2010/06/20 東京ホームコンサート

●東京 ホームコンサート
2010年06月20日(日)13:40開場、14:00開演
会場:メゾン・ド・ノアージュ(澤口邸)
お問い合わせ 090-8559-0884 (澤口)
チケット:3000円(お茶付)
住所:世田谷区上祖師谷5-21-10
地図:Google Map
アクセス:■京王線「千川駅」(新宿から約20分 快速・各駅停車)下車、徒歩10分。または■小田急線「成城学園駅」(新宿から急行で13分)北口3番のバス停より10分「若葉町」下車徒歩3分(一つ手前が若葉町2丁目なのでご注意を)

2010/07/17 名古屋宗次ホール

●名古屋市 宗次ホール
「左手のピアニスト・智内威雄”心に響く命の音”」
2010年7月17日(土)17:30開場18:00開演
宗次ホールチケットセンター 052-265-1718 発売中
全席自由席 一般:3000円、友の会:2500円 ハーフ60:1800円


【演奏者より】
コンサートに足をお運びいただき有り難うございました。

演奏を通して名古屋に戻って来られた事がとても嬉しいです。宗次ホール・コンサートも2回目となりました。しかしこのホールの素晴らしい響きには驚かされます。一言で言うならば「ヨーロッパの教会の響き」でしょうか。恐らくピアノ以外にも室内楽などの弦楽器がとても美しく響くのではないかと思われます。当日は晴天にも恵まれ、響きが更に広がるような気持ちよさがありました。ホールも楽器などと言われますが、それを実感させられコンサートでした。

今回のプログラムは少しJazzの影響を感じられる物を選ばせていただきました。この曲目選びというのは演奏家にとっては至福の時です。今後も引き続き左手の作品を紹介すると共に、その無名とも言える楽曲に様々な角度から光を当て、本来持つ魅力を感じて頂けるような舞台も作っていきたく思います。皆様と素敵なコンサートを創造出来るよう精進して参ります。舞台のアイディアなど、ご意見も常時募集しております。今後とも応援の程、よろしくお願いいたします。

智内威雄


【会場アンケートより】

●静かな泉に、次々とうまれる波紋がくっきり見えた気がします。左手だけの限られた音だから創り出せる世界に浸る事が出来ました。有り難う。またここで会いましょう。40代男性

●楽器の演奏どころか楽譜も満足に読めない私にとって「左手の・・」という冠の付いた本日のリサイタルで演奏される智内さんの奇跡がどれ程スゴイ事なのか、恐らく理解出来ないと思います。ただ、今日はそんなイリュージョンを観に来たわけではなく、プログラムのラインナップに純粋に興味を持ったからであり、演奏そのものを聴いてみたいと思ったからです。ただ、左手という点について私が感心を持つとすれば、右脳がつかさどる分野。芸術脳の右脳がどんな表現を聴かせてくれるかという興味。そして、左手というピアノの上では本来低音パートであったり、リズムパートであったり、音楽の土台となる部分。右手のレトリックを使用せず、いかにして音楽を表現するのか。まだ公演前ですが楽しみにしています。>>>>>>そのまま提出して帰るつもりでしたが泣けた。感動してしまった。なんて地に足のついた響きなんだろう。腹に響くというか、また胸を打たれました。一つ一つのフレーズがハッキリしている。迷いのない台詞のようで心地よい。私はサティのジムノペティのようなポツポツ語るピアノが好きなので、智内さんのピアノに好感が持てました。まるで弦楽器のような音楽にも。肉声に近い音色。飾らない真摯な音楽。素晴らしいです。また来て下さい。40代男性

●素晴らしい演奏会で、堪能いたしました。オペラアリアも聴いてみたいです。どうぞお体を大切にして、いつまでも私たちを楽しませて下さい。70代女性

●素晴らしい演奏でした。特に「レフトダンシーズ」、左手が踊るような動き、軽快な曲で楽しめました。30代男性

●良かったです。良い時間を過ごす事が出来ました。50代男性

●前回のランチタイムコンサートが素晴らしかったので、今回も聴きに来ました。前回と違ってジャズ?な感じのシュールホフとベリ・クヤラがとても楽しかったです。でも一番の目当ては吉松さんの曲でした。前回のモーツァルティーナ?がとても好きだったので楽しみにしていたのですが、タピオラ幻景は意外激しい部分もありちょっと予想外でしたが、自然の力強さを感じました。そして最後にモーツァルティーナが聞けて良かったです!今度はゴーシュ舞曲集を是非!!シャコンヌも聞きたいです。プレアデス舞曲集の左手版はないんでしょうか?

