2025年3月23日

先月、第3回ウィトゲンシュタイン記念左手のピアノ国際コンクールが盛況のうちに幕を閉じ、参加者の皆様、ご来場の皆様、そして応援してくださった皆様からは、今もなお喜びの言葉が届いています。
東北大会の開催は、東日本大震災からの復興を願い発足した「宝塚からの贈り物実行委員会」様のコンクールへのご支援によるものです。深く感謝申し上げます。
初の試みとなる東北大会では、フェスタと左手のアーカイブコンサートを行い、さらに東北の魅力を感じていただける観光企画もご用意しております。仙台出身の早坂眞子さん(プロ部門第2位受賞)、そして智内威雄によるゲスト演奏も、どうぞお楽しみに。
【開催概要】
♪大阪会場:2025年9月15日(月・祝)箕面市立メイプルホール(大ホール)
左手の国際コンクールでも使用された、素晴らしい音響の大ホールです。
https://minoh-bunka.com/maple/
♪東北会場:2025年9月27日(土)仙台パリンカ(詳細調整中)
天井が高く、YAMAHA CS2の豊かな響きをリラックスして楽しめる空間です。
http://r-palinka.com/
♪東京会場:2025年10月18日(土)両国門天ホール
演奏者と聴衆が一体となる、親密な空間での開催です。
https://www.monten.jp/
いずれの会場も、正午頃から夕方までの開催を予定しております(時間調整中)。
詳細なプログラム、お申込み方法などは、後日改めてご案内いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
2025年3月10日
先日、愛媛県西条市にあります、小松公民館2階ホールにて「看取りから芸術へ」と題した講演会をいたしました。単独講演として、看取りについて語ることは初めての経験であり、大変貴重な機会をいただきました。
ピアニストとして、私たちは常に楽曲という魂に寄り添い、解釈を重ね、耳を傾けながらその可能性を探求しています。
その経験を踏まえ、今回は文化の継承、そしてミドルエイジング世代が担う役割についてお話させていただきました。
講演中には、亡き母が遺した映像作品(青山真也監督)もご紹介しました。そこには、表現を通して魂が受け継がれ、新たな表現が生まれていく様が描かれています。
表現を伝承していくことは、人と人、芸術と人、魂と魂を繋ぐ架け橋のようなものだと感じています。その繋がりを通してコミュニティの個性が育まれ、そして新たな創造が生まれていく素晴らしさについて、皆様と分かち合うことができました。
主催してくださいました西条市在宅医療・介護連携推進事業運営委員会、西条市の皆様、そしてご来場いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
2025年3月8日
この度、蕨市の広報誌に作曲ワークの取り組みをご紹介いただきました。ぜひご覧ください。子どもたちの音楽が、蕨の街に新たな息吹をもたらします。https://www.city.warabi.saitama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/011/176/202503honsi.pdf
埼玉県蕨市の未来を奏でる、子どもたちの音楽。
「子どもたちの音楽で街を彩ろう」その想いから始まったプロジェクトは、未来の地域の音を創出する活動です。未来を担うのは、他でもない今の子どもたち。子どもたちの音が、蕨市の未来を鮮やかに彩ります。
昨年の夏、蕨市のご協力のもと、子どもたちが自由に作曲を楽しむワークショップを開催いたしました。まるで絵を描くように、子どもたちは思い思いに音を重ねていきます。その音の重なりは、時に芸術家の耳を唸らせる輝きがありました。
私たちは子どもたちの音に耳を傾け、共に音楽を創り上げました。未来の蕨を担う子どもたちが生み出した、未来の蕨の音がここに誕生しました。
子どもたちが創作した楽曲は、3月3日から市内各公立小中学校で、3月10日から17日までは市内各公民館で放送されています。子どもたちの瑞々しい感性から生まれた音楽を、ぜひお聴きください。
【以下 詳細】
◆東小学校 3月3日(月曜日)~4日(火曜日)
◆西小学校 3月6日(木曜日)
◆南小学校 3月3日(月曜日)~7日(金曜日)
◆北小学校 3月3日(月曜日)~7日(金曜日)
◆中央小学校 3月3日(月曜日)~7日(金曜日)
◆中央東小学校 3月3日(月曜日)~7日(金曜日)
◆塚越小学校 3月3日(月曜日)~7日(金曜日)
◆第二中学校 3月3日(月曜日)~19日(水曜日)上記期間の間で7日間
◆東中学校 3月3日(月曜日)~13日(木曜日)上記期間の間で1日間
◆※第一中学校は、任意のタイミングで放送。
◆中央公民館 3月10日(月曜日)~17日(月曜日)
◆東公民館 3月10日(月曜日)~17日(月曜日)※15日(土曜日)、16日(日曜日)は除く
◆西公民館 3月10日(月曜日)~17日(月曜日) ※15日(土曜日)、16日(日曜日)は除く
◆南公民館 3月10日(月曜日)~17日(月曜日) ※15日(土曜日)、16日(日曜日)は除く
◆北町公民館 3月10日(月曜日)~17日(月曜日)
◆下蕨公民館 3月10日(月曜日)~17日(月曜日) ※15日(土曜日)、16日(日曜日)は除く
◆旭町公民館 3月10日(月曜日)~17日(月曜日)
2025年3月4日
さきほど、NHKラジオ長寿番組の「ひるのいこい」をお聴きのリスナーの方から、心温まるご連絡をいただきました。3月1日の放送のお便りのコーナーで、どなたかが左手のピアノ国際コンクールの感想をお寄せくださったとのことです。
古関裕而さんの音楽が流れる情緒豊かな番組。私も気になり「らじるらじる」で探して拝聴しました。
番組へ投稿してくださるほど、コンクールが印象に残ったことを知り、大変嬉しく思います。
次回のコンクールに向け、これから準備が始まります。どのような大会になるか今から楽しみです。
https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/15_97.html?p=P1LK3137Z2_01_4165415
#NHKラジオ #ひるのいこい #左手のピアノ国際コンクール
2025年3月2日

