2008/12/13 埼玉 蕨福音自由教会

蕨市 蕨福音自由教会「クリスマスコンサート」
2008年12月13日(土) 18時半開場、19時開演



久しぶりに関東でのコンサートでした。今回は企画から担当の方、そして裏方のメンバーまでが、小さいときからお世話になっている人ばかりでした。よく考えたら埼玉で一般公開の演奏会を開いたことは無かったのですね。地元埼玉での初めての会となりました。このようなかたちで、お世話になった方々の元に戻ってこられて嬉しいです。有難うございました。
今回のコンサートはクリスマスが近かった事もあり、教会の光に包み込まれるような暖かさを感じました。雰囲気にゆったりと身を任せながら演奏をしました。前半には少し古典的な曲を、後半にはクリスマスを感じさせる曲を選曲してみました。
前日には前売りでチケットが完売してしまい、当日券が出せなかったようで、担当の方も随分と苦労されていたようでした。今回お入りいただけなかった方達には申し訳ありませんでしたが、2月には品川でコンサートをしますので、もしご都合が宜しければそちらの方でお会い出来れば幸いです。曲目は今回と少し変わりますが、ピアノはスタンウェイの一番大きなサイズ使用しますし、会場も少し大きくなり、また違った雰囲気での演奏会を楽しんでいただけるかと思います。
これからも応援の程よろしくお願いいたします。またお会いできる日を楽しみにしています。
2008年12月17日 智内威雄



会場の声(アンケートより)

●一曲目から魅了されました。素晴らしかったです。ぜひ再度コンサートを聴かせて下さい。今日来られなかった家族を連れて行きたいと思います。
●あまりにすばらしく感動しました。智内さんのお人柄の素晴らしさが、トークを通して伝わってきました。
●確かな技術と豊かな感性をもつピアニストだとしみじみ感じました。両手にはわからないであろう(左手の奏でる)力強く叙情的な音に感動しました。
●すばらしい! “2008/12/13 埼玉 蕨福音自由教会” の続きを読む

2008/11/16 芦屋セイドーサロン

芦屋 セイドーサロン
「3rd Concert in Ashiya 宝石のワルツ」
2008年11月16日(日) 午後1:30開場 2:00開演



三回目となるセイドーサロン・コンサート。ここで演奏をさせていただく度に、少しずつ変化している自分に気づかされます。また今回も様々な出会いがコンサートを通じてありました。皆様、演奏会に足をお運びいただき有難うございました。

当日の朝に雨が降り、湿気の為に少し響きが抑えられましたが、ピアノの配置や開け方などで工夫をしてみました。現代曲の飯田正紀氏のアクロポリスの丘にも合わせた調整でした。 司会にはサロンの母体でもあるセイドー外国語学院のアメリカ人講師トニーさん、驚いたことに生年月日が僕と全く同じ。不思議な縁を感じます。彼の流暢な日本語の挨拶の後、おもむろに「Ladies and gentlemen,please welcome Mr. Takeo Tchinai!!」一瞬ボクシング選手の入場シーンが頭をよぎりました。もうこちらも面白くて。セイドーサロンでしかない味わえない意外性のある幕開けとなりました。

次回のセイドーサロン・コンサートは3月15日(日)です。テーマはダンス!舞曲系の曲は好きなので、今から楽しみです。トニーさん、今度はどんな司会をしてくれるのでしょうか。乞うご期待!

2009年11月21日 智内威雄



会場の声(アンケートより)

●すばらしいコンサートでした。お人柄にも暖かさが感じられ好感をもちました。又、聴かせていただきます。左手でここまで力強く表現なさるエネルギーに圧倒されました。人間の計り知れない能力に期待が深まります。ますますの御活躍をいのります。70代女性

●制約があるのは必ずマイナスじゃないと納得しました。常時通奏低音が響いていて音が分厚く、普通のピアノソロとは随分と違う印象でオーケストラに近い効果があると思いました。智内さんの人柄も大変好ましく思います。60代男性 “2008/11/16 芦屋セイドーサロン” の続きを読む