●私は、音楽に興味を持ち、独学で音楽理論などを勉強しています。今日、智内威雄さんのピアノ演奏を聴いていて感情を込める事が肝心である事を感じました。とても感動しました。有り難うございました。10代男性

●障害にめげず気迫溢れる演奏に感銘を受けました。私自身もこれからの人生を頑張ろうという気持ちになりました。頑張ってください。30代女性

●迫力ある綺麗なピアノ演奏でした。お話も上手で、また次回も聞きたいと思います。せっかちなところが良かった。50代女性

●サンサーンスと光のヴィネットが好きだった。響きとか音とか綺麗だった。これからも頑張ってください。10代女性

●はじめて聴かせて頂きました。はじめは片手の演奏というのがどういう表現なのかという興味でしたが、演奏そのものに引きつけられました。両手によるピアノ楽曲より、ストレートで音がトルネードの様にホールを駆け巡っていくような気がしました。素晴らしかったです。欲を言えばピアノの調律の問題で(マイクがハウリングを起こすような)キーンという残響音が残念でした。今後さらなるご活躍を願います。P.S.激しい曲の飛ぶような技巧も凄かった。最後のような静かな曲は一音一音が素晴らしく心に響きました。50代女性

●初めて演奏を聴かせて頂きました。一音一音が心地よく、特に低音の厚みのある響きが素敵でした。とても暖かい演奏、演奏会でした。初めて聴く曲が多かったので、解説があったのも良かったです。個人的な事ですが、私もジストニアに近い症状と診断されています。一時はバイエルも弾けないぐらい酷かったです。左手の曲は手に入りにくく、弾きたい曲を見つけるのが大変ですが、今日は楽しかったです。また機会がありましたら、シャコンヌを聴いてみたいです。ご活躍をお祈りしております。30代女性

●初めて参加させて頂きました。片手での演奏とは思えない音域と演奏法にただただ驚いています。今後も出来るだけ参加させていただきたいと思います。70代女性。

2010/05/24 高槻市立総合市民交流センター

大阪府高槻市立総合市民交流センター
第9回ちえの輪倶楽部総会 特別対談 「片手のピアノ」から学ぶもの
2010年05月24日(月)


<アンケートより>
●同じ会場で同じピアノで何人かの演奏会を聴きましたが、どなたとも違う力強い凛とした音色だなあと思いました。片方という、やはりバランスの難しい体の使い方だろうと思いましたが、お話でも筋肉の使い方など脱力の大切さをお聴きして納得しました。左手の中にあるメロディーを聴く事で音楽が本当に豊かになる事を実感する幸せな時間でした。有り難うございました。40代 女性

●5月24日お話と素晴らしい演奏を聴かせていただき、有り難うございました。とても左手だけで演奏されているとは思えないピアノの響きでびっくりしました。左手の為の曲をもっと聴きたい、知りたいと思いました。左手でしかない響きがあるように感じます。智内さんの演奏を聴いて北村智恵先生の「音楽とは自分自身を語る物、そして人を慰め励まし、希望や幸福感を与える物です」という言葉が心にしみました。どうぞ智内さんにしかつくれない音楽を多くの人に聴かせて下さい。左手の役割や弾きながら力を抜くという脱力の話はとても興味を持って聞きました。もっと詳しく聞きたいです。40代 女性

●とても音がきれいでした。普段聴くことが出来ない曲が聴けて良かったです。吉松隆の曲は自分も弾いてみたいと思いました。素敵な演奏を有り難うございました。30代 女性

●私は智内先生がおっしゃった「人にはそれぞれ役割があり、出来る事を探して行くことから色々な事が生まれてくる」という言葉にとても励まされました。どうぞ左手のための多くの作品をこれからも演奏し続けていって下さい。機会がありましたら、是非聴かせて頂きたいと思っています 女性

●深く深く染みいる演奏でした。暖かくやさしい音色には懐かしさと安心感を。力強く厳しい音色には強い意志と明白な活力をもらい、心が震えました。智内さんの誠実でちょっとシャイなお人柄も、とても素敵!!吉松隆さんの曲、いいですね。青く切ない日々を思い出して胸がキュンとしました。智内さんの自分の出来る事をごく自然体でされている生き様に私も頑張ろうと勇気づけられました。本当に有り難うございました。40代 女性

