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「第10回 ワンハンド・ピアノフェスタ!in 東京」は、盛況裡に終了いたしました。
この度、東京両国にて開催いたしました「ワンハンド・ピアノフェスタ!in 東京」は、おかげさまで第10回を迎え、過去最多の参加人数に、会場は熱気に満ち溢れており、盛況な一日となりました。
当日は、片手演奏への愛情溢れるピアニストの皆さまにより、素晴らしい演奏の数々を、ご披露いただきました。演奏後の交流会では、活発な楽曲の情報交換や、意見交換が行われるなど、参加者同士の親睦が深まる貴重な機会となりました。
また、特別コーナーでは、第2回 左手のピアノ国際コンクール 作曲部門に応募された作品の初演も行われました。早坂眞子さんによる見事な演奏と、久米詔子氏、真島圭氏の情感豊かな楽曲は、聴衆の心に深く響きました。
私自身も、左手のピアノ音楽における新たな奏法を持つ楽曲の演奏をさせていただいたり、未来の左手のピアノ音楽の数々を紹介させていただき、貴重な経験となりました。
本フェスタは、毎回新たな才能との出会い、新たな音楽との出会い、そして新たな挑戦が生まれる、まさに現代における左手のピアノ音楽の重要な発信拠点であると実感しております。
ご参加いただきました皆さま、ご協力いただきました関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。
来月には大阪でのフェスタも開催予定です。引き続き、皆様のご支援とご参加をよろしくお願いいたします。

投稿日:2024年9月2日


今年の #蕨市民音楽祭 では、3つのコンサートに関わらせていただき、音楽の広がりと、そして蕨市の素晴らしい取り組みを肌で感じることができました。
#子ども作曲ワーク の初演会では、子どもたちの自由な発想が生み出した音楽に感動しました。専門家では思いつかない表現の数々に、音楽の可能性を改めて感じ、未来の作曲家たちの誕生を期待せずにはいられません。
私の #ソロコンサート では、左手のピアノ音楽の魅力を最大限に引き出すプログラム構成を心がけ、日本人作曲家特有の間合いや気配が表現ができたと感じています。
東京音楽大学 ActProjectの学生企画による #声楽コンサート では、彼女たちの企画力、MCの質の高さ、そして、なによりソプラノの老川鈴さん、ピアノの美里芽玖さんの演奏に感銘を受けました。会場との一体感を感じた最後の合唱は忘れられません。
作曲家の朴守賢さん川上統さんと取り組んだ作曲ワークショップに始まり、このような貴重な機会を与えてくださった蕨市の皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも音楽を通して地域社会に貢献してまいりますので、応援よろしくお願いいたします。

投稿日:2024年9月1日


直前のお知らせになりましたが、明日8月25日(日)17時から、お世話になっています #奈良 の #ならまちセンター でミニコンサートをいたします!

今回のミニ・コンサートでは、#左手のピアノ音楽 の今に焦点を当て、その魅力をお届けします。

いよいよ夏休みも終わりが近づいてきました。少し涼しくなった夕方の時間帯、ぜひ奈良へ、そしてリニューアルしたならまちセンターへお越しください。

#コンサート #ピアノ #左手ピアノ #奈良 #ならまちセンター

【イベント詳細】

日時:8月25日(日)17時〜
場所:ならまちセンター
入場無料
※ ぜひお友達やご家族をお誘いの上、お気軽にお越しください!

奈良市ならまちセンター
〒630-8362 奈良県奈良市東寺林町38番地
TEL.0742-27-1151/FAX.0742-27-1152

投稿日:2024年8月24日


夏休みは、過ぎ去った日々が懐かしく蘇る季節ですね。盆踊り、夏祭り、少年時代の思い出を鮮やかに彩る夏休みも終盤に近づいています。

#青春18きっぷ を手に、息子との夏旅もゴールを迎えました。旅の目的地の一つ、岐阜県 #八百津町 の「#杉原千畝記念館」。

極限の状況では、国や民族の枠を越えて、個々の人間性が際立ち、強調されるのでしょうか。世界情勢は日々変化していますが、千畝の輝きは、今もなお光を灯していました。

戦争に咲いた華でもある「#左手のピアノ音楽」を眺めながら、先人が後世に残そうとしたものを想います。

これから始まる #ワンハンドピアノフェスタ に、#左手のピアノ国際コンクール。なにを継承して、なにを発展させていくのか、その広がりを楽しみにしています。
8月最後の蕨市民音楽祭、9月からのワンハンドピアノフェスタ、また皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

