これからの音楽家は、専門的に楽器演奏等を学ぶだけでなく、社会にクラシック音楽の魅力を発信していく必要があります。そのためには、演奏等の技術と同じくらい、あるいはそれ以上に、プロデュースする力、企画する力が求められます。
学生たちが力をつけて社会に飛び立っていく姿を見ることは、地域に音楽の喜びが広がっていくようで、大きな喜びを感じます。
この素晴らしい機会を与えてくださった #杉田劇場 の中村様、堀様をはじめとするスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。
これからも学生たちとの企画は続きます。11月には大学内での公演、そして和光市サンアゼリアでのロビーコンサート、大ホールではチェロコンサートと、彼女たちが地域にお届けする音楽の感動を、ぜひご期待ください。

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