●本日は素晴らしい演奏と暖かい人柄あふれるトークで心安らぐ至福の一時を過ごさせて頂きました。どうも有り難うございました。智内さんがジストニア発症から左手だけの演奏をされるに至るまでを、さらりとお話されましたが、その年月にはさぞかし心の葛藤、挫折がおありだったろうと察します。しかし、その経験を見事に演奏、そして生き方、人間性に反映されていらっしゃる事、関心いたしました。智恵先生の「右手で弾こうが左手弾こうが両手で弾こうが初めに音楽ありき」そして智内さんの「出来ないことを出来るようにするのではなく、今できる事を出来る範囲で今する」の言葉に感銘を受け、勇気と元気を頂きました。智内さん、これからも楽譜の発掘、演奏活動に智内さんらしく活動なさってください。40代 女性

●あっという間に時間がたったように思えます。智内さんの事は今回の対談で初めて知ったのですが、曲目も普段耳にする機会がないものばかりでしたが、もう少し聴いていたかったです。ご本人にお伝えしたのですが、是非吉松隆さんの曲で是非CDを制作していただきたいです40代 女性

●先日は素敵な演奏、お話を有り難うございました。私達の質問にも一つ一つ丁寧にお答え下さり、最後までお付き合い頂くなど、先生のお人柄が垣間みられたような気がします。本当に浅い考えでお恥ずかしい限りですが、左手の演奏・・・上手く表現できませんがバッハの左手版というか、目を閉じて聴いた時に両手で演奏しているようにメロディーやいろんなパートを美しく弾く・・・。お聴きし、家に帰ってからもDVDを何回も見ているうちに、左手(左手だからこその)音楽が、左手の音楽の世界が私の中で広がりました。感動です!そして指が超絶技巧の動きなのに手のひら、腕の動きがとても美しいのです。楽な体の使い方が美しい音に結びつくのですね。智恵先生との対談の中で「出来ないことを探すのではなく、できる事を探す」「弱点は個性」とても心に響きました。有り難うございました。50代 女性

●とても素敵な演奏を有り難うございました。音の響き、音色がとても美しく、心地よく聴かせて頂きました。左手だけの生演奏を聴くのは初めてでしたが、予想以上の豊かな味わいでした。左手だけだと音が少なくて物足りなくなる感じる曲もあるのでは・・・?と思っていましたが、そんな感じは全く無く、むしろいらない音は一つも無いという研ぎ澄まされた感じがしました。左手だけであんなに豊かな音楽が奏でられるなんて、とても素晴らしいと思いました。ジストニアが発症した頃は色々と心の葛藤があったことと思いますが、今はそれを自分の個性として捉えられていらっしゃるという智内さんはステキでした。又、トークもお上手でとても輝いておられました。左手の初歩からのテキストなど是非つくって頂きたいです。又、私は右手をよく痛めるので、相談にのっていただきたいです。今後の益々のご活躍を期待しています。50代 女性

●「となりの人間国宝さん」を拝見して、ずっと生の演奏を聴きたいと思っていましたので、実現し、感激しました。音色が多彩で各声部が色分けされていて横の流れが分かるので、とても心地よく音の世界に引き込まれていきました。また、どの曲かは忘れましたが、ペダリングにハットさせられました。凄く残響があるので、次の音を前の音の音質で弾くと、私だったらきっと濁してしまうだろうに、それなのに程よい混ざり具合。どうして・・・・?という感じでした。全曲、今まで聴いた事のない曲でしたが、飽きる事がなく、もっと聴いてみたい演奏でした。至福の時を有り難うございます。50代 女性

●今日は素敵な演奏を有り難うございました。力強い音、繊細な音、目を閉じてお聴きしたら、すごく色彩が浮かんできて、音楽が生き生きと奏でられていました。ピアノを教える者の一人として、感動を頂き増し亜t。ますますのご活躍をお祈りしています。40代 女性

●とても気さくなお人柄で、楽しいコンサートでした。吉松隆さんの曲は大好きで、とても美しい音で心地良かったです。スクリャービンの前奏曲も初めて聴きますが、いい曲で印象に残っています。私達聴衆者と笑顔でお話されて、気さくにされていらっしゃるところが何より素晴らしいと思いました。これからも益々ご活躍される事を祈っています。40代 女性

2010/04/24 夙川学院短期大学

夙川学院短期大学
「フェスティバルホールのスタンウェイコンサート」
2010/04/24(土)午後3時開場、午後3時半開演

会場の声(アンケートより)