投稿日:2024年8月21日


ワンハンドピアノフェスタ! を心待ちにしてくださっている皆様へ【追加募集のお知らせ】

東京大会、大阪大会に若干数ですが演奏枠に空きが出ました。

締め切りは過ぎてしまいましたが、もしかしたら…と迷っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ぜひこの機会にご検討ください。
皆様と一緒に音楽を分かち合う貴重な機会です心より楽しみにしております。
ご希望の方は、事務局にご連絡ください。

#ワンハンドピアノフェスタ #追加募集 #東京大会 #大阪大会

追記:
締め切り後の募集となりますので、ご希望に添えない場合もございます。あらかじめご了承ください。お問い合わせ多数の場合は、抽選とさせていただく場合がございます。皆様のご参加を心よりお待ちしております!

投稿日:2024年8月12日


新聞の連載コラム「命の響き」が本日よりスタートいたしました。#共同通信社 の配信により #全12回 、各地の新聞で掲載されます。ぜひお手に取ってご覧ください。
#智内威雄 #左手のピアニスト #命の響き #連載コラム
#埼玉新聞(埼玉県・木曜)
#愛媛新聞(愛媛県・火曜)
#下野新聞(栃木県・火曜)
#山梨日日新聞(山梨県・火曜)
#大分合同新聞(大分県・木曜)
#東奥日報(青森・火曜)
#長崎新聞(長崎県・月曜)
#日本海新聞(鳥取県・木曜)
その他

投稿日:2024年6月5日


宗次ホールの公演を無事に終えました。皆様のご来場に心より感謝申し上げます。

今回のコンサートでは、過去1年間に制作された楽曲が8曲も含まれるなど、左手ピアノ音楽の未来に向けた展望を考える貴重な時間となりました。

素晴らしい響きのホールと魅力的なスタインウェイのピアノにより、古典から現代まで幅広いプログラムをお楽しみいただけたことを大変嬉しく思います。

前回の公演から7年の歳月が経ちましたが、サイン会では久しぶりにお会いできた皆様との心温まるひとときを過ごしました。不安定な世界情勢やウィルスの脅威など、様々な困難に直面しました。それらを乗り越えて再び名古屋でコンサートを楽しむことができたことに感謝しています。

コンサートを主催してくださいました宗次ホールの皆さまにお礼申し上げます。 また、いつか皆様との再会を楽しみにしております。

投稿日:2024年4月2日


本日(3/24)14:30より、#箕面市立文化芸能劇場 大ホールにて「#北急延伸記念 みのお・#新駅開業の祭典」が開催されます。私もこの素晴らしいイベントに特命大使として演奏参加させていただきます。演奏時間は30分間と短いですが、箕面の子供たちの楽曲や鉄道に関連した曲などをお楽しみいただけます。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

箕面市立文化芸能劇場:大阪府箕面市船場東3丁目10−1
https://article.yahoo.co.jp/detail/73208539e45b5959f9e5eb726d1b1f24c0095823


(さらに…)

投稿日:2024年3月24日


#日本現代音楽協会 主催の10曲初演コンサートが無事に終了しました。ホールは温かい雰囲気に包まれ、おかげさまで素晴らしいコンサートになりました。

非常にクオリティの高い充実したプログラムでした。楽曲を提供してくださった10人の作曲家の皆様に厚くお礼申し上げます。

会場からは「名作揃いで驚き感動した」といった意見をいただきました。聴衆の皆様が、現代曲か古典曲かという枠にとらわれず、新たなクラシック音楽として純粋に楽しんでくださったこと、心より嬉しく思います。10人の作曲家が異なる角度から「ピアノ」の奥深さを示してくださり、左手のピアノ音楽の可能性を再認識しました。
(さらに…)