2008/11/10 愛媛県立東予高等学校

愛媛県立東予高等学校「芸術鑑賞」
2008年11月10日(月)体育館コンサート


東予高校の学生の皆様、そして職員の皆様、この度は貴重な機会を有難うございました。

普段は音楽の授業が無いとのことで、体育館の片隅にポツンと置かれていたピアノでしたが、調律師さんが、素晴らしいステージにしようと一生懸命に調整してくれました。その思いにも支えられながら、ピアノはステージに昇り、皆様の前で思う存分に音楽を奏でてくれ、活躍してくれました。

日頃、クラシックのコンサートに行く事は少ないと思うのですが、こういった機会に音楽の良さを少しでも紹介出来ればと思いまして、今回は音楽会の楽しみ方に重点を置いて、説明と演奏をさせていただきました。

コンサートが終わった後、先生方に校舎を案内して頂いたのですが、ちょうどサッカー部や、ラグビー部の部活動が終わる時間だったようで、泥だらけのユニフォームでグランドから戻ってきた生徒さん達が、すれ違いざまに「アンコールの曲、良かったです」とか、「あの曲気に入りました」とか言ってくれました。とても嬉しかったです。またどこかでお会い出来る事を楽しみにしています。

2008年11月15日 智内威雄


会場の声(アンケートより)

●普通の生活では体験できない物に触れてとても新鮮な気分になり、演奏前に智内さんが右手が使えなくなった分違う世界を見ることが出来たという言葉に、驚いた反面、自分のたりない物を自分の個性にしたいと思いました。

●今回の公演とても良かったです。アベ・マリアが良くて、聞き入ってしまいました。右手を病気し日常生活意外は使えないのはかわいそうでした。僕も病気をし入院したけど大事に至らなくて良かったです。魔王もよくてやっぱり小さな頃からすごい練習だったんだろうと思います。これからも頑張って続けて下さい。

●ピアノ演奏とかよくわからないけど、今回のピアノの演奏を聞いて、僕はすごく心に響いたと思います。左手だけで弾いてすごいという気持ちもあるけど、他になんだかすごく大きな物を感じたという気持ちがありました。この演奏を聞けてすごく良かったと思いました。 “2008/11/10 愛媛県立東予高等学校” の続きを読む

2008/10/27 大阪 門真市民文化会館

大阪 門真市民文化会館
ルミエールホール
2008年10月27日(月) 午後2:00開演


この演奏会を最後に、一連の大阪でのコンサートが終わりました。全て思い出のある会となりました。最初の元幼稚園の教室を使っての子供のためのコンサート、ダンスホールのような会場でのコンサート、コミュニティーセンターでの地域コンサート、そして最後の門真でのこのコンサート。お陰様で、とても充実した日々を過ごさせていただきました。

今回のコンサートは、ケアーマネージャーさんたちをお客様としてお迎えした「癒し」がテーマのコンサートでした。会場では少しでも心地よい時間を共有出来ればと思い、選曲をさせていただきました。質問コーナーでは沢山の質問を有難うございました。

この一連のコンサートでもずいぶんと勉強することがありました。やはり聴衆の皆様から教えられる事は沢山あり、今回も皆様に育てて頂いたような気がします。そしてまたその育てられた演奏を持ってどこかで共有し育てられ、色々な方々の思いが音楽に詰まって行くようにも思えます。

またお会い出来ることを楽しみにしております。

2008年11月3日 智内威雄


会場の声(アンケートより)

●本当に本当に有難う御座います。コンサートに参加させて頂き本当に本当に感謝です。ぜひー、又宜しくお願いいたします。心からこの時間 感謝感謝です。左手だけの演奏会は初めて参加しましたが想像以上の力強さや繊細さが表現できるものだと感じました。「脱力」の大切さも分かったきがします。

●癒されました。音楽、ピアノ演奏は、手だけでするものではないと感じました。自然の風を感じるすばらしい演奏。人の生き方を受容する仕事に大変学習となりました。やさしさと力強さを充分に感じることが出来ました。参加出来て良かったと思っております。

