2011/12/22 兵庫県 宝塚ベガホール

●兵庫県 宝塚ベガホール
2011年12月22日
18:30開演(18:00開場)

※全席完売致しました。

2011/06/04 愛媛県松山市 大黒座

●愛媛県松山市 伊予久谷里山劇場 大黒座

2011年6月4日(土)午後7時開演〜8時30分
「ホタルとピアノとせせらぎの調べ」
問い合わせ:坂本公民館☎089-963-0994 (月~金の午前8時30分~午後5時)
愛媛県松山市久谷町54番地地図
※駐車場有り

コンサート紹介文より:”左手のピアニストとして知られる智内威雄さんが、大正12年築の酒蔵を改築したホールで、心和む魂の調べを奏でます。ホール前の小川ではホタルがチラホラ……。自然と音楽が共鳴する芸術世界へ。”

主催:松山市坂本公民館
共催:NPO法人地域共創研究所NORA、智内威雄を育てる会、NPO法人石鎚もりの学校
後援:大黒座運営委員会 大黒座コーラス


産経新聞:ホタル鑑賞コンサート 松山、鎮守の杜で
2011.6.7 02:17
 鎮守の杜(もり)でホタルの光とコンサートを楽しむイベント「奥久谷ほたるの夕べ」が5日、松山市久谷町の葛掛(かづらがけ)五社神社で行われ、家族連れなどでにぎわった。

 12回目となる今年は境内にグランドピアノを設置、“左手のピアニスト”で知られる大阪府在住の智内威雄(ちないたけお)さん(34)が、シューベルトのアヴェ・マリアなどのクラシック音楽を演奏。うっそうとした杜の闇に蛍の光とピアノの調べが解け合い、幻想的な雰囲気を醸し出した。

 参道では地元住民が屋台を並べ、イカやアユのくし焼きなどを威勢良く販売。家族4人で今治市から訪れた40代の会社員は「自然と音楽が共鳴するコンサートに、今年もすっかり酔いました」と満足そうだった。

2011/04/30 徳島県相生森林美術館

●徳島・相生森林美術館

2011年4月30日(土)午後5時15分頃開演
「相生森林美術館ミュージアムコンサート 左手のピアニスト 智内威雄」
お問い合わせ先>>HP ※当日は春の企画展として「ミロ版画展」を開催予定です。


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<演奏者の声>

今回は、徳島での初めての演奏会となりました。

淡路島から徳島へと入りました。会場の相生は自然に囲まれ、心が軽くなるような心地よい風に包まれています。森に伝わる平家落人伝説や、京言葉の名残、そして太龍寺と空海など、この地域の歴史の深さを感じます。夜に浮かぶ美術館の杉木の巨大なオブジェやバックに広がる大自然が印象的でした。

沢山の方に足をお運び頂き、会場も満席となり立ち見が出るほどでした。
皆様からの温かなお心遣いに心より御礼申し上げます。
また徳島に戻れることを楽しみにしています。

智内威雄(2011年5月1日)


<会場の声>

●ピアノコンサートは初めてだったのですが、すごい迫力で感動しました。そして、鳥肌って本当に立つものなんだ!ってびっくりしました。ピアノが生きてるみたいで、智内さんって魔法使いだわ!と、うっとりと聴かせていただきました。とても素晴らしい演奏をありがとうございました。ぜひまた徳島にいらしてください。女性

●両手でひいているみたいだった。7歳女の子

●智内さんのことをラジオ放送で知り、是非是非演奏をお聴きしたいと強く願っておりましたが、こんなに早く願いが叶って本当にうれしいです。左手だけでこんなに素晴らしいピアノ演奏ができることに驚きです。美しい調べの数々が心にしみました。特に”ひまわり”懐かしく一番好きな映画でありテーマ曲です。こんな形で聴かせていただけることは感無量です。智内さんのフランクで穏やかなお人柄がステキです。これからも活動に関心を持っていきたいと思います。良い企画をありがとうございました。3時間かけてやってきた甲斐がありました。心豊かな気持ちで帰りたいと思います。60代女性

●音楽には少し関心があり、車で来られる範囲なので都合がつけば是非来場したいと思います。企画展の企画中でコンサートを開催され、個展も見られたのが良かったです。60代男性

●大変よかった!40代男性

●子どもがピアノを習っています。大人にもよかったです。元気がでました。30代女性

●左手だけとは思えない力強く、又繊細なすばらしい演奏で感動しました。お若いので(?)音に力がこもっていたと感じました。今後の御活躍をお祈りしています。60代女性

●とても素敵でした。ありがとうございました。また機会があれば演奏を聞きたいと思います。40代女性

●とても片手だけで演奏しているとは思えないすばらしい演奏でした。右手だけしか使えない人も同様に演奏するのでしょうか?片手だけで弾くのは両手で弾くよりむずかしいのでしょうか?片手だけで弾く苦労話や逆におもしろさ、有利さもあれば、そんな話も聞きたい。60代男性