投稿日:2024年3月23日


3月21日(木)大阪府 #箕面市 で #日本現代音楽協会 と #全曲初演演奏会 を開催します。今年も様々な試みが続いていますが、その中でも大きなものになります。

協会に所属されている最前線で活躍される現代作曲家と、一般公募による作曲家が、多くの #左手ピアノ曲 を提供してくださいました。コンサートでは合計10曲の世界初演が行われます。

「こんな世界があったのか!」と驚くような音楽が多く演奏されます。新たな可能性の扉が開かれるような刺激に満ちた演奏会になると思います。世界初演というのは一度限りですので、是非ご参加ください。

(さらに…)

投稿日:2024年3月12日


名古屋の宗次ホールで、2024年3月30日(土)にソロリサイタルが開催されます。宗次ホールには響きに包み込まれるような心地よさがあり、そして演奏者の息つかいまで感じられるほどの近さも特徴だと思います。
前回のリサイタルは2017年に行われ、今回は少し間があきましたが、久しぶりの演奏会となります。数えてみると宗次ホールでのリサイタルはこれで8回目となります。
演目は子ども達が作曲した楽曲から、現代作曲家が作曲した楽曲まで、幅広いレパートリーを用意しています。様々な種類と時代の楽曲が演奏されます。その多様性も今回のプログラムの魅力になっています。詳細は追ってお知らせします。
春休みの朗らかな時期に開催されるこのリサイタルで、音楽の世界に触れる心豊かなひとときを共有できればと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
2024年3/30(土)14:00開演
左手のピアニスト 智内威雄リサイタル
宗次ホール
名古屋市中区栄4丁目5番14号
TEL:052-265-1715

https://munetsuguhall.com/performance/general/entry-3554.html?fbclid=IwAR2ICXaI_nNUpKrfoCyxQ61xmHmMkCwamhf4CfAkw0e9ngsg6d9YUWRovXk

投稿日:2024年2月7日


2月21日 初台の #東京オペラシティ リサイタルホールで #近藤浩平 さんの小個展があり、そこで演奏を担当します。演奏曲目は「海辺の祈り」「海辺の雪」「三段峡と八幡高原 」です。

彼の楽曲と出会ったのは東日本大震災のすぐ後のことで、左手演奏版の「#海辺の祈り 〜震災と原子炉の犠牲者への追悼〜」の演奏者を探していると友人から頼まれたことがきっかけでした。震災直後という特殊な状況でしたが、その楽曲にはまさに祈りに満ちた強烈なオーラがあり、その世界観を表現することで救われた思いがしました。この楽曲はシンプルでありながらも、その余白に響きを多く含む作りになっており、左手のピアノ演奏との相性がとても良いです。
(さらに…)

投稿日:2023年12月15日


「第9回 ワンハンドピアノフェスタ! in 東京』が開催されました。コロナ以降、もっとも多くの方が会に戻ってこられたこともあり、会場は喜びに満ちていました。そして開始時刻を大幅に前倒する必要がでてきたりと、活気あふれる会になりました。

ワンハンドピアノフェスタは、2013年に東京で開催したのが初回でしたので今年で10年という記念の会となりました。時の流れに驚くとともに、それだけの長さがあったことも皆で振り返りながら感じました。

その10年前から変わらず応援し続けてくださる方も多く、まさに「ファミリー」といった雰囲気が会場にはあります。ここに来ると「帰ってきた」と感じます。会場のそこかしこでも「あー、あの時の!」という何かを懐かしむ会話が聞こえてきました。年月の積み重ねを感じます。

そして今回から新しく演奏参加される方、聴講参加される方も多く、音楽への情熱の輪が広がっていることも再認識しました。 (さらに…)

投稿日:2023年11月26日


11月26日(日)11時(予定)から #愛媛県県民文化会館 メインホールにて、『#看取りから芸術へ』と題して、父・智内兄助との対談、私のピアノ演奏を行います。母の生前のライブ映像も流す予定があるようです。

#日本死の臨床研究会 は、緩和ケアに関連した団体が集まる大規模な学会であり、毎回持ち回りで各都市で行われています。今回は愛媛で行われます。大会には #山折哲雄 先生の講演会はじめとして、多くの素晴らしい講演が予定されています。文化芸術活動の活発な愛媛らしい大会になっています。 (さらに…)