●今日の演奏を聞かせてもらって(素晴らしい)一本の手で二本以上の表現ができることを知りました。それとこんなにリラックスして体に力が抜けた状態で名曲を弾く姿を見たのも始めてです。生きる力を学ばせてもらいました。本当にすばらしいコンサートでした。心に響きました。 “2008/10/27 大阪 門真市民文化会館” の続きを読む

2008/10/17 松山市 坂の上の雲ミュージアム

2008年10月17日(金)午後7時開演
松山市 坂の上の雲ミュージアム「1000人のメッセージ展」
音でつづる小説「坂の上の雲」(共演:坊ちゃん劇場の役者さん)


今回は渡辺哲さん、阿部佐和子さん、村田恵さんら坊ちゃん劇場の俳優陣を迎えて、彼らの語りと共に司馬遼太郎さんの世界を会場の皆様と共鳴共有しあう試みをさせていただきました。

松山の坂の上の雲ミュージアムでのナイトコンサート「1000人のメッセージ展」の一環としてのこのコンサート、ミュージアムのテーマともなっている明治時代を体感できるようなものにしたく、司馬遼太郎さんの作品「坂の上の雲」のキーとなる文章を抜き出して、それらの間を音楽で膨らまし、また次の文章へとつなげていくという形式にしました。

不思議なもので、音楽には時間で計れないような表現があるようです。今回は三分ぐらいの曲を文章の間に挟み込み場面を展開させていきましたが、その短い時間の音楽でも膨らんでいくのがわかりました。

そして俳優陣の思いのこもった語りで、物語の骨格がしっかりと組み上がり、とても充実した全体像が描けたように思えます。出演していた僕たちも、何かを発見したような驚きがいくつもありました。 今後ともこのような試みを続けていきたいと思います。

松山大学のミューズの会やミュージアムの方々をはじめとしたスタッフにこの場を借りてお礼を申し上げます。有難うございました。

2008年10月23日 智内威雄


会場の声(アンケートより)

●ピアノの演奏だけだけでなく、朗読と一組になることにより、イメージしやすく、音楽を楽しめた。迫力もあり、なめらかで、とても左手1本とは思えなかった。

●左手のみでの素晴らしい演奏、感動しました。いろいろな人たちに生きる勇気を与えることが出来ると思います。これからも頑張って下さい。

●実はピアノコンサートを聴くのは初めてでしたが、とても心地よく楽しませて頂きました。有難うございます。左手であれほどの演奏ができるというのは本当に素晴らしいです。これからも私達を楽しませて下さい。

●左手だけの演奏とは思えない力強く繊細で格調高く、とてもすばらしいです。智内さんのファンになりました。至福のゆったりした素晴らしいひと時でした。すばらしい企画をありがとうございました。 “2008/10/17 松山市 坂の上の雲ミュージアム” の続きを読む

2008/10/13 宝塚市立末成小学校

宝塚市立末成小学校「地域コンサート」
2008年10月13日(月・祝)午後2時開演


今回の宝塚の”地域コンサート”は末成小学校の体育館での演奏会でした。 このようなコンサートは、ホールコンサートとはまた違った楽しみがあります。

体育館で弾いていると、昔まだ小学生だったころの記憶が蘇ります。掃除の後に、仲間にリクエストされてピアノを演奏、そして伴奏をして皆で歌ったり騒いだりしていた事を思い出します。

恐らくこのコンサートに来られた方も、なにかしらよく似た思い出をお持ちと思います。現役の小学生、そして元小学生が一同に末成小学校に集い、ピアノを聴いている。そしてそこで僕はピアニストとしてコンサートをしている。 なんだか不思議な気分にもなりますが、逆にただただ楽しくてピアノを弾いていたあの時代の記憶が蘇ってきます。

なんだかんだ言っても今の私もただ楽しくて弾いているというのだな、と再認識します。音楽ってやっぱりいいものですね。

2008年10月19日 智内威雄


会場の声(アンケートより)

●私は82才になりますが洋間に眠っていた娘の遺品のピアノで3 年前から80の手習いでクラシックならぬ趣味の会のカラオケで練習しています。先生の左手だけで鍵盤一杯の力強い演奏に深い感銘を受けました。どうも有り難うございました。コードなど難しいですが、今日は先生を見て足もピアノに利用できるのだと発見しました。80代男性