●感動しました。10代女性

●音色がきれいでした。又、力強かった。60代女性


徳島新聞記事2011/5/1 14:34
”豊かな音色150人が堪能・左手のピアニスト・智内さん演奏会”

筋肉が収縮して動かなくなるなどの症状が出る神経疾患「ジストニア」のため、「左手のピアニスト」として活動する智内威雄(ちないたけお)さん(34)=大阪府=のコンサートが30日、那賀町横石の相生森林美術館であり、県内外から訪れた約150人が豊かな音の響きを味わった。

 智内さんは、シューベルトの「アヴェマリア」やバッハの「シャコンヌ」など17曲を披露。左手だけで弾いているとは思えない、流れるような演奏に、会場から大きな拍手が起こっていた。

 家族3人で訪れた英崇夫さん(67)=徳島市南常三島町3=は「技術と感性が素晴らしい。左手だけとは思えないほど表現が豊かだ」と話した。

 
【写真説明】左手だけで演奏する智内さんのコンサート=那賀町の相生森林美術館


2011/04/24 岩手県盛岡市民文化ホール

●岩手県盛岡市民文化ホール小ホール
「ジョイント・ピアノリサイタル vol.2」
2011月04月24日
開場:18:00、開演:18:30、終演:20:30
主催 : ユビノワ


<演奏者の声>


今回で三回目となる盛岡のコンサートに出演させていただきました。足をお運びいただき有り難うございました。当日は満員となりステージ上にも補助椅子が並ぶほどでした。

第一回目の盛岡コンサート(2006年)は、私にとり重要なターニングポ イントとなりました。2003年からドイツで左手演奏を試行錯誤し、 よう やく2006年・盛岡にて求める音を出す事ができました。そしてそのコン サートの次の日に広島・関西へ行き、阪神淡路大震災のメモリアルコンサー トへと結びつき、関西での本格的な演奏活動をスタートするきっかけとなり ました。

そして第二回、第三回、共演の一戸香織さんの成長と共に様々な出会いを頂 いたコンサートでした。今回の第三回目は、開催前に彼女のお父様が突然お 亡くなりになるという不幸がおき、そして先月は東北大震災が起きてしまい、大変なご苦労を乗り越えてのコンサート開催であったと思います。スタッフの皆様には心よりお礼申し上げます。

2006年の第一回が私にとり大きな一歩となったのと同じく、今回201 1年の第三回は彼女にとり貴重な一歩になったように思えました。心に迫るとても素晴らしい演奏に感動しました。 そして会場にお集まり いただきました皆様にとりましては、震災後から中止自粛が続く中、久しぶりに足をお運び頂いた音楽コンサートであったのではないで しょう か。

演奏後も「久しぶりに心を癒された・ほぐされた」というコメントを多く頂 きました。皆様が心に疲れを溜め込まれていた事に改めて気付かされました。ご家族親戚の不幸であったり、被災地でのボランティア活動の疲れで あったり、日常とは全くかけ離れた生活を送られていた方も多く来られてい ました。今回の演奏で皆様の心を少しでも癒すことが出来たとするならば、我々にとり この上な い喜びです。皆様のお言葉がとても嬉しかったです。

また盛岡で演奏を通してお会い出来ることを楽しみにしています。 ここ岩手に音楽が溢れる幸せな生活が戻ってくる事をお祈りしています。

智内威雄(2011/04/25)

2011/04/08 毎日新聞阪神版

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東日本大震災:「被災ピアノ」祈り込め 左手のピアニスト、復興の思い一つ /兵庫

 ◇芸術文化センター
 阪神大震災を乗り越えたピアノを使った演奏会が7日、震災からの復興シンボルとして建てられた県立芸術文化センター(西宮市)で開かれた。東日本大震災の被災者は無料招待され、約300人の観客が復興への祈りを込めた音色に耳を傾けた。

 演奏会は、神経系の病気で左手だけの演奏活動をしているピアニスト、智内威雄(ちないたけお)さん(34)=大阪府箕面市=が主催。95年の阪神大震災の時、神戸市東灘区のピアノ工房で“被災”したグランドピアノとともにステージに立った。智内さんは冒頭、ミサ曲の「アベ・マリア」を弾き、会場は静かな鎮魂の祈りに包まれた。その後、バイオリニストらとともに、シュミットのピアノ五重奏などを披露した。

 街頭で募金活動をしているという大阪府交野市の小学6年、有元湧音(ゆね)君(11)は「僕も家でピアノを習っているけれど、被災した人たちは生活もままならないと思う。少しでも役に立ちたい」と話した。演奏会の収益は、震災の義援金として送られる。【矢島弓枝】

〔阪神版〕
毎日新聞 2011年4月8日 地方版