●素敵な時間をいただきました。最初のサンサーンスが流れた時、もう涙がでそうになり・・・。あとは音の世界に引き込まれ、あっという間でした。忙しい日常やストレスを全部忘れてただの”自分”に戻って音楽が楽しめ本当に幸せでした。又、聴きに行きます。40代女性

●演奏を聴いているうちに智内さんが左手のピアニストである事は忘れていました。本当に感動いたしました。智内さんの思いが伝わってくる演奏でした。ありがとうございます。50代女性 “2010/04/24 夙川学院短期大学” の続きを読む

2010/04/18 西宮市ガーデンズ

西宮ガーデンズ NHKカルチャーセンター
「ひびく生命の音~左手のピアニストによるミニコンサート~」
2010年04月18日(日) 13:30~15:00



今回は西宮北口の駅前にあります西宮ガーデンズ5FのNHKカルチャーセンター内でレクチャーコンサートをさせて頂きます。
過去に頂きましたアンケートでも人気がありました吉松隆さんの「タピオラ幻景」を選ばせていただきます。それと左手の音楽が発展した第二次世界大戦に関わりのある作曲家、シュールホフの「組曲」などを中心に、左手の音楽の歴史を説明しながら演奏させていただきます。
ゆったりした会場でヤマハのグランドピアノを使い、左手音楽の名曲を演奏。左手音楽の歴史を演奏とトークでお楽しみいただけれえばと思います。
智内威雄



会場の声(アンケートより)

●心に響くとはこのことだと感じました。両手で弾くよりも味わい深い音で驚きました。よい機会、そしてよい出会いができてよかったです。20代女性

●実は私自身もジスとニアを患っているピアニストです。以来左手のピアノという音楽に出会い、今も勉強しておりますが、利き手でない手だけで演奏することに、まだ必死という状況です。そんな中、智内さんの演奏をこんなに間近で聞くことが出来、またその温かい音色に胸が熱くなりました。そして勇気も与えて頂きました。本当に嬉しかったです。私もこれから前向きに頑張っていきたいです。また演奏会を楽しみにしています。本日は大変素晴らしい演奏を聴かせて頂きありがとうございました!!20代女性

●CDをきいた時も思いましたが、左手で主旋律と伴奏を一度に弾いても聴いていると全く自然な事に驚きました。今までピアノは美しいメロディを奏でる楽器だと思っていましたが、風景を表現することも出来る楽器でもあるのだと知りました。30代女性

●ピアノは両手で弾くものだという常識をやぶって片手で迫力ある演奏を聴かせていただきました。ありがとう!!60代女性 “2010/04/18 西宮市ガーデンズ” の続きを読む

2010/03/14 箕面市 アーデンステューディオ

箕面市 アーデンステューディオ HP>>
「お昼の小さなコンサート」
2010年03月14日(日)13:30開場、14:00開演(限定30席)

今回は箕面市での初めてのコンサートとなります。小さいサロンですが、天井が高く響きが良いため、聞き疲れのしないサウンドが特徴で、アットホームな空間となっています。名機ベーゼンドルファーを使用させていだきます。僕はフルコンサートよりも、少し小型のベーゼンドルファーがとても好きです。その暖かくも高貴な音がどのような響きを作り出してくれるのか今から楽しみです。今回は30席限定となります。すぐ裏手に美味しいパンのレストランがあったり、カフェがあったりと散策しても楽しい場所です。どうぞ皆様もお気軽に足をお運び下さいませ。


会場の声(アンケートより)

●初めて伺いました。とても素敵な一日となり、ありがとうございました。たくさんの曲の中、スクリャービンが一番耳にグッときました。今後も聞くことができるでしょう。楽しみにしております。30代女性

●今日は素敵なピアノを聴かせて頂きありがとうございました。一番良かったのはスクリャービンです。魂がこもった演奏で、スクリャービンの思いが伝わってきた感じがしました。アンコールの二曲目ももう一度聞きたいと思いました。また智内さんの演奏をここ牧落でしていただけると嬉しいです。50代女性

●左手だけで演奏されたのでしょうか?お手元が見えなかったので信じられない程でした。曲の間のMCも楽しく、イメージをふくらませて拝聴することができました。40代女性

●とても真っすぐに心に入ってくる音楽だと思いました!強く、ロマンティックで暖かでした・とても良かった!古い映画音楽なども聞いてみたいです。手が見たかったです。今度は手が見えるところに行きたいですと思います。40代女性 “2010/03/14 箕面市 アーデンステューディオ” の続きを読む