●力強い音色をきき、ときには元気に、ときには心地よく幸せな時間をすごすことができました。又聴く機会があればと思います。60代女性

●本当にすばらしい演奏ありがとうございました。多くの人にこのような立派な演奏がきいていただきたく思います。60代女性

●左手だけの演奏なのにとても素敵で感動しました。10代女性

●とってもとってもすばらしかったです。ありがとうございました。30代女性

●すばらしかったです。

●小さな子供達の多い中、叙情的な選曲をして頂いたので、めったにきく事の出来ない曲をきけて子供達も真剣にきいていて私もとても楽しめるコンサートでした。ありがとうございました。30代女性

●沢山の感動をありがとう 係の方にはご苦労さまでした。身体の丈夫さに感謝。60代女性

●今日は雑用を忘れて楽しくすごさせていただきました。今後もこのような会を続けていただければと思います。60代女性

●とてもよかった 60代女性

●素晴らしい演奏ありがとうございました。50代女性

●今日はすばらしい演奏を本当にありがとうございました。今後のご活躍をお祈りいたします。70代女性

●妹に誘われて本当に良い時間を持つことが出来とても感謝です。左で弾いていること忘れて聞いていました。本当にありがとうございます。どうぞこれからも良い楽しい時間をお願いいたします。60代女性

●大変良いコンサートを久々にきかせていただき有難うございました。70代女性

●大変感動しました。60代女性

●末成小体育館でのコンサート、すぐ近所の施設に入所している母が拝聴し、少し痴呆もありますが熱心に聴いていました。痴呆の人にもクラシック音楽は脳に刺激を与えて脳の活性化になるといわれていますし このような場所で音楽活動をぜひ続けていただきたいと思っております。60代女性

●とても心地良い演奏でした。ありがとうございました。親指は特にメロディラインだと思いますが、とても力がいるんだろうなあと指さばきをみさせて頂きました。映像も一緒に見れたのでよかったです。私の子供たちもピアノを習っているのですが、故障やスランプに入ったとき、先生のお母様のようにいいアドバイスができたらなあと思っています。40代女性

●実に素晴らしいの一言につきます。左手だけとは思えない演奏!光、森、鳥、風でしたか、ずっとイメージしながら心から楽しみました。本当に本当にありがとう。これからもがんばって下さい。60代女性

2008/09/23 神戸ギャラリー島田

神戸 ギャラリー島田
2008年9月23日(火曜・祝日)午後7時開演
詩人・井野口慧子とのコラボレーション 「~音と言葉~」
島田ギャラリーHPブログ関連記事(毎日新聞)


今回は、前半に詩人・井野口慧子さんをゲストにお迎えしての詩の朗読とのコラボレーション「音と言葉」、後半はピアノソロ「左手の音楽」という2部構成といたしました。

詩と音楽というとり合わせは、昔からよく行われていたと思いますが、2つの別の世界が「間」を通して繋がっていく、そういったコラボレーションが出来たらと思いまして、今回のように交互に語りと演奏がくる形式といたしました。詩の余韻をそのまま音楽の世界へと引き継ぎ、かたちを変えながら思いを膨らましていくという試みでもありました。その「間」には、虫の音や、皆様から発せられる空気といったものが聞こえてきます。その全てがそこでミックスされて音へと受け継がれていきました。

秋の気配に包まれたギャラリー島田のモダンな建物、そのコンクリートの合間から聞こえてくる虫の音、壁面に掛けられた絵画、そして素敵な詩の朗読。僕自身もその空間に酔いしれ、演奏をさせていただきました。秋分の日らしく、何か遠い世界へ思いを馳せる事が出来る素晴らしい一日であったようにも思えました。

今後ともコンサートを通して、音楽の多様性などにも目を向けつつ、皆様と音楽の持つ素晴らしい世界を少しでも共有できましたらと思います。またお会い出来ることを楽しみにしています。

2008年9月28日 智内威雄


会場の声(アンケートより)

●なんて楽しそうにピアノを奏されるのでしょうか。音楽の持つ力をまた実感しました。落ち込んでいた日々ですが、ワクワクして軽やかな心になりました。感謝します!50代女性

