2011/06/09 福島県福島テルサFTホール

●福島県:福島テルサFTホールHP
2011年6月9日(木)19時開演 福島県福島市連


今日は、おやこ劇場にエントリーして初めての依頼公演となりました。それが福島であった事に感謝しています。そして今回が、震災復興の特別なイベントではなく、以前から組まれていた通常のコンサートとして皆様にお会いできた事も嬉しかったです。

以前から、舞台を鑑賞し親子で語り合うきっかけを作るという素晴らしい活動をされていたと思います。今回が震災後初めての集まりであったとも聞いています。大変な苦労を乗り越えながら、こうして例会を再会されたのではないでしょうか。皆様の想いが詰まった会に、演奏を通して参加させていただき光栄です。今回をきっかけに、おやこ劇場・舞台でも様々なチャレンジをしていきたく思います。またいつかお会い出来る日を楽しみにしています。

智内威雄(2011年6月9日)


【会場の声】2011/06/09福島テルサFTホール(福島市子ども劇場連絡会)

---以下、子どもたちからの声

●すごいいやされました。またききたいです。小4

●左の手で弾けるのがすごかったです。

●すごかったです。16歳

●右手が動かなくなって、精神的に落ち込んだと思うけれど、よくたちなおれたなぁーと驚いた。中3

●すばらしかった。中3

●本当に素晴しい演奏をありがとうございました。18歳

●左手の動きがすごかった。中3

●目をとじて聴いていると、左手だけで弾いていると思えなかった。中1

●左手の楽曲があるというという事自体を知りませんでした。私は右利きなので、細かい演奏や力強い音などすごいと思いました。寝てしまったらどうしようかと思いましたが、聴き入ってしまいました。あっという間の1時間でした。

---以下、大人の方からの声

●今回の例会で初めて左手だけで弾くピアノを聴きました。左手だけというので制限があると思っていました。しかし実際には音も多彩で目を閉じていると片手で弾いているとは思えませんでした。迫力もあって聴き終えた後は何とも言えないスカッとした爽快感がありました。

●演奏を聴いて最初に感じたものは「宇宙」でした。指と鍵盤の間で一つ一つの音が無限に広がり、何とも言えない空間を作り出しているような感じがしました。丁寧な音の作り方と大胆で思い切りのよい演奏に思わず引き込まれてしまいました。本当にとてもステキなコンサートでした。病気が原因で左手だけで演奏されるまでには、多くの苦悩もおありだったのではないかとか、どのようにして乗り越えられたのかなと想像しました。私は、震災を通して、また自分なりにピアノを弾いてみようと思い、最近久しぶりに自分のために楽譜を買い求めました。そのようなこともあり、コンサートを楽しみに出かけて行きました。コンサート後、CDにサインをいただきながら、パワーをいただきたくて、「左手で握手をしてください」とお願いしました。そして、握手をしてくださりながら「ピアノを弾くことは楽しいですね、楽しいでしょう。」と仰ってくださった言葉が力強く、とても印象的で、大きな勇気をいただいた思いがしました。ピアノという媒体と、楽曲と演奏者の内面が織り成す音楽の世界のすばらしさを感じさせていただいたコンサートでした。ありがとうございました。

●鍵盤をなでると素晴しい音があふれるというイメージでした。人柄も素敵そうな智内さんでした。がんばってね。

●スクリーンに映し出された左手のなめらかな動きに目がくぎつけでした。また、そこから奏でられる一曲、一曲がす~っと心にまっすぐ入ってきて、とても心地よかったです。左手だけでメロディと伴奏の両方を弾いていたわけですが、聴いていて違和感なく表現のすばらしさ、技術の高さを観て、聴いて、触れることができました。一曲の長さも長すぎず、いろいろな曲を聴かせてもらえて良かったです。

●小学校6年生の息子と参加させて頂きました。片手で弾いているとは思えないとてもダイナミックな演奏に感動しました。

●左手の楽曲が100年もの歴史があることや、智内さんの活動(広める活動)など、初めて知ることができた。演奏及びトークから智内さんの素敵な人柄がにじみ出てて、出会えたことに感謝です。プロジェクターで見ることにより左手だけで弾くことのすごさを感じると共に、反面、目で見ていると左手としての音としか感じないが目をつぶることで両手で弾いているように感じられ、イメージの世界もふくらみ視覚から入ってくる感覚を実感した。

●初めて高学年例会を体験しました。低学年例会とはまたひとあじ違った大人の雰囲気でとても贅沢なひとときでした。左手のみで右手の領域まで奏でられるなんて想像していませんでした!目をつぶって聴いたら両手で演奏しているのではと思いました。最初から最後まで音色はもちろん、スライドに映った指の動きに目が離せませんでした。皆さんに感動と夢と勇気を与えてらっしゃって素晴しい方だなと感じました。

●ピアノの音があんなに響くなんて驚いた。音が強すぎた感じがする。もっとやさしい音色も聞きたかった。右手があそこまで回復するには、かなり努力しているからだと思った。

●1曲ずつがわりと短く、途中、休憩もあったので、のり入れ初の4年生にとってもあきる事なく、聴く事ができて良かったと思う。小4の娘は「すてきで、心に響いた~!!」と言っていました。シンプルなので、とてもストレートに心に響いて癒されました。障がいは個性になる!という言葉がとても心に残りました。お人柄が演奏に表現されているようでした。

●音色がとても新鮮で流れるような感じでした。高学年は初めて参加しましたが、始まりもすぐ入り、さすが高学年と思いました。

●予想を超える迫力でした。左手の(指の)動きがすごかった。両手の何倍もの努力をしていることが伺える演奏でした。左手だけ(片手だけ)の演奏に100年もの歴史があると聞いてびっくり。様々な工夫と曲作りへの想いがあることもはじめて分かりました。劇場の例会ならではのすばらしい出会いでした。