投稿日:2023年11月3日


次の日曜日11月5日に京都でコンサートがあります。お近くの方はぜひお越しください。会場は #遠藤剛熈美術館 です。昨年 #KBS京都 制作のインタビュー番組「#比叡の光 – 左手のピアニスト」を収録した会場です。美術館建物、油絵が持つ重厚さと秋の深まりが良く馴染み、京都ならではの空間を生み出しています。

「智内威雄 「アフタヌーンコンサート~左手で奏でるピアノの響き~」
日時:11 月5 日(日)午後2:00 開演
会場:遠藤剛熈美術館(下京区猪熊通高辻下ル・阪急電車大宮駅より徒歩7 分)
料金:全席自由・税込 一般\3,000 /学生\2,000 で販売中
チケットの販売やお問い合わせについては、
フォレスト京都 事務局、電話080-3130-6137 までお問い合わせ下さい。

写真は先日 #KBS京都ラジオ の #妹尾和夫 さんの番組に出演した際のものです。
#妹尾和夫 #遠藤奈美
#智内威雄 #左手のピアニスト

コンサートへのリンク

投稿日:2023年11月1日


左手のピアニスト 智内威雄


活動方針・略歴

“苦難の歴史を乗り越えた芸術を、
開かれた未来のために”


 私にとって左手のピアノ楽曲は、まず新たな分野と出会った驚きであり、そして再びピアノを弾ける喜び、音楽を続けられる喜びでした。私は、音楽が持つ普遍的な芸術の力、その可能性を強く信じさせられました。

 その音楽芸術の力により、障害をもつ個人は勇気を得ることができると気づきました。このような個々の営みの蓄積が、いつか垣根のない社会の実現につながるのではないでしょうか。

 この私の願いは、歴史的な楽曲の再発見を通して養われました。数世紀にわたって書かれてきた左手のためのピアノ楽曲は、戦争などの厳しい状況下でも音楽を心の支えに生きたピアニスト達の歴史が刻まれており、そして優れた楽曲が数多く存在しています。しかしそれらの深い表現力を呼び起こす楽曲の多くは、再演される事無く、散逸した状況が続いていました。

 私は、歴史を再発見し、優れた価値が再び埋もれないようにするための努力が必要であると考えました。そして現代においては、片手のための音楽の価値を高め、人々と分かち合えるようにするための教育と普及の必要性をも感じました。

 そのために「左手のアーカイブ」プロジェクトと「ワンハンドピアノレッスン」というふたつの環境づくりの活動に取り組んでいます。

 皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。


左手のピアニスト・智内威雄(ちないたけお)

公式Facebook https://www.facebook.com/pianisttchinai

  

音楽活動について

Mission

 片手によるピアノ演奏を通して、音楽の喜びを次世代に伝えます。

Vision

 未来のピアニストの礎となる演奏を発信します。そして音楽の喜びを分かち合える発展的な環境を作ります。

Value

 忘れ去られてしまった音楽分野の再発見と復興が行われます。その独創的な表現により、多くの者に器楽を演奏する新たな喜びを与えられます。それらを普及させる環境作りを行うことで、より多くの者が垣根の無い音楽・楽器演奏の魅力を体験できます。

 

「左手のアーカイブ」プロジェクト(LHPM)

 
 「左手のアーカイブ」プロジェクトは、2010年、現在も左手のみによる演奏活動を続ける「左手のピアニスト」智内威雄が中心となり発足しました。
 その目的は、左手のためのピアノ作品という忘れ去られてしまった貴重な音楽作品の発掘・復興と、左手を主とする片手演奏の認知向上と普及振興にあります。
 以下の2点を主要な活動として位置づけています。

1)埋もれてしまった歴史的名曲の録音・映像の作品化
2)中級・上級者のための新曲・編曲など、委嘱作品を含む楽曲楽譜の作成


 1)において、演奏されなくなってしまった左手の楽曲を、智内威雄の演奏を中心として収録し、一般に入手しやすい形でパッケージ化します。演奏映像を定点でカメラに収めることで、片手演奏特有の指や体の使い方などの演奏法を学ぶことができるよう配慮しています。