●言葉と音楽が響き合って澄んだ世界の拡がりを感じました。絵画がさらなるふくらみを持たせてくれて美味しいごちそうをいただいた様な幸せな時間を過ごすことが出来ました。60代女性

●片手だけの演奏とは思えないほど豊かな情感に溢れた演奏でした。「別れの曲」が特に素晴らしかったです。70代女性

●智内さんのピアノを初めて聴きましたが左手のみで弾かれているとは思えない素晴らしい音に感激しました。体全体に響く音を受け止めて、この余韻を終わったあとも少しでも長く残したくて・・いまはどなたとも話したくない想いです。70代女性

●力強い音色、エネルギッシュな演奏に感動いたしました。私も脳梗塞で左の足が不自由ですが、今日は元気をいただきました。智内さんの笑顔も素敵でした。 60代女性

●とてもよかったです。同じ右手が不自由ですが勇気をもらいました。有り難うございました。30代女性

●左手だけでピアノを弾く男の子を知っています。初めて彼と会ったときはすばらしいと思いました。今日新聞で智内さんのことを知りましたが、ぜひ聞いてみたいと思いました。一番後ろで手元は全然見えませんでしたが、力強い方の動きで手元を想像することが出来ました。改めてやる気の在力を感じました。男の子のはげみになればとも思います。50代女性

●深く迫力のある演奏有り難うございました。音楽の無限の可能性を知りました。

●詩とのコラボレーション、初めて聴かせていただきましたが、すっかり陶酔してしまいました。魂に強く響きました。シュールホフの「組曲」も初めて聴かせていただきましたが、魂の奥からこみ上げてくる感動に揺さぶられました。本当に心洗われました。エネルギーをいただきました。30代女性

●用意していただいた席の近くに、左手のピアニストである少年がいました。彼は智内さんの演奏に目を輝かせて聴き入り指を弾いていました。心からいいなあと思う一時でした。雅楽の独特の「間」にも通じるような、聴いていて穏やかになれるところに魅力を感じました。井野口さんとのコラボレーションについて流産した子供のことを思い出して聴かせていただきました。心の込められた言葉と音楽は美しいです。30代女性

●心がぽっかりと周りの絵の空に散歩にでかけるような、空間と時間でした。井野口さんの鯨の赤ん坊や風の詩と智内さんの力強くもせつないピアノの音も、絵の空が晴天でなくて嬉しいです。二度と立ち会えないコラボレーションをありがとう。60代女性

●心が洗われるような気持ちにさせらるピアノの音色に酔いしれました。詩の内容にピッタリの選曲でした。絵もギャラリーの雰囲気もとても良かったです。全てが異次元の空間にいるような感じでした。40代女性

●とても左手だけでの演奏とは思えないです。特に”ジプシーの女”や”別れの曲”などは感動いたしました。素晴らしい演奏でした。ありがとうございました。70代女性

●ずっと直接聞いてみたいと思っていたので念願叶って良かったです。左手だけの演奏なのに両手に負けないぐらい聴いててイメージが広がったのが感動しました。20代女性

●初めて聴かせていただいたのですが 両手より曲のイメージがわきやすかったです。それに詩が加わり、深く曲が心にしみたと思います。ありがとうございました。20代女性

●力強いタッチと音と音のつながりに、後ろ姿しか見えなかったのですが、両手以上の奏者のすごさを感じました。明るさと笑顔の相乗効果にマジックの空気を味わわせていただきました。アップライトのピアノなんのそのその素晴らしい重量感のある音色に有意義な休日になりました。益々のご活躍を心よりお祈り致します。ありがとうございました。70代女性

●久々に心安まるいい時間を過ごさせていただきました。60代男性

●心楽しく聴かせていただきました。またホールで聴かせていただくのを楽しみにしております。初めて聴かせていただく曲ばかりなので良かったです。特にアンコールの曲がきれいでした。40代女性