今治総合芸能祭にて文化の継承について少しお話させていただきましたが、今回は私自身の活動を題材に掘り下げたお話と演奏をさせていただきます。
文化は時代と共に変化するものですが、その土地固有の文化を育むこともまた大切な営みだと考えております。先人たちが築き上げてきた文化を次世代へと繋ぐこと、その意義についても触れられればと思っております。
今回の講演が、皆様にとって文化について考えるきっかけとなり、そして日々の生活の中で、音楽を通して安らぎを感じていただく一助となれば幸いです。
当日は一般の方もご入場いただけます。お近くの方は、ぜひお気軽にお越しください。
皆様との出会いえお楽しみにしております。
2025年2月28日

私にとって今治は、心の原風景とも言える場所です。幼少の頃から島々を巡り、豊かな自然、歴史、文化に触れた記憶は、今も私の心を支える大切な風景として息づいています。
今回の舞台では、今治への感謝と敬意を込めて演奏させていただきます。この地で音楽への想いを皆様と共有できれば幸いです。
お近くの方は、ぜひ足をお運びください。
日時:2025年3月2日(日)13:00~16:30(12:15開場)
場所:今治市中央公民館
詳細:https://www.city.imabari.ehime.jp/event/?a=263
2025年2月21日

2年前、松山での講演(第44回日本死の臨床研究会年次大会)を機に、表現とは何か、それがどのように伝わり、なぜ必要とされるのか、その考察を深めてまいりました。今回は、看取から芸術へ を主題に、資料と演奏を織り交ぜながら、その思索の一端をお伝えしたいと考えております。
お近くの方は、ぜひ足をお運びください。
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◆申込先:(電話)西条市役所 介護保険課
TEL:0897-52-1412(直通)
(申込フォーム)https://logoform.jp/f/dN5co
※講演会チラシの二次元コードからも申込みできます。
2025年2月11日

ウィトゲンシュタイン記念左手のピアノ国際コンクールは、おかげさまで盛況のうちに幕を閉じることができました。
ご来場いただいた皆様、そして陰ながら応援してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
演奏者たちの情熱と、皆様の温かい想いが共鳴し、素晴らしい会となりました。何よりも、音楽を通して様々な交流が生まれ、言葉では言い尽くせない豊かな時間を皆様と分かち合えたことを、心より嬉しく思います。
http://lefthandpianocompetition.com/frontpage/post-1410/
(さらに…)
2025年2月5日
大阪伊丹空港行きの飛行機に乗り込む。昨日までは、学生たちの試験演奏を聴く日々。多くの学びがある。未完の技だからこそ、それぞれの試行錯誤が手に取るようにわかる。
完成された演奏にはない剥き出しの情熱。そこから生まれる創意工夫の数々。彼女たちの「必殺技」を見つけるのは宝探しのような楽しみがある。
そんな感心しきりの日々。いよいよ週末から主催コンクールが始まる!!
もちろん審査も演奏も担当するけれど、ここからは運営側にシフトし、参加者たちの交流をサポートするのが大きな役割となる。
人の出会いほど、楽しく嬉しいものはない。 どんな演奏や物語に出会えるだろうか。未知の扉を開けるような興奮がある。お近くの方は是非!
2/8 2/9 大阪 箕面市メイプルホール!