 2)において、元来、上級者あるいは職業演奏家のために書かれた左手演奏用楽曲の世界に、様々なレベルを設定することで、より多くの演奏者がチャレンジできレベルアップしていくことができる環境を作ります。さまざまなキャリアを有する作曲者に新たな楽曲の作曲や編曲を委嘱し、現在進行形の音楽芸術としての復興を目指すとともに、作曲家と演奏家のネットワークを作ります。

 このように日々、プロジェクトメンバー間で密な連携をとりつつ地道な活動を継続している一方で、昨今は活動を支援してくださる一般の皆様との接点として、イベントの開催にも注力しています。

 現在「左手のアーカイブ」が主催するイベントとしては、「左手のアーカイブコンサート」と「ワンハンドピアノフェスタ!」の2つがあります。

 「左手のアーカイブコンサート」は、第一線で活動するピアニストによるライブ演奏を通して、左手演奏の魅力を知っていただくコンサートイベントであり、「左手のアーカイブ」の活動報告等メッセージをお伝えしつつ、支援者の皆様との交流を図る場として機能しています。

 「ワンハンドピアノフェスタ!」は、2013年より始めた、公開レッスン、発表会、講義を含む、いわゆるワークショップ形式の交流イベントです。ここでは左手のみならず、片手演奏に親しむ者同士の交流と、演奏発表の場を提供します。

 この優れた音楽分野を世に広く知らせると同時に、潜在的に相当数にのぼるといわれる右手にハンディキャップをもつ演奏家に、音楽を続けるひとつの道を示したい。智内威雄のこのような強い願いから始まった「左手のアーカイブ」プロジェクトは、さらに幅広い層の人々へ向けて、そして次の世代へとバトンを手渡すことを視野に入れた活動を展開しています。

Biography

 

▼ <1976-2001 東京〜ドイツ>

▼ 1976年生まれ。
7歳より東京音楽大学付属教室、東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏科コース、東京音楽大学ピアノ演奏科コース
大学在籍中にミラノにて研鑽を積む。在学中に小林出氏、前島園子氏、アニータポッリーニ氏、アダマウリ氏に師事。現在東京音楽大学の講師とし後進の育成にも尽力している。

▼ 1999年 11月に渡独
▼ 2000年 ドイツ・ハノーファー音楽大学に入学。E.S.ネックレベルク ( Einar Steen-Nøkleberg ) 教授に師事し研鑽を積む。
▼ 2000年 グリーグ国際コンクール入賞、マルサラ国際コンクール3位入賞。
▼ 2001年 局所性ジストニアが右手に発症し、大学を休学し付属医療機関にてアルテンミュッラー教授(Univ. Prof. Dr. med. Eckart Altenmüller)の元で治療、ベルリンにてロランブレー氏(Laurent Boullet)の元でリハビリを開始。

▼ <2002-2009 ドイツ〜大阪>

▼ 2002年 E.S.ネックレベルク教授のすすめにより、スクリャービンの前奏曲と夜想曲、バッハ・ブラームスのシャコンヌ等、左手の音楽世界と出会う。
▼ 2003年 左手のピアニストとして音楽活動を再開。左手だけで質の高い演奏を得る為に、本格的に奏法の研究を開始する。
▼ 2004年 初の左手のみのソロコンサートをドイツにて行う。
▼ 2005年 同大学の卒業試験にて、左手のみで行った室内楽で満場一致の最優秀成績を収める。
▼ 2006年 3月に広島交響楽団とラヴェルの「左手のための協奏曲」を共演し、観衆をはじめ共演指揮者、楽団員から絶賛される。
▼ 2006年 11月に盛岡で行ったコンサートをきっかけに日本でのソロ活動を本格的に開始する。
▼ 2007年 7月に関西テレビ制作のドキュメンタリー番組「心に響く命の音・左手のピアニスト・智内威雄」が放送される。
▼ 2008年 地域に根ざしたクラシック音楽活動を提唱し、兵庫・大阪を中心として朗読コンサートなどのサロンコンサートを積極的に行う。
▼ 2009年 演奏活動とともに左手楽曲の演奏資料作成、楽譜作成、演奏方法等をまとめる”左手のアーカイブ構想”に着手する。