2008/06/06 大阪 金光玉水会館ホール

2008/06/06(金)
大阪 金光玉水会館ホール
「渾身の大阪初リサイタル!」


今 回は、初めての大阪でのソロコンサートでした。今回のテーマは「左手の音楽」。左手演奏の歴史にスポットをあてて選曲しました。左手のピアノ曲にはとても 素晴らしい作品が多くあります。それらが作曲された、もしくは編曲されたのには様々な経緯があるのですが、結果として5本の指をベースに音を出し演奏する という、他の楽器では当たり前なスタイルとなりました。

アンケートなどで「片手演奏と両手演奏の違いとは?」という質問を多く頂きます。両手演奏との違いは、ピアノを始めたばかりの頃の学習方法を見ると分り易 いかもしれません。まずは片手で一つのメロディを弾きピアノに慣れることから始めます。それから左右別々の声部を同時に弾く両手演奏を学習していきます。 この作業は一つのパートに集中する事なく、左右全体を遠くから眺めるようにすると上手くいきます。上級者にとってもこの冷静な構築技術は大切です。逆に左 手の演奏では、絵筆を持つのと同じく片手のみが使用されます。どこか一筆書きにも似た真心でとらえるバランス感や、線の勢いなども曲を構成する上で大変重 要とされます。しかし心のブレの様なものまでハッキリと音として出てしまう難しさもあります。両手演奏の外面的なバランス、片手演奏の内面的なバランス、 それぞれ違いはありますが、両方ともピアノという優れた楽器の上で成り立つ演奏芸術です。

今回は日本ピアノサービスのご厚意により、ヴィンテージ・スタンウェイを使用させて頂きました。このピアノは最近の楽器には見られない強い個性を持ってい ます。その主張あるピアノだからこそ描ける世界が存在しています。様々な分野でも言えることかもしれませんが、個性が強くあるものとは一歩間違えると水と 油、しかし息があったときには想像もできないような世界を描き出してくれるように思えます。今回はこの素晴らしいピアノとの共演で、演奏をしながらも様々 な発見のある楽しい時間となりました。

今後ともコンサートで様々な試みをし、クラシック音楽の深さや多様性の一端でも表現出来ればと思います。これからも応援の程よろしくお願いいたします。またお会いできる日を楽しみにしています。

2008年6月11日 智内威雄


会場の声(アンケートより)

●魂からの音の響き感心に強く響きました。強さと繊細さを強く感じました。心が洗われました。 30代女性

●吉松隆のタピオラ幻景素晴らしかったです。演奏活動が更に展開しますように。60代男性

●とても左手だけで弾いている様には思えませんでした。私はスクリャービンの夜想曲が一番気に入りました。50代女性

●鍵盤の左から右へと5本の指の神のような音色をありがとうございました。陰の努力をしみじみ感じ入りました。60代女性

●床からすごく響きが伝わってきて心地良いひと時かつ感動的なひと時でした。40代女性

●智内さんの今回で4回目です。前半はロマンスが心に残りました。「お星さま」かわいい曲ですね。七色のこんぺいとうを連想します。ピアノの事も少し聞かせて頂きましたが想像していたより華やかだったように思いました。 50代女性

●甲東教会に初めて演奏聴きました。それより今回は3回目です。めきめき上達され、不思議と引き込まれます。常々の努力の珠玉と思います。どうぞこれからも大変でしょうががんばってください。60代女性

●左手のピアニストとお聞きししていますが、手許が見えないところでお聴きし、どうやったらこのような音楽を奏でることが出来るのかしらと思うほどの音楽でした。今回聴かせて頂き本当に良かったです。50代女性

●素晴らしい!迫力ある愛情に満ち溢れた演奏にすい込まれてしまいました。一層のご活躍を期待します。50代女性

●学園前ホールでお聴きして今回で2回目です。曲の最初から最後までの集中力と精神力にびっくりしました。私もピアニスト目指してがんばります。 10代女性

●「左手の・・・」とありますが、左手のみの演奏とは考えられない力を感じます。正しいかどうか分かりませんがバッハの無伴奏パルティータを聴いているようでした。つまり音が線としてではなく面(立体的な)であると言う意味です。60代男性