2025年1月30日

30分ほど、ゆったりとした時間の流れの中で、様々なお話ができればと思っております。金曜の夕暮れ時、どうぞリラックスしてお付き合いくださいませ。
実はこの番組には、活動を始めたばかりの頃から大変お世話になっており、様々なご縁をいただいた、私にとって大切な番組です。再びこの番組でお話できる機会をいただき、心から感謝しております。
https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/radiowide/guest/674492.html
#ラジオ関西 #ラジオワイド #NHKラジオ #智内威雄 #左手のピアニスト #左手のピアノ国際コンクール
2025年1月27日
2025年1月23日
本日、朝日放送ラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」に生出演させていただきました。三代澤康司さん、桂南天さん、そしてスタッフの皆様、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。
左手のピアノ曲の歴史やコンクールへの想いを丁寧にお伝えいただき、大変嬉しく思います。

南天さんから以前いただいた「弟子を育てるということは、智内さんが新たなステージに飛び立つということ」という言葉は、私の指導者としての在り方を考える上で、重要な指針となっています。
お二人の言葉は、私の音楽活動の支えとなっております。出会いに感謝し、クラシック音楽の魅力をより多くの方々にお伝えできるよう、邁進してまいります。
#朝日放送ラジオ #ABCラジオ
#ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です #ドキハキ
#三代澤康司 #桂南天
2025年1月21日
この度、今治市合併20周年記念式典にて、今治市の教育文化スポーツ功労賞を賜りました。関係各位の皆様に、心より感謝申し上げます。
私自身、音楽を通して今治の皆様との繋がりを大切にしており、
この度の受賞を励みに、今後とも地域に貢献できれば幸いです。 (さらに…)
2025年1月7日
「左手のピアノ国際コンクール」クラウドファンディングは1月14日(火)23:00まで!
https://readyfor.jp/projects/144612
いよいよ左手のピアノ国際コンクールが間近に迫り、準備も佳境を迎えております。
これまで頂戴いたしました温かいご支援に、心より御礼申し上げます。
皆様からお寄せいただいたご支援は、未来を担う若き音楽家たちが躍動する舞台を創造し、彼らの才能を育むための貴重な資金となります。
事務局一同、参加者の皆様のひたむきな情熱に触れるたびに、その想いに深く共感し、身の引き締まる思いを新たにしております。
この度、大阪大会の本選とガラコンサートのチラシが完成いたしましたので、ご紹介させていただきます。
才能溢れる演奏家たちのパフォーマンス、そして音楽が織りなす豊かさが、皆様に爽やかな感動をお届けできるものと信じております。
今大会も、多くのメディアの注目を集めており、間もなく収録も開始いたします。
参加者一人ひとりの物語、音楽への深い愛情、そして目標へ立ち向かうひたむきな姿は、きっと皆様の心を打つことでしょう。
皆様と、音楽の感動を分かち合える日を心待ちにしております。
若き音楽家たちの夢を育むため、引き続き、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025年1月1日

新年あけましておめでとうございます!
皆様、穏やかな新年をお迎えのことと思います。旧年中は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
2024年は、ピアニストとして、本当にたくさんの挑戦をさせていただきました。
日本現代音楽協会と作曲家の皆さまとの協働による数々の新作初演。そして様々な演奏機会や録音の機会に恵まれ、多くの皆さまに支えられ、演奏を通して自己と向き合う貴重な時間を過ごすことができました。
2025年は、新たな境地を目指し、歩みを進めてまいります。
現代の音への探求もこれまで以上に力を注ぎ、すでに書かれた現代作品に目を向け、演奏の幅を広げていきたいと考えております。約30曲を新たに学ぶために楽譜を揃えました。同時に、テクニカルな古典作品にも一つずつ丁寧に、真摯に向き合っていきたいと思っております。
2月には第3回左手のピアノ国際コンクールが開催されます!コンクールを成功させ、左手のピアノ音楽の普及に、クラシック音楽の普及に貢献できればと考えております。また、少しお休みしておりました楽譜事業を再開し、より多くの方々に音楽をお届けできるよう努めてまいります。
そして引き続き地域の子ども達と協力し、作曲を通して街に活気と音楽の喜びを届ける「街を子ども達の音楽で彩ろう」プロジェクトも推進してまいります。そして音楽大学図書館に通い、音楽の研究に集中したいと思っており、そこで得た知識や経験を活かして、地域に貢献できるような活動もしていきたいです。
学生時代に憧憬の念を抱いていた50代のピアニストたちの年齢に、私もまもなく追いつきます。彼らの歩みを参考に、私自身の感性も大切にしながら、より多くの人々にクラシック音楽の奥深さと美しさを伝えていけるよう精進してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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