▼ <2010- 「左手のアーカイブ」プロジェクト>
▼ 2010年 左手のためのピアノ音楽の発掘と普及を目的とした任意団体「左手のアーカイブ」プロジェクトを発足させる。映像アーカイブ事業の成果をwww.lefthandpianomusic.orgにて公開スタート。
▼ 2011年 4月兵庫芸術文化センターにてF.シュミットのピアノ五重奏の日本初演を行う。同プロジェクトの制作により2タイトルCDを頒布開始
▼ 2011年 9月「左手のアーカイブ」プロジェクトの日本語サイトを立ち上げる http://lefthandpianomusic.jp
▼ 2012年 片手演奏用の初級・中級の楽譜、計4冊を左手のアーカイブにて監修する。「左手のアーカイブコンサート」を宝塚ベガホールにて行う
▼ 2013年 片手演奏の世界初のワークショップ「ワンハンド・ピアノフェスタ!」を実施する。
▼ 2013年 左手の音楽のクオリティーの高さを示すために、両手のピアニストでありながら左手の楽曲を積極的に取り上げるゼッキーニ氏をゲストとして招聘し「左手のアーカイブコンサート」を行う。
▼ 2013年 NHK放送制作のドキュメンタリー番組、ETV特集「左手のピアニスト~もうひとつのピアノ・レッスン~」が放送される。
▼ 2014年 片手演奏の普及を促進するために、片手の演奏教育プロジェクト「ワンハンド・ピアノレッスン」を立ち上げる
▼ 2016年 国際的に片手演奏の魅力を発信するために、芸術振興事業の『「左手のアーカイブ」プロジェクト』、教育福祉事業の『ワンハンドピアノレッスン』の両部門を柱とし、『(一社)ワンハンドピアノミュージック』を立ち上げ、代表理事に就任する。著書『ピアノ、その左手の響き:歴史をつなぐピアニストの挑戦』が太郎次郎社により出版される。「第5回 神戸アート・アワード」大賞受賞。
▼ 2017年 これまでの左手のピアノ音楽の普及活動が認められ「第4回 Jasrac音楽文化賞受賞」を受賞。

▼ 2018年 世界初となる左手のピアノ国際コンクール「ウィトゲンシュタイン記念 左手のピアノ国際コンクール」のアマチュア部門とプロフェッショナル部門を大阪府箕面市で開催し、左手のピアノ音楽の社会化を進める。12月に、左手のピアノ国際コンクールに関連したドキュメンタリー番組『目撃!にっぽん「左手がつむぐ希望のメロディー」』がNHK松山により制作・放送される。
7月からNHKのラジオ講座『芸術その魅力 左手のピアノの世界~独自の芸術分野として』全13回を担当する。

▼ 2019年 1月に左手のピアノ国際コンクールのドキュメンタリー番組「私は左手のピアニスト~希望の響き 世界初のコンクール~」がNHK-BS1スペシャルにて放送される。その他にもNHKラジオ第1、NHK大阪、NHK松山、MBSがニュースで特集を放送する。

▼ 2020年 月刊誌『ムジカノーヴァ』2019年12月号~2021年4月号の連載「なんでピアノを弾くと疲れるの?左手のピアニストが見る正しい奏法」を担当する。NHK放送制作のインタビューに番組『「天上の響きに―左手のピアニスト・智内威雄」 – こころの時代』が放送される。

▼ 2021年 12月に第2回 ウィトゲンシュタイン記念 左手のピアノ国際コンクールを開催。同コンクールにて世界初になる作曲部門を主催する。

▼ 2022年 1月より神戸新聞「随想」をエッセーを連載する。音楽之友社より『左手のピアノ国際コンクール作曲部門 記念作品集』が発売される。ピアノ演奏法に関する書籍『スマート奏法 習得術』が音楽之友社にて出版される。8月にKBS京都制作のインタビュー番組『比叡の光 第2784回 左手のピアニスト』が放送される。