●力強いエネルギッシュな演奏と同時に澄んだ音色が耳に響きました。タピオラでは光と森のざわめき、水面が波立つイメージが伝わってきました。40代女性

●今回の第一部は初めて聴く曲ばかりでワクワクしながら聴きました。「エレジー」が大好きです。スタインウェイのピアノが思いの他軽い音色でびっくり。ピアノの音色の響きに包まれ、心地良い時間を過ごせました。40代女性

●響き渡る音と共に感動を与えて頂きありがとうございました。両手で弾かれているような力強さにびっくりしました。生きる力を与えていただきました。女性

●どの曲も素晴らしかったです。私自身も指の機能を失いスクリャービンから始めましたが、今日の中でタピオラが最高でした。スタインウェイ、良くうたっていました。ありがとうございました。

●実を言うと僕はコンサートに来るのは初めてでした。初コンサートが今日のようなものだったので、もう言葉に表せないほどの素晴らしさや感動を与えてもら いました。本当に来て良かったです。僕もピアノをやっていますが、僕の両手で弾くのと、智内さんの左手で弾くのを比べて恥ずかしくなりました。16歳男性

●こぼれ落ちてくるようなキラキラした音色を聴かせて頂き、心までキラキラしてくるようでした。子供にも聴かせたいです。30代女性

●智内サンのピアノは力強く左手だけで弾いているとは思えません。魂を揺さぶられます。40代女性

●ひとつのテーマと共にプログラムが構成されているのは面白いですね。ロマンスが特に素敵でした。これからもがんばってください。30代女性

●音がどんどん広がって行く。鍵盤からこぼれ落ちる光、水、風が心に響きました。40代女性

●智内さんの選曲、智内さんの主張を感じました。ピアノは思いを伝える媒体のように感じました。最後のアヴェ・マリアも普段より力強い曲に聴こえました。 50代女性
●スクリャービンが良かったです。カッチーニのアヴェ・マリアが聴けてよかったです。60代女性
●若さと力強さが溢れる素晴らしい演奏でした。ありがとうございました。50代女性

●グリーグとスクリャービンが特に美しい音で素晴らしかったです。吉松さんの曲は表現が多様で幻想的な感じがしました。トークも良かったです。40代女性

●難しい曲を左手だけで弾けてすごいと思いました。これからもがんばってください。10歳女性

●感動しました。左手だけの演奏だと言う事をすっかり忘れて聴き入ってしまうほど智内さんの音楽に深く惹き込まれました。硬質で力強くも優しさを感じる音でした。中でもタピオラは色鮮やかに眩しい幻景が浮かび、素晴らしかったです。15歳女性

●今日のコンサートを聴いて、私の心の中で森の木々のせせらぎ、自然のイメージが聴こえて来ました。感動しました。40代男性

2008/03/21 広島 ゲバントホール

広島 ゲバントホール
2008年3月21日(金) 午後6:00開場、午後6:30開演


広島という場所は僕にとり特別な意味をもつ場所です。
左手の演奏を開始した2004年、そこから左手一本での演奏の全てを一から研究し組みなおしました。そうしていくうちに左手の演奏世界が両手演奏とは別の 世界を持っている事を感じるようになり、それを世に知らせたいという思いが募りました。そして2005年の広島「どんな(両手の)ピアニストより壮大な音 楽の世界を描き出して見せる」と挑んだ日本演奏家連盟のオーディション。その後に広島交響楽団とラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲を演奏した事、これが 演奏家としての出発地点となりました。それから人の輪がどんどんと広がり、今では関西を中心に演奏活動をさせて頂けるようになって参りました。今回は初め ての広島市内でのソロコンサートとなりました。左手の音楽の世界には秀逸ながら演奏される機会の少ない名曲が多数あります。今後もそういった作品を含め、 左手の演奏世界を紹介していければと思います。
智内威雄



会場の声(アンケートより)

●「演奏とは聞く人の時の流れを変える行為」先日読んだ本に書いてありました。今日は本当にその通り、音楽の世界にひき込まれてしまいました。

●日頃クラシックと縁のない生活をしておりますが、来て見るとやはりライブはすごい。すごい迫力と繊細なメロディーに心洗われました。感動しました。

●神の手だと感じました。素晴らしい大きな喜びをもらいました。ありがとうございました。

●智内さんの左手の演奏は力強く生命の輝きに満ち満ちています。天上からの七色に輝く崇高な響きに魅了されると同時に、拝聴している私も心身共に元気になれました。心の琴線に響く素晴らしい演奏を本当にありがとうございました。

●第2部の詩の朗読とのコラボレーション、特に最初の詩と曲は絶妙の組み合わせでした。

●詩に音楽の風景が加わって胸にジーンときました。

●初めて聴くようなピアノの音でした。爽やかな笑顔も心に沁みました。

●音でこんなに色々なことを表せるのは本当にすごいと思いました。これからも沢山の方々に音を届けてください。私もがんばります。

●豊かな音と迫力のある演奏に引き込まれました。詩とのコラボレーションも素晴らしく感動いたしました。励まされた気持ちです。未来を信じようと思いました。感謝です。

●力強い音と美しい指さばきでピアノに不案内の私も感銘を受けました。人のなせる業に無限の可能性を感じました。

●全く妥協のない素晴らしい演奏を聴かせていただきました。

2008/02/29 宝塚 大林寺

宝塚 大林寺
2008年2月29日(日)午前11:00開演
チケット問い合わせ先:*チケット完売致しました
宝塚ふぁみりぃ劇場 079-787-062、


大林寺でのコンサートは「春をよぶコンサート」というタイトルを元に選曲させていただきました。当日は春を感じさせる陽気で、僕自身もそんな柔らかな空気に身を任せるようなのんびりとした気分のコンサートになりました。昔から音楽を演奏しながら、そこに流れる季節のようなものを音で捉え共有できたらなと思っていました。そんな春のひと時を皆様とゆったりと過ごせた事はとても有意義で、改めて音楽の可能性を感じました。来年の1月には宝塚ファミリー劇場の方々のお力を借りて宝塚でコンサートをさせて頂きます。またその時も、今回のような音を通して心を共有できる時間が持てたら幸せです。その時にまた皆様とお会い出来ます事を楽しみにしております。

2008年3月18日 智内威雄



会場の声(アンケートより)

●普通のコンサートと違い、おしゃべりも沢山あって、クラシックコンサートに慣れない私も飽きることなく最後まで楽しめました。智内さんのお人柄が表れた演奏で、なごやかな心地良い時間が過ごせました。(40代 女性)

●今までに4回演奏を聴かせて頂きましたが、今回は春のテーマにふさわしい優しいコンサートで楽しかったです。爽やかなコンサートでした。(50代 女性)

●ピアノの才能と共にビジュアル的な美しさにも恵まれた方でした。加えて楽天的で前向き、素直なお人柄。それら全てのハーモニーが極上のひと時をプレゼントしてくれたように思います。

●「春を呼ぶコンサート」にふさわしい、心地良い暖かさにつつまれたひと時でした。参加された皆様の表情にもそれを感じることが出来ました。私は同じ週に2回も聴くという贅沢な中で、ひとつの曲の持つイメージの違いにびっくりしました。それは智内さん自身もまた1回ごとに曲に対する思いが違っているということなのでしょうか。次はどんな思いを込めて演奏されるのかとても楽しみです。(50代 女性 主催関係の方)

●西宮芸術文化センター、セイドー、大林寺と聴かせて頂きましたが、同じ曲でも場所により随分とイメージが変わりますね。各曲の作曲者の思い入れも少し垣間見たような…。(40代 女性)

●目の前で生の演奏を聴くことが出来てとても贅沢なひと時を過ごすことが出来ました。目を閉じれば春の情景が浮かんでくるような、心が豊かになるコンサートでした。(50代 女性)

●クラシックに疎い私は、智内さんのお話を伺ってから聞く曲はイメージを膨らませることが出来てとても良かったです。(40代 女性)

●バイオリン、ハープ、トランペット…様々な楽器がありますけれど、ピアノは脳と心に深く響く音色だなあとつくづく感じました。智内さんのお人柄にもトークにもすっかり惚れ込んで大ファンになりました。最前列で見せて頂き、神々しい左手の動きに感動しました。(30代 女性)